ｰ福太郎の部屋ｰ

りんね「ずずっ。温かいしおいしいわぁ。」

福太郎「ちゃんと食べて回復してくださいね。」

りんね「うふふ、ホントよねぇ」

悠「むしろ、アルコールだけどうにか処理できる感じになってないのか?」

りんね「悠君はアルコールだけどうにか処理できるようになってるの?」

悠「呼吸法で体内のアルコールを蒸散させてる」

クロ「嘘つけ」

悠「嘘ですけど!なにか!!」

クロ「なんでちょっとキレてんだよ!」

悠「キレるで思い出した。」

クロ「あ?」

悠「すっきーの耳に舌ねじ込まないと」

すっきー『思い出さなくていい事を!』

福太郎「ベッドに腰掛けとるよ」

すっきー『なんで教えるんスか!!』

悠「そこか!アリス!」

アリス『うふふっ。捕まえた♪』

すっきー『きゃー!おばけ!!』

クロ「お前がおばけっていうなよ」

福太郎「アリスちゃんを使いこなしとるね。」

悠「ふふん」

福太郎「スタンド枠なん?ペルソナ枠なん?」

悠「ペルソナ枠なんだけど、システム的にはFFXの用心棒かな。心付けしないと何もしてくれないんだ。アレぐらいの働きだったらお菓子でしてくれる。」

福太郎「なかなかシビアやな」

アリス『うふふふっ』

すっきー『いやー!動けないっすー!何この謎の力ー!』

メリー「すっきーがバタバタしてる」

悠「おっと、忘れるところだった。堪能しないと」

すっきー『いやー!いやぁぁ!』

悠「このあたりかな」

アリス『バッチリよ』

悠「では、いただきます」

ヌッ
すっきー『みぎゃぁぁぁぁああぁぁ///!!』

メリー「阿鼻叫喚て言うのよね。」

クロ「恐ろしいなぁ……」

りんね「悲鳴が頭に響くぅ…」

クラフト「良かったら薬をどうぞ」

りんね「あ、ありがとうございます。でも、これなんのお薬ですか?」

クラフト「バファリンだ」

福太郎「半分は優しさで出来とるんやね」

りんね「でもこれ……幼児用」

福太郎「オレンジ味やって」

クラフト「ヨウジヨウ?」

福太郎「子供用の薬ってことです」

クラフト「ほう……そうだったのか」

福太郎「っていうか、なんでこんなモンもっとるんです?」

クラフト「私も片頭痛の気があってね。そのことを相談したらこの薬を飲むといいっとアキヨヅキマオウに渡してもらったんだ」

福太郎「なるほど……」

クロ「気をきかせたにしても幼児用渡すか?」

福太郎「本人が飲むとしたら幼児用で間違いないんやけどね」

りんね「一応飲んどくわ。」

福太郎「普通のバファリンありますよ?」

りんね「せっかく、頂いたから」

クロ「効かないだろ…」

悠「効かないよな」

福太郎「んっ。終わったん?」

悠「皆は反応が見えてからいいんだろうけど……やっぱりおれは虚しい。だってただ空中に舌をレロレロしてるだけだから、レロレロ、レロレロレロレロレロ」

クロ「うっせえ!」

すっきー『しくしく、しくしく』

アリス『大丈夫、楽しそうよ』

悠「ならいいか」

すっきー『楽しくないっす!!』