第七夜『福太郎の不思議な日常』
ー回転寿司屋ー
福太郎「最近の寿司屋はタッチパネル方式なんやね」
悠「大声で叫んだり注文ミスがなくていいよな」
クロ「そこまで叫ばないだろ」
悠「いやいや、隣の客の声をかき消すように叫ぶよ」
クロ「嫌な客だな」
福太郎「なに頼む?」
悠「カッパ巻き10皿」
クロ「なんでだよ!」
悠「あ、皆の分もいるよな」
クロ「今のお前のだけで10皿かよ!」
悠「好きなんですよ……キュウリ」
福太郎「んっ、ほんなら10皿いっとくな」
悠「サンキュー!」
クロ「マジでいくのかよ」
悠「キュウリのシリッとした食感と青臭さがたまらん」
福太郎「クロは何にする?」
悠「ツナとハンバーグとコーンだろ」
クロ「唯一の魚がツナしかないってなんだよ」
悠「好きだろ?」
クロ「ガキじゃねーんだから魚食わせろよ」
福太郎「俺もコーン好きやわ」
悠「もなずく」
クロ「だから、ガキか!」
悠「あぁ。たまごも欲しいんだな」
クロ「魚を食わせろっての!」
悠「ちなみに福ちゃんは何頼んだ?」
福太郎「茶碗蒸し」
クロ「アレかお前ら寿司嫌いだろ」
悠「好きだよ」
福太郎「ベスト5に入るレベルですきやで」
悠「ちなみに一番は?」
福太郎「タコ焼き」
悠「関西人、いえーい」
福太郎「いえーい、関西人」
クロ「なんなんだお前ら」
悠「人間!」
クロ「マグロとエンガワと……あと、酒」
悠「僕もお酒ー!」
福太郎「俺はビールかな。あとは……タコのから揚げ」
悠「タコ」
ビクッ
クロ「なんでビクッたんだよ」
悠「いや、タコなぁ…。」
福太郎「どないしたん?」
悠「いや、毎晩食卓に一品はタコ料理が並ぶんだけど……最近うちの冷蔵庫にタコがあったことないんだよな。あと……なんかクラフトがよく台所出入りしてる…」
福太郎「世にも奇妙な物語」
クロ「やめろよ」
悠「触手…」
クロ「やめろっーの!」
福太郎「せやけど、なんでタコ焼きでは反応せーへんかったん?」
悠「言われてみたらそうだな」
クロ「お前大して気にしてないだろ」
悠「タコと思って食べたらタコなんだよ!」
クロ「だったらわざわざその話しすんなよ!」
悠「今更だけどおれついてきてよかったのか?」
福太郎「んっ、悠が居ったらクロ元気やし」
クロ「元気じゃねーよ!」
福太郎「んっ、フライドポテト頼む?」
悠「歯とか入ってないなら」
クロ「ホントにやめろお前」
福太郎「最近の寿司屋はタッチパネル方式なんやね」
悠「大声で叫んだり注文ミスがなくていいよな」
クロ「そこまで叫ばないだろ」
悠「いやいや、隣の客の声をかき消すように叫ぶよ」
クロ「嫌な客だな」
福太郎「なに頼む?」
悠「カッパ巻き10皿」
クロ「なんでだよ!」
悠「あ、皆の分もいるよな」
クロ「今のお前のだけで10皿かよ!」
悠「好きなんですよ……キュウリ」
福太郎「んっ、ほんなら10皿いっとくな」
悠「サンキュー!」
クロ「マジでいくのかよ」
悠「キュウリのシリッとした食感と青臭さがたまらん」
福太郎「クロは何にする?」
悠「ツナとハンバーグとコーンだろ」
クロ「唯一の魚がツナしかないってなんだよ」
悠「好きだろ?」
クロ「ガキじゃねーんだから魚食わせろよ」
福太郎「俺もコーン好きやわ」
悠「もなずく」
クロ「だから、ガキか!」
悠「あぁ。たまごも欲しいんだな」
クロ「魚を食わせろっての!」
悠「ちなみに福ちゃんは何頼んだ?」
福太郎「茶碗蒸し」
クロ「アレかお前ら寿司嫌いだろ」
悠「好きだよ」
福太郎「ベスト5に入るレベルですきやで」
悠「ちなみに一番は?」
福太郎「タコ焼き」
悠「関西人、いえーい」
福太郎「いえーい、関西人」
クロ「なんなんだお前ら」
悠「人間!」
クロ「マグロとエンガワと……あと、酒」
悠「僕もお酒ー!」
福太郎「俺はビールかな。あとは……タコのから揚げ」
悠「タコ」
ビクッ
クロ「なんでビクッたんだよ」
悠「いや、タコなぁ…。」
福太郎「どないしたん?」
悠「いや、毎晩食卓に一品はタコ料理が並ぶんだけど……最近うちの冷蔵庫にタコがあったことないんだよな。あと……なんかクラフトがよく台所出入りしてる…」
福太郎「世にも奇妙な物語」
クロ「やめろよ」
悠「触手…」
クロ「やめろっーの!」
福太郎「せやけど、なんでタコ焼きでは反応せーへんかったん?」
悠「言われてみたらそうだな」
クロ「お前大して気にしてないだろ」
悠「タコと思って食べたらタコなんだよ!」
クロ「だったらわざわざその話しすんなよ!」
悠「今更だけどおれついてきてよかったのか?」
福太郎「んっ、悠が居ったらクロ元気やし」
クロ「元気じゃねーよ!」
福太郎「んっ、フライドポテト頼む?」
悠「歯とか入ってないなら」
クロ「ホントにやめろお前」