第伍夜『福太郎の不思議な日常』
ー福太郎の部屋ー
福太郎「鼠かな」
悠「あー?」
福太郎「見て来れ、お好み焼きの粉が空っぽ」
クロ「使っただけじゃね?」
福太郎「いやいや、ここ最近は食べてなかったやろ」
恋「食べてなかったから使いきってたのを忘れてたのでは?」
悠「……箒ある?」
福太郎「あるけど、なんで?」
悠「ちょっと貸してみ」
福太郎「んっ」
悠「ええと……このへんの隙間かな……んっ、ほっ……」
サッサッ…
福太郎「ん?」
悠「埃に混じってこの黒い粒……鼠の糞だ」
福太郎「んーっ、つまり?」
悠「いる」
クロ「マジかよ」
悠「うちもいっとき沸いてたことあるんだよ。どれ……たしか、ほらコレをあげよう」
福太郎「なにこれ?」
悠「鼠の禁忌剤」
メリー「なんで持ってるの?」
悠「ここに来る途中たまたま買ったもんだ。庭に撒いとかないと野菜を食いに来るんだ」
福太郎「ふーん、っで、これどう使えばええん?」
悠「鼠が出るところに置いといたら来なくなる」
福太郎「ほほう」
恋「というか、ここには猫がおるのに……なにぜ野放しなんじゃ」
福太郎「ミツバは戦闘猫族と違うからかな」
恋「戦闘とか非戦闘ってあるのか猫に?」
悠「ウチのマリオとかは戦闘にゃん族だ。同時にQUEENでもあるが」
恋「にゃん族って…」
福太郎「まぁ、とりあえず台所の隙間にでも放りこんどこか」
悠「一個丸々おかなくても適当に割って散ばせとけば全体的に禁忌バリアー張れるぞ」
福太郎「ほほう」
悠「まぁ一番手っ取り早いのは……サーチ&デストロイだけど」
福太郎「鼠を的確に捕獲Killでけるん?」
悠「位置と距離によるけど……鼠は結構走りだしたら直線にしか走らないんだ。しかも壁際をだからタイミングさえ合えば……蹴れる」
福太郎「当たったら?」
悠「小さな赤い花が咲く」
恋「グロやめろ!」
メリー「もし外れたら?」
悠「おれの悲鳴が響く」
恋「お前には動物愛護の精神はないのか」
悠「あるにはあるが生き物=全てを愛でるってことはしない。っか、出来ない、そんなことしたら後楽が調子づく」
福太郎「んー、あっ狸か」
悠「狸だからな」
恋「あれはもう狸ではないだろ」
悠「それでも狸なんだから仕方ない」
福太郎「やってさ」
クロ「そこでなんでわたしに話しを振る?」
悠「犬だからだろ」
クロ「犬じゃねぇ!」
アリス『メス犬?』
クロ「ぶっ飛ばすぞ!!」
福太郎「鼠かな」
悠「あー?」
福太郎「見て来れ、お好み焼きの粉が空っぽ」
クロ「使っただけじゃね?」
福太郎「いやいや、ここ最近は食べてなかったやろ」
恋「食べてなかったから使いきってたのを忘れてたのでは?」
悠「……箒ある?」
福太郎「あるけど、なんで?」
悠「ちょっと貸してみ」
福太郎「んっ」
悠「ええと……このへんの隙間かな……んっ、ほっ……」
サッサッ…
福太郎「ん?」
悠「埃に混じってこの黒い粒……鼠の糞だ」
福太郎「んーっ、つまり?」
悠「いる」
クロ「マジかよ」
悠「うちもいっとき沸いてたことあるんだよ。どれ……たしか、ほらコレをあげよう」
福太郎「なにこれ?」
悠「鼠の禁忌剤」
メリー「なんで持ってるの?」
悠「ここに来る途中たまたま買ったもんだ。庭に撒いとかないと野菜を食いに来るんだ」
福太郎「ふーん、っで、これどう使えばええん?」
悠「鼠が出るところに置いといたら来なくなる」
福太郎「ほほう」
恋「というか、ここには猫がおるのに……なにぜ野放しなんじゃ」
福太郎「ミツバは戦闘猫族と違うからかな」
恋「戦闘とか非戦闘ってあるのか猫に?」
悠「ウチのマリオとかは戦闘にゃん族だ。同時にQUEENでもあるが」
恋「にゃん族って…」
福太郎「まぁ、とりあえず台所の隙間にでも放りこんどこか」
悠「一個丸々おかなくても適当に割って散ばせとけば全体的に禁忌バリアー張れるぞ」
福太郎「ほほう」
悠「まぁ一番手っ取り早いのは……サーチ&デストロイだけど」
福太郎「鼠を的確に捕獲Killでけるん?」
悠「位置と距離によるけど……鼠は結構走りだしたら直線にしか走らないんだ。しかも壁際をだからタイミングさえ合えば……蹴れる」
福太郎「当たったら?」
悠「小さな赤い花が咲く」
恋「グロやめろ!」
メリー「もし外れたら?」
悠「おれの悲鳴が響く」
恋「お前には動物愛護の精神はないのか」
悠「あるにはあるが生き物=全てを愛でるってことはしない。っか、出来ない、そんなことしたら後楽が調子づく」
福太郎「んー、あっ狸か」
悠「狸だからな」
恋「あれはもう狸ではないだろ」
悠「それでも狸なんだから仕方ない」
福太郎「やってさ」
クロ「そこでなんでわたしに話しを振る?」
悠「犬だからだろ」
クロ「犬じゃねぇ!」
アリス『メス犬?』
クロ「ぶっ飛ばすぞ!!」