ｰ福太郎の部屋ｰ

悠「福ちゃんは何かこれがちょっと楽しい変な癖とかってある?」

福太郎「んー……トイレットペーパーの芯かな」

悠「トイレットペーパーの神?」

クロ「トイレの神様みたいなことになってんぞ」

悠「ついにこういう微細なボケにも突っこめるようになったか」

福太郎「おめでとう」

悠「おめでとう」

クロ「うっせーよ!続けろよ!」

悠「っで、芯て?」

福太郎「紙が無くなったあとの芯を溜めに溜めていっき捨てるんが楽しい」

クロ「そういや……やたら溜めてから捨ててるな」

お仙『そんな意味があったんだナ』

福太郎「意味いうかただの無精っていうてもええんやけどね」

悠「そういうの嫌いじゃないよ」

福太郎「どーも」

悠「クロは?」

クロ「あ?」

悠「変な趣味とかない?」

クロ「私だけ何か言い方が違うくないか?」

悠「質問を質問で返さない」

クロ「拳で返事してやろうか…」

悠「よくされる。その会話法」

メリー「会話法じゃないけどね…」

悠「すっきーはセクハラされることで……」

すっきー『いってねーっす!!』

悠「とくに尻を揉まれたり耳を舐められるのが好きって言ってる気がする。」

すっきー『全然ひとこともいってないっすーーー!』

福太郎「聞こえない相手への新手のセクハラやな」

クロ「性質が悪すぎる。」

悠「んふっ」

クロ「笑い方がウザキモイ」

悠「ごく最近、同じことを友人に言われた。笑い方じゃなくってウザキモイって」

クロ「万人がそう思ってるんだよ」

福太郎「俺はそんなことないで」

悠「子宮がきゅんってなって」

クロ「ねぇだろ」

悠「片割れの」

福太郎「どういう感じで感覚がリンクしっとるん?」

悠「まぁ、半分は冗談。半分の半分は虚言なんだけどね。」

福太郎「……25％くらいはホンマやと」

クロ「細かすぎてわけわかんねぇんだよ!」

悠「メリたんの変な趣味は?」

メリー「どこから否定していったらいいのか分かんない」

福太郎「変なではないけど癖やったら知っとるよ」

悠「ほほう」

メリー「えっ、なに?」

福太郎「音楽に集中しだしたら……踊りだす」

悠「あら、かわいい。」

メリー「うそ!」

クロ「踊ってるな」

すっきー『踊ってるっすね。』

お仙『踊ってるゾ』

メリー「き、気がつかなかった」

福太郎「気がついてなかったんやね。」

メリー「うぅー///」

お仙『ところで、なんで私には聞かなイ?』

悠「風呂だろ」

お仙『正解!』

福太郎「既に予想がついとったんゃね。」