第禄夜『福太郎の不思議な日常』

ー福太郎の部屋ー

福太郎「んー、押し切られてしもたな」

クロ「しっかりと禍々しい筆も置いていったしな」

福太郎「けど、みんな何が感じる?」

クロ「言われてみりゃ……特には」

メリー「私も変な感じはしないよ」

すっきー『アリスさんとか揺光さんに比べたら全然ていうか普通の筆っすね。』

福太郎「んー……この筆でクロをこそばして見よかな」

クロ「なんでだよ!なんで筆プレイにはってんするんだよ!」

福太郎「冗談やって」

クロ「ときどきお前ドン引くレベルのエロ発言あるからな」

福太郎「あはは」

クロ「笑って誤魔化すな」

メリー「ご主人様のえっち」

福太郎「男がエロをなくなったらダメなんやで?」

すっきー『何いっとるんすか…』

福太郎「すっきーでやってみよか筆プレイ」

すっきー『なんでそうなるんすか?!』

福太郎「いや、最近はクロがセクハラ対象な感じになってきとったけど……本家はすっきーやん」

すっきー『そんな本家になった覚えはないっす!!』

福太郎「なにをいまさら」

すっきー『今さらって……』

福太郎「まぁ、セクハラは後にしといて……猫の絵か」

すっきー『後に続くんスか…』

クロ「描くのか?」

福太郎「描かんと後が怖いやろ。絶対」

クロ「そら……まぁな」

福太郎「んー……」

すっきー『どうかしたんすか?』

福太郎「猫、猫か」

メリー「ご主人様は生き物が描けないんだっけ?」

福太郎「いや、そんなことはないで。上手い下手は別として……まぁ、人間は好んで描かんけど」

クロ「適当に描いとけよ」

福太郎「んーまぁ、ちょっと真面目に描こかな」

メリー「ご主人様、頑張って!」

福太郎「んっ、頑張ります。ということで……クロ」

クロ「なんだ?」

福太郎「尻尾触らせて」

クロ「どうしてそうなる!」

福太郎「いや、こう感触を記憶して絵にぶつけようかと」

クロ「だったらそこで寝てるミツバ触れよ!猫かくんだろ!」

ミツバ『くぅーくぅー…』

福太郎「気持ちようねとるのに邪魔したら可哀想やろ?」

クロ「私は可哀想じゃないのか!」

福太郎「尻尾触られたら痛いん?」

クロ「痛くねぇよ」

福太郎「ならええですやん」

クロ「なんか嫌だ!」

福太郎「……性感帯?」

クロ「久々にお前を蹴りたくなった」

福太郎「悠が居らん分、セクハラがんばっとるのに」

クロ「頑張らなくていい!」

すっきー『そういう理由なんスか……』

福太郎「さて……適度に息抜きも出けたし描こかな。」
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