第七夜『福太郎の不思議な日常』
ー福太郎の部屋ー
福太郎「猿、猿……猿かぁ」
クロ「あ、例の絵描いてんのか」
福太郎「んーん、まだ、参考画像を検索中。今まで猿単体をピックアップして描いたことなかったし」
クロ「そもそもお前って本来は風景画専門なんだろ?」
福太郎「描きたいもんを描く専門かな」
メリー「何でもいいのね。」
福太郎「せやね、人物画以外なら」
こんこん
福太郎「ん?誰やろか」
お仙『誰ダ!』
ラム「私よ」
お仙『ママー!』
ラム「……」
ペトッ
お仙『……』
クロ「問答無用で札貼って黙らすのやめてやれよ」
ラム「いきなりワケの分からないこと言いだしたから。壁際にいって大人しくしてなさい。」
チリン
お仙『……』
トントントントンッ、ピタッ
ラム「あらためて、お邪魔してます」
福太郎「はい、どうも。」
メリー「かわいそうだよぉ。お仙ちゃんのお札取ってあげて」
ラム「えー……」
福太郎「取ったげてたってくださいよ。あのまま放置したら……身体が冷たぁなってクロがお風呂入れてあげないかんハメになるし」
クロ「私はアイツのヘルパーか!」
ラム「もしくは……そういう関係?」
クロ「ねぇよ!」
お仙『ん?おー、この感じ久々ダ!』
ラム「え?」
福太郎「あれ、お札貼ったまま動いとるよ?」
お仙『まえが見にくいと思っタ』
ぺろっ
ラム「お札が効きにくくなってる…」
福太郎「成長しとるってこと?」
お仙『私の進化は止まらんゼ!!』
ラム「……発言は恐ろしく馬鹿っぽくなってる気がするわ」
お仙『そんなことはなイ』
ラム「はぁ……預けたのは失敗だったかしら」
福太郎「俺は助かっとりますよ。昨日やってコタツ運んでもらえたし」
クロ「荷物運びだな」
お仙『働き者なのサ!』
ラム「随分とポジティブになってるわね。」
クロ「多分それはコイツの持ち前の性格だと思う」
福太郎「せやね」
お仙『明るくて元気な美少女だなんて照れル』
ラム「こんな娘だったかしら……」
福太郎「ええやないですか。明るいくらいで」
ラム「明る過ぎでしょ…。生きてる人間よりテンション高いわよこの娘」
お仙『リザレクションハイってやつダ』
ラム「……あなた、本当にどういう教育してるの?」
福太郎「清楚に可憐で優しく……」
ラム「うっさいわ!」
クロ「……」
お仙『ツッコミ取られたナ』
クロ「うるせぇよ!」
福太郎「猿、猿……猿かぁ」
クロ「あ、例の絵描いてんのか」
福太郎「んーん、まだ、参考画像を検索中。今まで猿単体をピックアップして描いたことなかったし」
クロ「そもそもお前って本来は風景画専門なんだろ?」
福太郎「描きたいもんを描く専門かな」
メリー「何でもいいのね。」
福太郎「せやね、人物画以外なら」
こんこん
福太郎「ん?誰やろか」
お仙『誰ダ!』
ラム「私よ」
お仙『ママー!』
ラム「……」
ペトッ
お仙『……』
クロ「問答無用で札貼って黙らすのやめてやれよ」
ラム「いきなりワケの分からないこと言いだしたから。壁際にいって大人しくしてなさい。」
チリン
お仙『……』
トントントントンッ、ピタッ
ラム「あらためて、お邪魔してます」
福太郎「はい、どうも。」
メリー「かわいそうだよぉ。お仙ちゃんのお札取ってあげて」
ラム「えー……」
福太郎「取ったげてたってくださいよ。あのまま放置したら……身体が冷たぁなってクロがお風呂入れてあげないかんハメになるし」
クロ「私はアイツのヘルパーか!」
ラム「もしくは……そういう関係?」
クロ「ねぇよ!」
お仙『ん?おー、この感じ久々ダ!』
ラム「え?」
福太郎「あれ、お札貼ったまま動いとるよ?」
お仙『まえが見にくいと思っタ』
ぺろっ
ラム「お札が効きにくくなってる…」
福太郎「成長しとるってこと?」
お仙『私の進化は止まらんゼ!!』
ラム「……発言は恐ろしく馬鹿っぽくなってる気がするわ」
お仙『そんなことはなイ』
ラム「はぁ……預けたのは失敗だったかしら」
福太郎「俺は助かっとりますよ。昨日やってコタツ運んでもらえたし」
クロ「荷物運びだな」
お仙『働き者なのサ!』
ラム「随分とポジティブになってるわね。」
クロ「多分それはコイツの持ち前の性格だと思う」
福太郎「せやね」
お仙『明るくて元気な美少女だなんて照れル』
ラム「こんな娘だったかしら……」
福太郎「ええやないですか。明るいくらいで」
ラム「明る過ぎでしょ…。生きてる人間よりテンション高いわよこの娘」
お仙『リザレクションハイってやつダ』
ラム「……あなた、本当にどういう教育してるの?」
福太郎「清楚に可憐で優しく……」
ラム「うっさいわ!」
クロ「……」
お仙『ツッコミ取られたナ』
クロ「うるせぇよ!」