第伍夜『福太郎の不思議な日常』

ー福太郎の部屋ー

福太郎「夏はわらびもちが美味しいよな」

悠「瑞々しくてぷにぷにしてておっぱいおっぱいだから?」

クロ「最後のはなんだ」

悠「おっぱい」

クロ「死ねばいいのに」

悠「昨日即死しかけたよ」

福太郎「マジで?」

悠「マジで。金髪色白少女に即死させられかけた」

福太郎「んー、それって彼女?」

アリス『ふふっ』

悠「うん」

クロ「っていうか、紹介とかしろよ。なに平然とやって来てくつろがせてんだよ」

悠「いや、おれも事態を把握し切れてなくてだな……」

福太郎「お嬢さん、お名前は?」

アリス『アリス。あたしはアリスよ』

メリー「メリー。私メリーさん」

アリス『まぁ!かわいいお人形さん!アリスと遊びましょう』

メリー「うん、いいわよ♪」

福太郎「……んー、ホンマに即死しかけたん?」

悠「即死しかけた。クロなら分かるんじゃないのか?あのアリスのヤバさ」

クロ「……いや、別にヤバい感じはしないが」

悠「クロって鈍い?」

アリス『不感症?』

クロ「誰が鈍……あん?」

福太郎「ん?」

アリス『ふふっ、メリー可愛いわ。とっても可愛い』

悠「……」

福太郎「気のせいかもしれんけどアリスちゃん何かとんでもないこというた?」

悠「たまーに、ホントたまーにだけどド下ネタブッ込んでくるんだよ」

クロ「なんじゃそりゃ……」

すっきー『んー、よく寝たっす……ん?』

アリス『ふふっ』

すっきー『……ひっ?!』

福太郎「すっきー?」

すっはー『どどどどっ』

福太郎「ドドドド?」

悠「どした?」

福太郎「すっきーがドドドドってジョジョな擬音をだっしょる」

悠「マジか」
ドドドド!

クロ「ポーズとらんでいい」

悠「WRYYY!」

すっきー『ああ、あち、あちらはどどど、どなたっすか?』

福太郎「んーと、アリスちゃん。アリスちゃんは……えーと?」

悠「集合霊でもあるし死神でもあるらしい。魔神の一種でもあるとかないとか」

クロ「アレがか?」

アリス『ふふふっ』

メリー「えへへっ」

すっきー『め、めちゃくちゃ恐ろしい呪力を感じるっス……。』

福太郎「んーっ、すっきーがめちゃめちゃ恐ろしい呪力を感じるって」

悠「クロよりすっきーのが優秀なんじゃね?」

クロ「ぶん殴るぞ」

悠「ああでも、おっぱいは圧倒的に勝ってるな」

クロ「黙れや」

すっきー『誰が貧乳っすか!』

福太郎「手に収まる程度であって貧乳ではないやろ。ちょうどええサイズ」
わきわき

すっきー『そんな褒められ方されても嬉しくないっす!っていうか、手つきがやらしいっス!』

アリス『でも、マゾでしょ?』

すっきー『えっ?』

アリス『ふふふっ』
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