第禄夜『福太郎の不思議な日常』

ー福太郎の部屋ー

福太郎「今日はどっか拉致られんかったん?」

悠「拉致られないように今日は常に壁を背にして移動してた」

恋「傍から見たらただの危ない奴じゃったわ」

悠「でも、今日は超次元アクション買う予定だったからホントスネークレベルで警戒してた」

福太郎「ダンボール被ってやり過ごす度胸と覚悟をもっとったんやね。」

悠「あぁ、その通りだ。福電」

福太郎「もはや原型って言うかネタが訳分からんくなっとるよ」

悠「まぁ……本来なら壁を背に当てて移動したくらいじゃどうにもできないような人らなんだけどな」

福太郎「せやけど、背中を見せんてことはチープ・トリックのスタンドは完全攻略できるやん」

悠「攻略はできてもそのあとがな……ここらに振り返ったら地獄に連れてかれる小道とかないしな」

福太郎「あのチープトリックである意味では最強のスタンドの一角やったよな。」

悠「あの小道がないなら本体をやるしかないもんな……。それにしたって乙雅三は死んだから無理だったし」

福太郎「ノトーリアス・BIGしかり本人が死んでしもた後でも発動または死んでから発動する系のスタンドは厄介やもんね。」

悠「でも、どうせスタンド使うならやっぱり死後発動系じゃないほうがいいな」

福太郎「ミスタープレジデントとか?」

悠「亀じゃん」

福太郎「亀やね。」

悠「まぁ、おれの股間にはココ・ジャンボ以上の亀が居るけどな」

恋「やめんかいっ!」

ゲシッ!
悠「主に腰が痛い」

福太郎「蹴られとるし」

悠「おれには悪霊が憑いている…」

恋「誰が悪霊じゃ!」

福太郎「ポロコロと同じで幸運を呼ぶスタンドやね。」

悠「ポロコロのスタンド名は出て欲しかった……。」

福太郎「でも、悠やんには最凶スタンドアリスちゃんがあるやん。能力呪殺」

悠「本当に手に負えないスタンドな件」

アリス『呪殺じゃないわよ。お願いよ?』

悠「……」

アリス『ねぇ、死んでくれる?』

悠「だが、断る!!」

恋「アホじゃな」

悠「さて、ジョジョトークをしたところでそれじゃあ早速ゲームやってみようか。」

福太郎「俺そのシリーズ名前だけしかしらんのよな」

悠「ぷにぷにの女の子、きゃっきゃっうふふ、RPGこれで説明がつくって昨日もいったか」

福太郎「いうとった気がする。」

クロ「お前らはそういう話しししかしないだろ」

悠「……」

クロ「なんだよ」

アリス『やーい、穴空きぱんつ~』

クロ「ブッ殺すぞ!」

悠「なんでおれの胸ぐら掴んでるんですか?!」

クロ「あいつをとっ捕まえるよりお前を殴った方が早い!」

悠「あぁぁんまりだぁぁ!」

福太郎「ほんなら、俺もゲームしよかな」

悠「なに?エロゲ?」

福太郎「んーん、フリゲ」

悠「黒先輩と黒屋敷の闇に迷わない?」

福太郎「セクハラゲーやっけ?」

悠「あの黒先輩大好き。」

福太郎「黒髪、黒セーラー、黒タイツ?」

悠「そして痴女……ごほんごほん、あんな女性に迫られたらセクハラせずにはいられない!」

クロ「病気だな」

恋「病気じゃ」

悠「黒先輩じゃないとしたらドラハザ?」

福太郎「んーん、SCP Containment Breach」

悠「まばたきしたら即死か」

福太郎「最大の敵はバグやで」

恋「会話わかるかえ?」

クロ「全然…」
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