第伍夜『福太郎の不思議な日常』

ー福太郎の部屋ー

福太郎「ちなみに悠はさ」

悠「なにかなー?」

クロ「うざっ……」

悠「普通に話しただけでウザいと言われるこのご時世……」

福太郎「ファイナルファイト、ハードモードでノーコンテニュークリアできる?」

悠「んー……丸一日かければ出来ると思う。数百回はやり直すことになるだろうけど」

福太郎「やっぱりそんくらいかかるかぁ」

悠「余裕でな」

クロ「それでできるのも異常だろ」

悠「運の要素も混ざってくるけどね。なにファイナルファイト絶賛プレイ中?」

福太郎「いや、難ゲーの話題がちょっとでとったから聞いてみただけ」

悠「そうか……」

クロ「なんでびみょうに残念そうなんだよ」

悠「いや、やるんだったら二人プレイでやろうかと思って」

福太郎「その時が来たら頼むわ」

悠「WRYYY」

すっきー『来るんスか?そのときって』

福太郎「苦行に身をさらしたくなったら来るかも知れん」

すっきー『苦行なんすね……』

福太郎「そんくらいのレベルや」

悠「じゃあ、ペルソナQやる?」

福太郎「ペルソナQ?アトラスの新作?」

悠「イグザクトリー」

福太郎「新しいんでたんや。」

悠「あっ、世界樹の迷宮ってゲーム知ってる?」

福太郎「えーと、確かRPGやっけ。マップとか自力探索系の」

悠「そうそう、そのシステムでペルソナ3、4のキャラが出るRPGがペルソナQ」

福太郎「ハマっとん?」

悠「ハマってりゅ」

クロ「言い方に殺意が目覚める」

悠「おれのことが好きなのはわかるけど、そこまでおれの発言を注視するな」

クロ「誰が誰を好きだ!」

福太郎「クロが悠を」

クロ「言い直さなくていい!」

福太郎「聴いてきたんはそっちやのに……」

悠「難しいお年頃なのね。」

クロ「血管がブチ切れそうだ」

悠「ひっひっふー、ひっひっふーって呼吸するんだ」

クロ「ラマーズ呼吸してなにがどうなるっ!」

福太郎「安産……かな。」

クロ「冷静にいってんじゃねーよ」

悠「安心していいぞ」

クロ「あ?」

悠「クロの尻は安産型だ」

クロ「黙れボケっ!」

メリー「下品…」

福太郎「いや、でも安産型って安心するやろ?」

すっきー『なんの安心すか……いや、安産の安心なんでしょうけど』

福太郎「すっきーもええお尻しとるよ?」

すっきー『そんなフォローとか待ってないっスから!』

悠「もちろんメリーちゃんもキュッと締まってていい尻だ!」

メリー「変態っ!」
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