ｰ福太郎の部屋ｰ

福太郎「はー、暑いなぁ」
しゃりしゃり

メリー「涼しい～」

クロ「かき氷作ってる側に居るだけで涼しくなるんだから言いなお前は……」

メリー「えへへ」

すっきー『食べて良し、涼んでよし、氷一個でいいんだから超エコっすよね。ホント』

福太郎「ふーむ、じゃあ、部屋の真ん中に氷の塊りおいたら幾分かは俺らも涼しいなるんやろか」

クロ「どれだけデカイ氷を置く気だよ。準備とあと始末のことを考えたら冷房の方が安上がりで建設的だろ」

福太郎「んー……ロマン?」

クロ「氷の塊りにロマンなんかねーよ」

黒髪の女性「ごはん?朝ご飯?」

福太郎「ん?」

クロ「あ?」

メリー「起きた」

黒髪の女性「……ここ、どこ?確か博麗神社の宴会で……寝てたはずなのに……永琳は?というか、あなたたち誰?」

クロ「まず自分から名乗れよ」

輝夜「私は輝夜。蓬莱山輝夜よ。」

福太郎「オオタイサン?」

輝夜「ホウライサンよ!わざと言ってるでしょ!」

メリー「もしかしてかぐや姫?」

輝夜「……みたいなものよ」

福太郎「幻想郷はなんでもおるんやなホンマ。チュパカブラとかもおるんやろか」

輝夜「私はみたことないけど悪魔のガキンチョが飼ってるとか聞いたわね。」

福太郎「ペット感覚かぁ。規模がちゃうな」

輝夜「ペットなら兎がいいわよ。それでそろそろそっちのことを教えてもらえないかしら?あと、現状もね｣

福太郎「ええと……」


～説明中～

輝夜「ふーん」

福太郎「って、ことです」

輝夜「じゃあ、夜中になるまでは帰れないのね?」

福太郎「えぇ。」

輝夜「そう、ならとりあえず……お腹すいたから朝ご飯をちょうだい」

クロ「幻想郷のやつらはほんと図々しいな」

すっきー『しかも、もう昼ごはんっすね』

福太郎「まぁ、作りますけど……姫さんが気に居るようなもんが出来るとはかぎらんですよ?」

輝夜「食べれる物なら普通でいいわよ。」

クロ「軽いな…」

輝夜「長生きしてると食事ぐらいしか楽しみがないからね。食べれるってたいじなことなのよ?」

メリー「どのくらい長生きしてるの?」

輝夜「さぁ……わすれちゃったわ。死ねないし」

福太郎「え?」

輝夜「つまらない話しはやめましょう。ご飯が出来るまで何かヒマのつぶせるものはない?」

福太郎「ヒマのつぶせる……ゲームでもします?」

輝夜「する!すごくする!」

福太郎「は、はぁ。じゃあ、好きなんしててください。クロ、相手してあげて」

クロ「私はあんまり得意じゃねーんだけどな…」