第壱夜『福太郎の不思議な日常』
ー池袋西口公園ー
福太郎「そういえばさぁ」
悠「んー?」
福太郎「ケサランパサランて狐の落としもんっていうよな」
悠「あー、なんか聞いたことある」
福太郎「悠って狐さんと知り合いなんやろ?ほら、あの豪快な姉さんの」
悠「揺光か……んん、まぁ知り合い……だな。うん…。」
福太郎「拾たこと無いん?」
悠「ケサランパサランをか?いや、ないない」
福太郎「そっかー。やっぱり激しい動きとかするときに落とすんかな」
悠「いや、そーでもないと思うぞ色んな体位したけど何も落ちなかったし」
福太郎「え?」
悠「いや、何でも無い。絵でけた?」
福太郎「もーちょい。あっ…」
悠「どした?ケサランパサランが落ちて来たか?」
福太郎「いや、そうやないけど、珍しい人が居る」
悠「珍しい人?」
福太郎「ほら、坊さんや」
後楽「ふーっ。」
悠「……」
福太郎「めっちゃ生臭坊主っぽいな。タバコ咥えて競馬新聞見とるし」
こそこそ
悠「……」
福太郎「どないしてん?」
悠「いや、ちょっとUVから身を隠そうと……」
後楽「狐が落とすのはケサランパサラン、なら狸さんが落とすのはなーんだ」
福太郎「!?」
悠「……てめぇ、気づいてたのか」
後楽「おじさんのが先に此処にいたんだよ。そしたら兄ちゃん達が居るの見つけてな」
福太郎「え、あ、知り合い?」
悠「知り合いじゃない」
後楽「そうそう知り合いじゃなく家族だ」
悠「薪背負わせて火を放ってやろうか」
後楽「兎怖い……って、おじさん、動物虐待は感心しないな」
悠「はぁ……コイツ化け狸の後楽」
福太郎「狸なんや……御堂福太郎です」
後楽「おじさんは芝衛門後楽だ。」
福太郎「そんで、さっきの答えはなんですのん?」
後楽「おじさんが落とすもんは決まってんだろ。この世の女子全てだ」
悠「淫獣めっ!」
後楽「つうことでお姉ちゃんのいるお店いくからお小遣いちょ~だい?お馬さんで倍にするの。きひひ」
福太郎「落としたんは大人の威厳やったね」
後楽「そんな感じで妻子からの好感度も落としました……いとをかし」
悠「重い。ここで、重すぎる」
福太郎「今のはドスっときたなぁ…。」
福太郎「そういえばさぁ」
悠「んー?」
福太郎「ケサランパサランて狐の落としもんっていうよな」
悠「あー、なんか聞いたことある」
福太郎「悠って狐さんと知り合いなんやろ?ほら、あの豪快な姉さんの」
悠「揺光か……んん、まぁ知り合い……だな。うん…。」
福太郎「拾たこと無いん?」
悠「ケサランパサランをか?いや、ないない」
福太郎「そっかー。やっぱり激しい動きとかするときに落とすんかな」
悠「いや、そーでもないと思うぞ色んな体位したけど何も落ちなかったし」
福太郎「え?」
悠「いや、何でも無い。絵でけた?」
福太郎「もーちょい。あっ…」
悠「どした?ケサランパサランが落ちて来たか?」
福太郎「いや、そうやないけど、珍しい人が居る」
悠「珍しい人?」
福太郎「ほら、坊さんや」
後楽「ふーっ。」
悠「……」
福太郎「めっちゃ生臭坊主っぽいな。タバコ咥えて競馬新聞見とるし」
こそこそ
悠「……」
福太郎「どないしてん?」
悠「いや、ちょっとUVから身を隠そうと……」
後楽「狐が落とすのはケサランパサラン、なら狸さんが落とすのはなーんだ」
福太郎「!?」
悠「……てめぇ、気づいてたのか」
後楽「おじさんのが先に此処にいたんだよ。そしたら兄ちゃん達が居るの見つけてな」
福太郎「え、あ、知り合い?」
悠「知り合いじゃない」
後楽「そうそう知り合いじゃなく家族だ」
悠「薪背負わせて火を放ってやろうか」
後楽「兎怖い……って、おじさん、動物虐待は感心しないな」
悠「はぁ……コイツ化け狸の後楽」
福太郎「狸なんや……御堂福太郎です」
後楽「おじさんは芝衛門後楽だ。」
福太郎「そんで、さっきの答えはなんですのん?」
後楽「おじさんが落とすもんは決まってんだろ。この世の女子全てだ」
悠「淫獣めっ!」
後楽「つうことでお姉ちゃんのいるお店いくからお小遣いちょ~だい?お馬さんで倍にするの。きひひ」
福太郎「落としたんは大人の威厳やったね」
後楽「そんな感じで妻子からの好感度も落としました……いとをかし」
悠「重い。ここで、重すぎる」
福太郎「今のはドスっときたなぁ…。」