第禄夜『福太郎の不思議な日常』

ー福太郎の部屋ー

福太郎「洗濯もんの乾き方が半端ないなわぁ」

悠「池袋のタイルでは目玉焼きが焼けるレベルだからな。食べたくはないけど」

クロ「食べ物を粗末にするな」

悠「実行したわけじゃないもん!」

クロ「もん!いうな!」

悠「可愛いだろ」

クロ「可愛くない!」

福太郎「はいはい、畳むからちょっとそこあけてな」

悠「これはクロのぱんつかな。」
スッ

クロ「ポケットにしまおうとしてんじゃねぇ!!」

メリー「いつのまに…」

福太郎「悠ほどになれば一瞬でぱんつくらい盗れるに違いない」

クロ「返せ!」

悠「ちぇ」

福太郎「っていうか、それ洗ったやつやで?」

悠「あぁ、それもそうか。今はいてるのを戴こう」

クロ「黙れ!ってか、お前もなにいってんだ!」

福太郎「ちょっとした冗談やん」

クロ「コイツにんなこといったら冗談じゃすまないだろ!」

福太郎「でも、無理矢理に脱がしたりはせーへんやろ?」

悠「当然だ。そんなのただの犯罪者じゃないか」

すっきー『洗濯物をポケットに入れるのも十分犯罪だと思うっス』

悠「今はいてるやつをくれるなら、ちゃんとお金は払う」

福太郎「やって」

クロ「ド変態で犯罪者じゃねーか!」

福太郎「ちなみにいくらだす?」

悠「……五万、いや、十二万までなら出そう」

クロ「なんかリアルな数字をいうな!」

メリー「でも、下着なんか買って何するの?」

悠「んー、被る、嗅ぐ、食べるかな?」

メリー「変態だー!」

福太郎「悠は本物やな」

悠「へへっ」

すっきー『誇らしげな顔の意味が分からないっす』

悠「まぁ、半分は冗談だ」

クロ「半分は本気だろ!」

福太郎「まぁまぁ」

クロ「なんでお前はそんな寛大に諌めようとしてんだよ!」

悠「福ちゃんだってぱんつが好きだからだよ」

福太郎「んっ、嫌いいうたら嘘やもんな」

クロ「真面目か!」

悠「男ってのはぱんつが好きな生き物なんだよ。だから視界の端にぱんつがうつると見ちゃうんだよ」

クロ「悲しい生き物のレベルがカンストだよ」

福太郎「……」

ペラッ
すっきー『ひゃあっ///?!な、何をするんスか///!』

悠「!!」
バッ!

福太郎「おー、無音で完全不可視なすっきーのパンチラにも反応したで!」

すっきー『そんな実験に私を巻きこまないでくださいっス///!』

悠「くっ……何も見えないっ!何で見えないんだよぉぉぉ!」

クロ「慟哭するほどの事か……」

アリス『……』

ペラッ
すっきー『きゃー///!!』

悠「!!」
バッ!

福太郎「人間の反射ってここまでいくんやな」

クロ「まったくもって身体能力の無駄遣いだけどな」

アリス『ふふっ、面白い。おもしろーい、ふふふっ』

グイグイ
すっきー『ちょ、茶巾みたいに仕様としないでくださいっす!やー///!!』

福太郎「……俺にはめっちゃボーナスタイムなんやけどなぁ」

メリー「ご主人様のえっち」

福太郎「ははっ、ここれは仕方ないんやって」

悠「ちくしょー!ちくしょぉぉぉ!」

クロ「なんだこれ…」
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