ｰ福太郎の部屋ｰ

悠「さ、む、い……」

福太郎「せやろねぇ。あ、お茶どうぞ」

クラフト「頂こう」
ズズッ

白巳「しゅぴぴっ…」

クロ「どうでもいいけど、炬燵の上で寝てるこれは何だよ」

悠「鑑賞用のお茶菓子的なの」

クロ「お茶菓子じゃねーだろ」

メリー「食べるの?」

福太郎「観賞用っていうとるし眺めるんちゃう?」

クラフト「実に……奥が深い」

白巳「しゅぴ～…」

福太郎「奥が深いらしいよ」

お仙『これはこれは結構なお手前デ』

クロ「いや、わけわからん」

悠「お勧めはほっぺのタレ具合かな」

福太郎「なるほど…。」

悠「あと、このちっちゃいお手手。可愛いだろ。これ……手なんだぜ?」

クロ「もういい!」

福太郎「クラフトさんも白巳ちゃんが好きで?」

クラフト「好き……好きか……。レンアイ感情というものではないが……何かこう、この生き物からは…私と近いものを感じる」

福太郎「近いもん?」

お仙『爬虫類と両生類で何かシンパシーがあっタ。』

福太郎「蛇と蛸言わんの」

クロ「はっきり言ったのはお前だよ!」

悠「白巳は人間……多分」

クラフト「私もニンゲンだ」

クロ「嘘くせぇ」

クラフトひとの形をしていて同じ言語を話し、動く…それでニンゲン以外のなにだというのだね…?」

クロ「……」

福太郎「深いなぁ」

悠「深き者だからかな」

お仙『クトゥルーフ』

福太郎「そういえば昨日、リザードマンの話ししてたよ」

悠「リザードマン?ロマサガ?」

福太郎「リザードマンいうたらロマサガやんなぁ」

悠「ロマサガだな。一緒にかえるの王子様が出た時の恐怖」

福太郎「サイドワインダーなかったら逃げるよな」

クロ「お前ら……その話し好きだな」

悠「ロマサガ2と3のリメイク切実に希望」

福太郎「無理やろなぁ」

悠「無理だろなぁ……あ、そうそうロマサガじゃないけどFFのアクション新作でるじゃん。福ちゃんかってね」

クロ「買うよな……とかじゃなくて、買ってねかよ」

悠「おれ、ゆうな、ゆえ、福ちゃんでパーティ組んで冒険に行こう!」

福太郎「でも、アレやろ。スタートの時点で悠は何かやりこみ感が半端ない状態なんゃろ?」

悠「体験版でやれるだけのことはやったぜ!」

クロ「やり過ぎてるんだろ」

悠「そーでもねーべ。最近の体験版てレベルキャプとか金、アイテム持ち越しとか制限バリバリあるし」

福太郎「でも、その制限いっぱいまでは?」

悠「やーってあるぜっ!」

クロ「うぜぇ」

クラフト「ズズッ……ふぅ、日本茶は美味い……な」

お仙『ティーパックだけどネ』

クラフト「便利な…ものだ」

白巳「しゅぴ～」

メリー「わーい、ふかふか～」

クロ「ちゃっかり楽しんでんなよ」