第伍夜『福太郎の不思議な日常』
ー福太郎の部屋ー
悠「ちぇき~」
福太郎「いらっしゃーい」
悠「なんか廊下に明らかに何かを引きずっていった血液的なラインが引かれてるけど何アレ」
福太郎「酔っぱらったリンネさんを引きずった跡」
悠「流しとかないとこびりついちゃうぞ」
福太郎「台風で洗い流れるかとおもったんやけど……雨降ってないんよな」
悠「そういや、みなもとさんだよな」
福太郎「静かってこと?」
悠「HAHAHA~」
クロ「うぜぇ」
悠「そのウザさがそのうち病みつきになるよ」
クロ「なってたまるかボケ」
福太郎「んっ、そや、ワイン飲む?」
悠「いきなりワインて……あちきを酔わしてどうするの///」
福太郎「というても、中途半端にしか残ってないんやけど」
悠「いいよ、貰う貰う」
クロ「スルーする方も、されてる方ももっと反応があるだろ……」
悠「クロ」
クロ「あ?」
悠「スルー「する」って……」
クロ「そんなところに食いついてるんじゃねーよ!!」
福太郎「このワインなんやけど」
悠「うぉ、なにこれビンテージ物じゃん!」
福太郎「りんねさんがくれたんよ。若干、本人が作ったっていう疑惑があるけど」
悠「約百年前の手作りワインか……あの人なら違和感はないな。ところで、これ飲んで大丈夫なのか?」
福太郎「というと?」
悠「同じ不死になったりとか……」
福太郎「平気やろ。俺もクロも飲んでなんも異変はないし」
クロ「そもそもアレが移るもんだったらとっくに移ってるだろ」
悠「それもそっか……では、いただきます。ゴクッ」
クロ「ラッパ飲みか!」
福太郎「男らしいね」
悠「ごくごくっ……ぷはー。んー、ワインの味がする」
クロ「ワインだからな」
悠「美味かったよ。ごっそさん」
クロ「それだけか…」
福太郎「評価は?」
悠「んー、美味かったかな。」
クロ「変わってねぇよ」
悠「仕方ないじゃん。おれはワイン評論家じゃないし、美味かった。好みをいえば日本酒の方が好きかなってところ」
福太郎「なるほど、せやったら俺はビールかな」
悠「生?」
福太郎「生」
悠「生でするのが好きなのね」
福太郎「そういう悠は嫌いなのかな?」
悠「うぇへへっ、大好きっす」
クロ「死ねばいいのに」
悠「嫌です」
アリス『逝く?逝くの?』
悠「逝かないから嬉々として現れないでください」
アリス『……ちぇ』
福太郎「アリスちゃんも絶好調やな」
アリス『ふふふっ』
悠「ちぇき~」
福太郎「いらっしゃーい」
悠「なんか廊下に明らかに何かを引きずっていった血液的なラインが引かれてるけど何アレ」
福太郎「酔っぱらったリンネさんを引きずった跡」
悠「流しとかないとこびりついちゃうぞ」
福太郎「台風で洗い流れるかとおもったんやけど……雨降ってないんよな」
悠「そういや、みなもとさんだよな」
福太郎「静かってこと?」
悠「HAHAHA~」
クロ「うぜぇ」
悠「そのウザさがそのうち病みつきになるよ」
クロ「なってたまるかボケ」
福太郎「んっ、そや、ワイン飲む?」
悠「いきなりワインて……あちきを酔わしてどうするの///」
福太郎「というても、中途半端にしか残ってないんやけど」
悠「いいよ、貰う貰う」
クロ「スルーする方も、されてる方ももっと反応があるだろ……」
悠「クロ」
クロ「あ?」
悠「スルー「する」って……」
クロ「そんなところに食いついてるんじゃねーよ!!」
福太郎「このワインなんやけど」
悠「うぉ、なにこれビンテージ物じゃん!」
福太郎「りんねさんがくれたんよ。若干、本人が作ったっていう疑惑があるけど」
悠「約百年前の手作りワインか……あの人なら違和感はないな。ところで、これ飲んで大丈夫なのか?」
福太郎「というと?」
悠「同じ不死になったりとか……」
福太郎「平気やろ。俺もクロも飲んでなんも異変はないし」
クロ「そもそもアレが移るもんだったらとっくに移ってるだろ」
悠「それもそっか……では、いただきます。ゴクッ」
クロ「ラッパ飲みか!」
福太郎「男らしいね」
悠「ごくごくっ……ぷはー。んー、ワインの味がする」
クロ「ワインだからな」
悠「美味かったよ。ごっそさん」
クロ「それだけか…」
福太郎「評価は?」
悠「んー、美味かったかな。」
クロ「変わってねぇよ」
悠「仕方ないじゃん。おれはワイン評論家じゃないし、美味かった。好みをいえば日本酒の方が好きかなってところ」
福太郎「なるほど、せやったら俺はビールかな」
悠「生?」
福太郎「生」
悠「生でするのが好きなのね」
福太郎「そういう悠は嫌いなのかな?」
悠「うぇへへっ、大好きっす」
クロ「死ねばいいのに」
悠「嫌です」
アリス『逝く?逝くの?』
悠「逝かないから嬉々として現れないでください」
アリス『……ちぇ』
福太郎「アリスちゃんも絶好調やな」
アリス『ふふふっ』