第禄夜『福太郎の不思議な日常』

ー福太郎の部屋ー

福太郎「こう暑いと……」

悠「暑いと?」

福太郎「つめたい牛乳をのみたーなるな」

クロ「いや、そこはビールとかだろ」

悠「クロのおっぱいを搾乳したいという隠語かなんかだったんじゃないのか?」

クロ「いっぺん死ねッ!」

ドゴッ!
悠「おもに背中が痛い」

恋「お前はなにをいうとるんじゃ!!」

悠「搾乳」

福太郎「搾乳プレイがしたいほどマニアックではないよ」

悠「そうか」

クロ「淡々と話すな淡々と……あと、いちいち私を巻き込むな。」

悠「でも、ここで搾乳できるのはクロだけだろ」

クロ「でねぇよ!」

福太郎「すっきーやってエクトプラズマ的なもんが出るかも知れんやん」

すっきー『なんすかその気持ち悪い現象は!』

悠「それで牛乳が飲みたくなる理由は?」

恋「なんで一度ボケを挟まんと会話できんのだコイツは……」

悠「ネタをやらないと死んでしまう病なんだよ」

恋「病院行け!」

福太郎「なんていうんかな……この暑さで汗かくやん?」

悠「うん。かくな。この前なんて漏らしたんじゃないかっていうレベルでかいてた」

メリー「汚い」

悠「汗は男の勲章です」

福太郎「汗かいて、あーってなったら牛乳のみたぁなるやん」

クロ「その「あーっ」件からの牛乳のつながりが分からん」

福太郎「まぁ、特に深い理由はないんやけどね。」

クロ「おい!」

悠「はい!」

クロ「返事しなくていいわ!だいたいお前に話しかけてない!」

悠「なんだよー、もっと絡んで来いよ。濃厚に!」

クロ「タコとでも絡んでろ!」

悠「タコか……タコ食いたいな」

福太郎「タコ焼き?タコいうたらタコ焼きやんな」

悠「おぉう……関西人だ」

福太郎「関西人です。せやな……タコ焼き食べたい」

クロ「話しの飛び方が半端ないな」

悠「トークジャンプ」

クロ「黙れ」

悠「恋、言われてるぞ」

恋「恋は静かにしておるだろっ!」

悠「タコ焼き食べに行く?」

福太郎「焼いたらええんとちゃうかな。タコ焼き機あるし」

悠「流石関西人!」

福太郎「悠の家にはないん?」

悠「あるよ」

クロ「なんじゃそりゃ…」

恋「アホじゃからコイツの話しは真面目にきかんでいいぞ」

悠「おれの話しを無視すると大変なことになるぞ」

福太郎「どうなるん?」

悠「……」

福太郎「……」

クロ「お前さ考えなしに喋るなよホント」
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