第伍夜『福太郎の不思議な日常』
ー太陽の畑ー
咲夜「ということで、着いたわよ」
福太郎「結構歩いたなぁ」
フラン「フクタロ、これくらいで疲れてたら駄目よ?」
福太郎「んー、ちゃうなぁ」
フラン「なにが?」
福太郎「フクタロウ」
フラン「フクタロ」
福太郎「ふくたろう」
フラン「フクタロー」
福太郎「……よしっ!」
フラン「やったー!」
咲夜「妹様、あまりはしゃぎ過ぎて日傘から出てしまいますと灰塵と化しますよ?」
福太郎「えっ?」
咲夜「えっ?」
福太郎「日傘から出たらDEAD?」
咲夜「吸血鬼ですから」
フラン「平気よ。私の治癒再生能力が50だとしたら太陽光のダメージは60だもの」
福太郎「ん、確実に蝕まれていくなそれやったら」
フラン「あれ?」
咲夜「大丈夫。なんとかなります」
福太郎「ならんて、どう計算してもマイナスやって」
フラン「滾る熱い魂で!!」
福太郎「余計に悪化しそうやでそれ。」
幽香「ちょっと、私の縄張りで漫才しているのはだれ?」
福太郎「この声は……のうかりん!」
幽香「誰だべ~ってなにいわせるのよ!」
フラン「咲夜、あのひとノリがいいわ」
咲夜「みたいですね。」
幽香「うっさい。マスパるわよ……って、貴方、福太郎じゃないの」
福太郎「どうも」
幽香「ついに死んだの?それとも妖怪化?」
福太郎「死んでもないし、まだまだ人間です。」
幽香「あらそう。なら、潜ってきたの?」
福太郎「さすが察しが早い」
幽香「それぐらいしかないでしょ。それで?」
福太郎「ん?」
幽香「メリーは?」
福太郎「いや、俺だけ」
幽香「……」
福太郎「……」
幽香「はぁぁ。」
福太郎「うーわ、めっさがっかりされとる」
幽香「で、何しに来たの?花の肥料になりに?」
福太郎「めっちゃ扱い悪いなぁ。」
幽香「あん?」
福太郎「ただの挨拶でーす」
幽香「あっ、そう……そっちに居るのは紅魔館のメイドと……」
福太郎「レミ嬢の妹さん」
フラン「フランドール・スカーレットよ」
幽香「そう、いきなり奇妙な組み合わせで現れるのね。」
福太郎「いろいろありましてね。」
幽香「ふうん、それでここの風景でも描くの?」
福太郎「んー、確かに見事な場所やけど画材道具ないし」
フラン「フクタローお絵かき好きなの?」
福太郎「風景のお絵描きは好きやな」
フラン「見てみたいわ」
福太郎「せやけど、お絵かき道具が無いんよなぁ」
フラン「咲夜」
咲夜「どうぞ」
【画材一式】
福太郎「うわぉ……」
咲夜「ということで、着いたわよ」
福太郎「結構歩いたなぁ」
フラン「フクタロ、これくらいで疲れてたら駄目よ?」
福太郎「んー、ちゃうなぁ」
フラン「なにが?」
福太郎「フクタロウ」
フラン「フクタロ」
福太郎「ふくたろう」
フラン「フクタロー」
福太郎「……よしっ!」
フラン「やったー!」
咲夜「妹様、あまりはしゃぎ過ぎて日傘から出てしまいますと灰塵と化しますよ?」
福太郎「えっ?」
咲夜「えっ?」
福太郎「日傘から出たらDEAD?」
咲夜「吸血鬼ですから」
フラン「平気よ。私の治癒再生能力が50だとしたら太陽光のダメージは60だもの」
福太郎「ん、確実に蝕まれていくなそれやったら」
フラン「あれ?」
咲夜「大丈夫。なんとかなります」
福太郎「ならんて、どう計算してもマイナスやって」
フラン「滾る熱い魂で!!」
福太郎「余計に悪化しそうやでそれ。」
幽香「ちょっと、私の縄張りで漫才しているのはだれ?」
福太郎「この声は……のうかりん!」
幽香「誰だべ~ってなにいわせるのよ!」
フラン「咲夜、あのひとノリがいいわ」
咲夜「みたいですね。」
幽香「うっさい。マスパるわよ……って、貴方、福太郎じゃないの」
福太郎「どうも」
幽香「ついに死んだの?それとも妖怪化?」
福太郎「死んでもないし、まだまだ人間です。」
幽香「あらそう。なら、潜ってきたの?」
福太郎「さすが察しが早い」
幽香「それぐらいしかないでしょ。それで?」
福太郎「ん?」
幽香「メリーは?」
福太郎「いや、俺だけ」
幽香「……」
福太郎「……」
幽香「はぁぁ。」
福太郎「うーわ、めっさがっかりされとる」
幽香「で、何しに来たの?花の肥料になりに?」
福太郎「めっちゃ扱い悪いなぁ。」
幽香「あん?」
福太郎「ただの挨拶でーす」
幽香「あっ、そう……そっちに居るのは紅魔館のメイドと……」
福太郎「レミ嬢の妹さん」
フラン「フランドール・スカーレットよ」
幽香「そう、いきなり奇妙な組み合わせで現れるのね。」
福太郎「いろいろありましてね。」
幽香「ふうん、それでここの風景でも描くの?」
福太郎「んー、確かに見事な場所やけど画材道具ないし」
フラン「フクタローお絵かき好きなの?」
福太郎「風景のお絵描きは好きやな」
フラン「見てみたいわ」
福太郎「せやけど、お絵かき道具が無いんよなぁ」
フラン「咲夜」
咲夜「どうぞ」
【画材一式】
福太郎「うわぉ……」