ｰ福太郎の部屋ｰ

悠「ビアガーデンな季節だけど」

福太郎「せやね」

悠「福ちゃんは夏は海とか行く?」

クロ「ビアガーデンの話しはどうなった」

悠「海の家の話に代わった」

クロ「……」

福太郎「海かぁ……興味ないこともないかな。山の絵だけでなく海の絵もええやろし」

クロ「そして泳ぐ気ゼロか」

福太郎「泳ぎたいん?」

悠「クロは黒いビキニかな?」

クロ「うるせぇよ。着ねぇよ!」

悠「泳がなくていいから水着着てよ。それでお酌してよ」

クロ「キャバクラいけっ!」

福太郎「んー……悠ってグラビアとかは興味ないん?」

悠「グラビア?まぁ、表紙を飾る自信はあるけども……」

クロ「テメーがグラビアを飾れるかボケっ!」

悠「筋肉系ならおれだっていけるはずだ!」

福太郎「でたいん?」

悠「いや、全然。左右にマッチョとか並ばれたら泣きます」

クロ「泣け」

悠「WRYYYY!!」

福太郎「んで、グラビアは好きなん?」

悠「いや、グラビア見るならエロ本見るかな。着エロもいいけどやっぱりストレートエロで」

メリー「下品」

悠「へへっ」

クロ「なんで誇ってる」

福太郎「そうなんや」

悠「なんで、おけがグラビアにこだわってる風に聞いたんだべ?」

福太郎「んっ、いや、クロの水着にこだわっとったし」

悠「全裸は見せてくれないだろうけど、水着とかならイケるかと思って」

クロ「七回死んで生き返って八回死ね」

悠「七転八倒ってか?」

福太郎「せやけど、海行くいうたらクロやって水着買うやろ?」

クロ「別に水着じゃなくても海にはいけるだろ」

悠｢パンツ忘れてマスクを穿いて帰るフラグは?｣

クロ「お前頭おかしいだろ」

悠「割と」

クロ「自覚あったんだな」

福太郎「マスクって……大事な部分は丸出しになるよな」

悠「きっとな。」

福太郎「絵にしたら……」

メリー「描かなくていい!!」

クロ「なんでお前もこの話題に食いついてるんだよ」

福太郎「いや、ぱんつ忘れるっていうんならまだ分かるけど、加えてマスク穿くっていうその発想に目から鱗で」

悠「ふふんっ」

クロ「変態な発想に勝ち誇るな」

悠「これぐらいの考え方ができないと妄想の世界には旅立てないぞ?」

クロ「旅立たないし、それはただ薬きめてイッちゃってるだけだろ」

悠「ガンギメいくない」

福太郎「お薬はダメやね。」

悠「飲んでいいのは半分は優しさで出来てるのと正露丸と七色のヤツだけだよ」

メリー「七色のお薬って何!?」