第禄夜『福太郎の不思議な日常』

ー福太郎の部屋ー

福太郎「はー……なーんや色々あって疲れたわ」

お仙『疲労には気をつけたほうがいいゾ』

福太郎「キョンシーに心配された」

お仙『キョンシーだって疲れル。気を抜いたら死後硬直起こすシ』

福太郎「そら大変やな」

お仙「大変ダ」

クロ「大変なのは分かるけど朝シャンして夜にもちゃんと風呂に浸かるってなんなんだ……」

福太郎「綺麗好きってことで」

お仙『そういうことダ』

クロ「綺麗好きのキョンシーってなんだ」

ドン!ダダダダダダダッ!

福太郎「はいはい?」

悠「空条丞太郎です」

福太郎「オラオラのラッシュでノックせんでもええで」

悠「おれのスタンドがつい……」
白巳「くぅくぅ」

福太郎「安眠中みたいやけど?」

悠「ラッシュで力を使いきったんだ」

福太郎「んー、なるほど。あのラッシュの威力を考えたらなるほどといえるな」

クロ「アホな事いってんじゃねーよ」

悠「WRYYY!」

白巳「うりー!」

クロ「起きた?!」

白巳「くぅくぅ」
悠「寝てるよ?」

クロ「今起きてただろ!!」

福太郎「中へどうぞ」

悠「おじゃまします」

クロ「無視か!」

お仙『なんだ、なんだ、そレ』

悠「これか、これはスタンドだ」
白巳「すぅすぅ」

お仙『スタンドなのカ』

福太郎「最近はホンマ冷えてきたね。」

悠「あぁ、おかげで白巳を手放せない」

クロ「防寒具かよ」

お仙『欲しい、私もアレ欲しイ』

福太郎「残念ながら売り物ちゃうからなぁ」

悠「馬鹿だなぁ」

お仙『脳は腐りきってないゾ』

クロ「リアルだな」

悠「クロを首に巻いてたらいいんだよ。アニマルモードになってもらって」

お仙『なるほド!』

クロ「なるほどじゃねぇぇ!」

福太郎「ありっちゃ有りやな」

クロ「ねぇよ!」

悠「それより遊ぼうぜい」

福太郎「何して?」

悠「そうだな……メリーちゃんにプリンを垂らしてみるとか」

メリー「なにそれ?!私食べられるの!」

福太郎「サンチェ巻くとか」

メリー「やっぱり食べられる?!」

お仙『メリーは食べられるのカ!』

メリー「食べられないよ!!」

悠「性的につけたらあら不思議」

メリー「食べられないっ!!」

クロ「ド変態もいいところだな」

悠「ありがとう」

クロ「褒めてねぇよ!」

福太郎「ある意味ご褒美的な?」

悠「Exactly」

クロ「うっせえ!」
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