ｰ福太郎の部屋ｰ

ドン……ドドン!ドン……ドドン!

福太郎「はいはい?」

悠「ちぇきーフィンガーズ!」

福太郎「うちのドアは太鼓ちゃうっていうたことあったけ?」

悠「いや、初耳」

福太郎「太鼓とちゃうねん」

悠「そっか、またひとつ賢くなったよ!」

福太郎「やったね、悠ちゃん!」

悠「そのいい方はやめよう。」

クロ「……お前らはなんなんだ」

悠「悠です」

福太郎「福太郎です」

クロ「チッ」

福太郎「んっ……なんや悠、エスニックな香りがするな」

悠「SMな香り?」

クロ「耳の中に苔でも生えてんのかお前」

悠「多分、ラジオでスープ作ったからその匂いかな」

福太郎「スープかぁ、ええねぇ。」

悠「まぁ、そのスープ作りで左右の太股に一発ずつ殴られたんだけどな。メリケンで」

福太郎「そういうプレイ何?」

悠「痛みを伴うプレイは遠慮したいホントに」

福太郎「痛みを与える側?」

悠「そんなドエスティックに見える?」

福太郎「そこそこには」

悠「めっちゃ優しいぞおれ。そりゃもうカントリーマァムくらい」

福太郎「しっとり優しい甘さ」

クロ「意味分からん」

悠「まぁ、おれはチョコ食えないからカントリーマァム食えないんだけど」

クロ「なんじゃそりゃ…」

悠「ちなみにカントリーマァムのしっとりはあんこが入ってるからだ」

福太郎「マジすか」

悠「マンスジ」

クロ「死ねッ!」

悠「ちょっとしたジョークで死ねっていわれた。」

福太郎「りんねセンセやったら大受けしとったかも」

悠「福ちゃんてきには?」

福太郎「嫌いやない」

悠「ですよねー」

クロ「なんだ……コイツら、ホント」

悠「クロの尻尾にイタズラし隊です」

福太郎「俺は耳かなー」

クロ「セクハラし隊の間違いだろ」

悠「うん」

福太郎「せやねー」

メリー「下品」

悠「メリーちゃんも嫌いじゃないくせに～」

メリー「なんでよ!」

悠「なんとなく」

メリー「めっちゃ失礼!!」

福太郎「じゃあ、流れ的に次はすっきーの番やな」

すっきー『セクハラの順番なんて回さなくていいっす!』

悠「なんていってる?揉んでくださいって?」

福太郎「うん」

すっきー『いってねーっす!!!』