第禄夜『福太郎の不思議な日常』
ー池袋:商店街近くー
お仙『日差しが強いなア』
福太郎「溶ける?」
お仙『脳がネ』
クロ「さらっと恐ろしいこと言ってんじゃねぇよ!」
お仙『冗談ダ』
クロ「冗談に聞こえないんだよ…」
由乃「けど、キョンシーは太陽の光が苦手だって聞きましたけど?」
お仙『そうだヨ。太陽の光は文字通り「陽」。陰陽道の……』
福太郎「陰陽道の?」
お仙『いい天気だナー』
クロ「やっぱり脳みそ腐ってんだろ」
由乃「ド忘れしちゃっただけですよね」
お仙『覚えてるけど言葉が出てこないだけダ』
クロ「それを忘れたっていうんだよ」
お仙『まぁ、太陽の光は苦手だからちゃんと帽子をかぶってル』
福太郎「もうちょいつばの広いんがええんちゃう?」
お仙『これでいイ』
福太郎「そーか。ほんなら、由乃さん後お願いできます?」
由乃「分かりました。取り急ぎ必要なものと服を何着か選んでおきますね」
福太郎「お願いします。お仙のみとはクロがサポートしますんで」
クロ「おい!」
お仙『はイ!』
クロ「いや、お前を呼んだんじゃねーよ!」
福太郎「ほな、よろしゅう」
クロ「おぉぉい!」
お仙『はぁぁイ!』
クロ「わざとやってんだろ!」
お仙『……』
クロ「そこは返事しろや!!」
由乃「まぁまぁ、お仙ちゃん。自分にとってなにか必要なものってある?」
お仙『必要なもノ……ファブリーズ?』
クロ「ファブリーズ?掃除でもするのか?」
お仙「死臭が服に移らないようにダ。クロも獣臭が移らないようにしてるんでしョ?」
クロ「誰が獣臭いだ!」
ゴスッ!
お仙『……』
クロ「ぐっ……おぉ……」
由乃「だ、大丈夫?凄い音したけど…」
クロ「硬っぇ…」
お仙『これが金剛体ダ』
クロ「適当言うな!」
お仙『叩くなら肩とかにしてくレ。』
クロ「キョンシーに効果的にダメージ与えられるものってなに?」
由乃「え、えーと……」
ラム「生のもち米、童貞の尿、黒い体毛の犬や雌鶏の血、桃の木で作った剣(桃剣)、清めた銭で作った剣……って、所かしら」
お仙『あー、チンチンだァー』
ラム「屋外でその名を呼ぶなッ!」
バチンッ!
お仙『しーびーれーるゥー……』
ラム「こういう風にお札も効果的ね。」
由乃「ラムさん、こんにちは」
クロ「アンタか……とんでもないものを押し付けてくれたな」
ラム「とんでもないものだけど、押し付けては無いじゃない。フクタロが好意的に引き取った……そうでしょ?」
クロ「ぐぬぅ」
お仙『完全論破』
クロ「うっせぇっ!って……なんで動いてる」
ラム「この娘、完全過ぎてお札の効果が薄いのよね。凶悪なキョンシーとしてよみがえってたら私じゃ手に負えなかったでしょうね。」
クロ「なんでどいつもこいつもとんでもないことをサラッと言うんだ……」
お仙『刺激的なことがあるからこそ日常が輝くんだヨ』
クロ「やかましいわ!」
お仙『日差しが強いなア』
福太郎「溶ける?」
お仙『脳がネ』
クロ「さらっと恐ろしいこと言ってんじゃねぇよ!」
お仙『冗談ダ』
クロ「冗談に聞こえないんだよ…」
由乃「けど、キョンシーは太陽の光が苦手だって聞きましたけど?」
お仙『そうだヨ。太陽の光は文字通り「陽」。陰陽道の……』
福太郎「陰陽道の?」
お仙『いい天気だナー』
クロ「やっぱり脳みそ腐ってんだろ」
由乃「ド忘れしちゃっただけですよね」
お仙『覚えてるけど言葉が出てこないだけダ』
クロ「それを忘れたっていうんだよ」
お仙『まぁ、太陽の光は苦手だからちゃんと帽子をかぶってル』
福太郎「もうちょいつばの広いんがええんちゃう?」
お仙『これでいイ』
福太郎「そーか。ほんなら、由乃さん後お願いできます?」
由乃「分かりました。取り急ぎ必要なものと服を何着か選んでおきますね」
福太郎「お願いします。お仙のみとはクロがサポートしますんで」
クロ「おい!」
お仙『はイ!』
クロ「いや、お前を呼んだんじゃねーよ!」
福太郎「ほな、よろしゅう」
クロ「おぉぉい!」
お仙『はぁぁイ!』
クロ「わざとやってんだろ!」
お仙『……』
クロ「そこは返事しろや!!」
由乃「まぁまぁ、お仙ちゃん。自分にとってなにか必要なものってある?」
お仙『必要なもノ……ファブリーズ?』
クロ「ファブリーズ?掃除でもするのか?」
お仙「死臭が服に移らないようにダ。クロも獣臭が移らないようにしてるんでしョ?」
クロ「誰が獣臭いだ!」
ゴスッ!
お仙『……』
クロ「ぐっ……おぉ……」
由乃「だ、大丈夫?凄い音したけど…」
クロ「硬っぇ…」
お仙『これが金剛体ダ』
クロ「適当言うな!」
お仙『叩くなら肩とかにしてくレ。』
クロ「キョンシーに効果的にダメージ与えられるものってなに?」
由乃「え、えーと……」
ラム「生のもち米、童貞の尿、黒い体毛の犬や雌鶏の血、桃の木で作った剣(桃剣)、清めた銭で作った剣……って、所かしら」
お仙『あー、チンチンだァー』
ラム「屋外でその名を呼ぶなッ!」
バチンッ!
お仙『しーびーれーるゥー……』
ラム「こういう風にお札も効果的ね。」
由乃「ラムさん、こんにちは」
クロ「アンタか……とんでもないものを押し付けてくれたな」
ラム「とんでもないものだけど、押し付けては無いじゃない。フクタロが好意的に引き取った……そうでしょ?」
クロ「ぐぬぅ」
お仙『完全論破』
クロ「うっせぇっ!って……なんで動いてる」
ラム「この娘、完全過ぎてお札の効果が薄いのよね。凶悪なキョンシーとしてよみがえってたら私じゃ手に負えなかったでしょうね。」
クロ「なんでどいつもこいつもとんでもないことをサラッと言うんだ……」
お仙『刺激的なことがあるからこそ日常が輝くんだヨ』
クロ「やかましいわ!」