第伍夜『福太郎の不思議な日常』
ー福太郎の部屋ー
ラム「帰って来ないわね…。」
すっきー『そうっすね』
ラム「んー、こうなるんだったら先に家に帰ればよかったかしら」
すっきー『そういえばラムさん、なんでお帰りにならないんすか?』
ラム「酔い潰れて一晩世話になって挨拶も無しに帰れないでしょ」
すっきー『いい子……いや、真面目っすね。』
ラム「子供扱いしてくれるわね」
すっきー『や、やだなぁ。ただのいいまちがいっすよ~』
ラム「……」
すっきー『……』
ラム「霊体が爆散するお札もあるのだけど?」
すっきー『すいません、ごめんなさい、堪忍してください』
ラム「まぁ、有ってもそんなバカ高い霊符はほいほい使わないけどね。」
すっきー『え、高いって買ってるんスか?』
ラム「基本は自前で書くけど、買った方が楽なのよね。書くのだって結構めんどくさいし、間違ったら効果なかったりするし」
すっきー『えぇ……でも、買ってって信用あるんスか?』
ラム「「本物」ならね。今言ったような霊体を爆散させるなんて効力が高いものは高名で霊験の高い方が書いてて素人が使っても効果がある。そうなるともちろん値段も張るわけよ。」
すっきー『どこに買いに行くんスか?恐山とか?』
ラム「恐山て……ネット通販とかよ」
すっきー『ネット通販で売ってるんスか?!』
ラム「ネットで買えないもののが少ないでしょ」
すっきー『えぇ……そーっすけど。なーんか納得いかないっす』
ラム「……じゃあ、その身で味わってみる?」
ピッ!
すっきー『ちょ、怖いっすから札をこっちに向けないでくださいっす』
ラム「成仏したりしないわよ。これは安い札だし」
すっきー『だからって痛いのとかはイヤっすよ!!』
ラム「痛くはないわ」
すっきー『じゃあ、なんなんすか?さっきみたいに簡易実体化とかっすか?』
ラム「さぁ」
すっきー『えっ、な、なんなんすか、さぁって!』
ラム「まとめ買いしておまけでもらったものだからどんな効果なのかは分からないわ。危ないものではないらしいけど」
すっきー『おまけとか、効果が分からないって言ってる時点で危なさ全開じゃないっすか!!』
ラム「すくなくとも人間には効果ないし、ね?」
すっきー『ね?じゃっねーっすよ!!』
ラム「ええい、大人しくヒマつぶしの相手になりなさい!」
すっきー『ひどっ!それが本音だったんすねっ!!』
ラム「うん。」
すっきー『真顔でうなずかれたーー!わーん、怖いっすー!』
すぅ……
ラム「ふっ、どんなに気配をけしても…………そこよ!」
ヒュパッ!
すっきー『ひっ!』
ラム「さぁ、何の効果かしら」
ペタッ!ポンッ!
すっきー『っ……はれ?……って、何で私裸になってるんスか///!??』
ラム「霊体の服を見えなくする効果だったようね。まったく役に立たないおまけね、コレ」
すっきー『冷静に分析してないで……』
福太郎「ただいま……ん?」
すっきー『……きゃあぁぁーーー///!!』
ラム「帰って来ないわね…。」
すっきー『そうっすね』
ラム「んー、こうなるんだったら先に家に帰ればよかったかしら」
すっきー『そういえばラムさん、なんでお帰りにならないんすか?』
ラム「酔い潰れて一晩世話になって挨拶も無しに帰れないでしょ」
すっきー『いい子……いや、真面目っすね。』
ラム「子供扱いしてくれるわね」
すっきー『や、やだなぁ。ただのいいまちがいっすよ~』
ラム「……」
すっきー『……』
ラム「霊体が爆散するお札もあるのだけど?」
すっきー『すいません、ごめんなさい、堪忍してください』
ラム「まぁ、有ってもそんなバカ高い霊符はほいほい使わないけどね。」
すっきー『え、高いって買ってるんスか?』
ラム「基本は自前で書くけど、買った方が楽なのよね。書くのだって結構めんどくさいし、間違ったら効果なかったりするし」
すっきー『えぇ……でも、買ってって信用あるんスか?』
ラム「「本物」ならね。今言ったような霊体を爆散させるなんて効力が高いものは高名で霊験の高い方が書いてて素人が使っても効果がある。そうなるともちろん値段も張るわけよ。」
すっきー『どこに買いに行くんスか?恐山とか?』
ラム「恐山て……ネット通販とかよ」
すっきー『ネット通販で売ってるんスか?!』
ラム「ネットで買えないもののが少ないでしょ」
すっきー『えぇ……そーっすけど。なーんか納得いかないっす』
ラム「……じゃあ、その身で味わってみる?」
ピッ!
すっきー『ちょ、怖いっすから札をこっちに向けないでくださいっす』
ラム「成仏したりしないわよ。これは安い札だし」
すっきー『だからって痛いのとかはイヤっすよ!!』
ラム「痛くはないわ」
すっきー『じゃあ、なんなんすか?さっきみたいに簡易実体化とかっすか?』
ラム「さぁ」
すっきー『えっ、な、なんなんすか、さぁって!』
ラム「まとめ買いしておまけでもらったものだからどんな効果なのかは分からないわ。危ないものではないらしいけど」
すっきー『おまけとか、効果が分からないって言ってる時点で危なさ全開じゃないっすか!!』
ラム「すくなくとも人間には効果ないし、ね?」
すっきー『ね?じゃっねーっすよ!!』
ラム「ええい、大人しくヒマつぶしの相手になりなさい!」
すっきー『ひどっ!それが本音だったんすねっ!!』
ラム「うん。」
すっきー『真顔でうなずかれたーー!わーん、怖いっすー!』
すぅ……
ラム「ふっ、どんなに気配をけしても…………そこよ!」
ヒュパッ!
すっきー『ひっ!』
ラム「さぁ、何の効果かしら」
ペタッ!ポンッ!
すっきー『っ……はれ?……って、何で私裸になってるんスか///!??』
ラム「霊体の服を見えなくする効果だったようね。まったく役に立たないおまけね、コレ」
すっきー『冷静に分析してないで……』
福太郎「ただいま……ん?」
すっきー『……きゃあぁぁーーー///!!』