ｰ福太郎の部屋ｰ

福太郎「今日は成人の日やね」

ラム「そうね」

福太郎「ラムさんもやっぱり振袖とか着たいん?」

ラム「まぁ、そうね」

お仙『七五三?』

ラム「お前は今、私を怒らせた」

クロ「気持はわかるけどな」

ラム「どーいう意味よ」

福太郎「チマっとしとる的な」

ラム「虫かなんかみたいな言い方するんじゃないわよ!」

クロ「ミニマム」

すっきー『えーと、お子様的な』

ラム「今のところ小馬鹿にしてる意見しか出てないわね。」

福太郎「ほんならもうストレートに……どう見てもロリ」

ラム「ふんっ!」
ガスッ!
福太郎「痛い」

ラム「誰がロリだコラァ!」

お仙『そんな無茶ナ。どう控え目にいってもお嬢ちゃン』

ラム「ふんっ!」
ガスッ!
お仙『いーたーイ』

メリー「でも、可愛いよ?」

ラム「私に対しての可愛いって言葉に若干悪意を感じてるのよ最近」

福太郎「そこまで過敏にならんでも」

ラム「私を取り巻く環境が悪い」

福太郎「せやけど、ナイスバディのお色気ムンムンお姉さんってはいえんですって」

ラム「極端すぎるのよ!間を取りなさい間を!」

すっきー『間を取ってもよくて小学高学年じゃないっすか?』

ラム「隙間から二度と出れなくしてやろうか…」
スッ

すっきー『ひぃぃ!』

福太郎「まぁまぁ我が家では福が破ける系のお札以外の札は禁止なんでしもうてください。」

ラム「なによその超限定的なのは」

福太郎「んー、男のロマンかな。服が破けるんわ」

クロ「真顔で何いってるんだお前」

お仙『男のロマンを語っているんダ。私もよくわかル』

クロ「お前は女だろ」

お仙『そんな私の女だなんテ』

クロ「ダラッシャア!」
ズガッ!
お仙『いーたーイ』

ラム「はぁぁぁ……」

福太郎「んっ、まぁそう落ち込まんと。10年したら勝ち組ですって」

ラム「ロリババァ枠なんてマニアックなポジションで勝ちたくないわよ」

福太郎「安達祐実と思えば」

ラム「それは女優でしょうが!」

福太郎「んー……目指してみたらどうです?」

ラム「もう、意味が分からない」

メリー「ラムさん女優目指すの?すごい!」

ラム「目指さない!」

福太郎「アイドル?」

ラム「もう一発殴るわよ」

福太郎「ごめんなさい」

クロ「殴られるのは嫌なんだな」

福太郎「痛いんは駄目」