ｰ福太郎の部屋ｰ

悠「ちぇき」

福太郎「まいど～」

チルノ「ようっ!」

ルーミア「わは～」

悠「おう…………あれ?」

福太郎「ダブルなんよ……。」

悠「酷いわ福ちゃん。私というものがありながら幼女を二人も連れ込むなんて!!」

福太郎「連れ込むっていうか夜中にいきなり落ちて来たっていうんが正しいんやけどな」

悠「至って冷静に返答してくれるわぁ」

福太郎「ごめんな……つまらん反応しかでけん人間で……」

悠「いってない、いってない。ときどきいきなりどっぷりとダークサイドに落ちないで」

チルノ「悠はダメなやつだなぁ」

悠「あれ、まさかのおれがダメだしか?ちょっとおれの弱点属性保持者だからって調子のんなよ」

福太郎「氷耐性ドマイナスやったね」

悠「人間苦手なことの10や20くらいあるさ」

福太郎「せやね」

悠「あ、納得されてしまった。」

チルノ「バカね」

悠「あぁーん?」

ルーミア「ねーねー、フクタロー」

福太郎「んー?」

ルーミア「アレは食べていい人間なのかー?」

福太郎「……ちょっとくらいやったら」

悠「ダメだよ。おれは食べるのは好きだけど食べられるのは歳上のお姉さん限定だ」

福太郎「子供相手になにいうてんの」

メリー「こんなバカ食べたらお腹壊すわよ」

ルーミア「そーなのかー」

悠「っか……流石にこんだけ密集してたら狭いな」

福太郎「画材道具でしめとるしなぁ。ひとりと一匹で暮らすんはちょうどええ広さなんやけど」

すっきー『あたしは快適っすよ?』

福太郎「そのスペース(タンスと壁の隙間)って快適なんや……」

悠「じゃあ、おれベッド占領」

福太郎「なんでやねん」

悠「あー……福ちゃんのかほり」

福太郎「ごめん、さすがに気持ち悪いわ」

悠「だんだんそれが癖になるから」

メリー「なったら人として終わりよ」

悠「キャーッチ!」

ガシッ!
メリー「きゃーー!」

悠「まったく、このツンデ霊はおれに対してはデレないな。勇者の剣(笑)作ったげたのはおれだぞ?」

メリー「アンタが勝手に私のハサミを変貌させたんでしょうが!!」

福太郎「コラコラ、悠、それは俺のもんなんやから乱暴に扱わんといてーな。着せ替え人形にしてええ特権は俺にあるんやから」

メリー「ご主人様でも勝手に着せ替えさせちゃダメっ!!」

ルーミア「フクタロ、フクタロー!」

福太郎「な、なんや?どないしてん?」

ルーミア「お腹すいたのかー」

福太郎「んー……もう昼やったか。」

悠「おれ、和食が食べたい」

福太郎「食べてく気満々やね」

悠「ふるえるぞ胃袋!燃え尽きるほど空腹!!おおお刻むぞハラペコのビート!」

ルーミア「ビートなのかー」

チルノ「ビート!!」

福太郎「THE･同レベル……」