第肆夜『福太郎の不思議な日常』
ー福太郎の部屋ー
こんこん、こんこん…
福太郎「はい?」
由乃「こんにちは」
福太郎「んっ、由乃ちゃん。どしてん?歪業の仕事?」
由乃「いや、そうじゃなくて……今日バレンタインデーなんで福太郎さんにチョコレートを持ってきたんです。」
福太郎「んー、ホンマに?そら嬉しいは、時間ある?あがっていってや」
由乃「ありがとうございます。」
福太郎「ちょうど、みんな集まっとるし」
由乃「皆?」
雪母「おぅ。久しぶりね」
雪娘「お姉さんこんにちは」
りんね「あら、由乃ちゃんも来たのね。いらっしゃい」
由乃「皆さん、どうもこんにちわ。」
福太郎「どうぞ。お茶はいりましたよ。雪娘ちゃんはアイスココア、雪母さんは煮えたぎるほどあっっっつい珈琲」
クロ「アンタを見てると雪女ってなんなのか分からなくなるな」
雪母「なまっちょろい雪妖怪と一緒にするな。私は極寒も極熱も余裕だ」
りんね「特異体質なのかしらね」
福太郎「悠に雪母さんの体質が混ざったらホンマに最強体質になるかもしれんな。悠は寒いんがダメやけど熱いんと感電は平気言うとったし」
クロ「感電が平気って……アイツは本当に人間か?」
福太郎「痺れるし痛いんは痛いらしいけどな。たえられるってだけで」
りんね「体内中に赤血球が多いのかもしれないわね。」
メリー「せっけっきゅーが多かったら平気なの?」
りんね「平気って訳じゃないけど、いくらかはマシになるんじゃないかしら……あくまでも気休め程度には」
雪娘「由乃お姉ちゃんも福太郎さんにチョコレート渡しにきたの?」
由乃「え、あ、そうなの。いつもお世話になってるから、そのお礼も兼ねて」
福太郎「どっちかいうたら俺がお世話になりっぱなしとう感じやけどね」
りんね「とかいって本命チョコだったりして」
由乃「ぷふっ!!」
福太郎「センセ、からかわんの」
りんね「からかってるつもりでもなかったんだけど」
由乃「えーと、皆さんもチョコを贈りに?」
雪娘「はいっ♪」
雪母「私は着きそいだ。まぁ、手ぶらもなんだから上質のカカオをくれてやった。」
由乃「か、カカオを……そのまま?」
雪母「そうだ」
福太郎「まぁ、どうにか使わせてもらいますわ」
雪母「ふんっ、必死にあがいてみろ」
雪娘「もー……お母さんはすぐにそういうことをいうんだから、ごめんなさい。福太郎さん」
福太郎「いやー、雪母さんのあらく……いや、ロックな感じ嫌いやないよ」
すっきー『今、あらくれって言いかけたっス』
由乃「あはは……」
福太郎「せやけど、なんやかんやでこないに色んな人にチョコもらえて嬉しいわ」
クロ「人間はひとりしかいないけどな」
福太郎「チョコを貰えるいうんが大事なんやって、義理いうても女性から貰えるんは男としてはやっぱりええ気分なんよ」
りんね「私のは本命として受け取ってくれてもいいのよ。なんだったら私もろとも!!」
福太郎「センセ、センセ。落ちついて子供の前やし、必死すぎです」
りんね「あ、やーん///」
雪母「結婚相談所に行け」
福太郎「ははっ。ほんなら、大人な皆さんはいっぱいやりまひょか。悠君からチョコレートに合うお酒いたただいとるんで」
りんね「あらぁーいいわねぇ♪でも……なんで悠君がバレンタインデーに贈り物してるのかしら?」
福太郎「んー、友チョコ?いや、友酒かな」
こんこん、こんこん…
福太郎「はい?」
由乃「こんにちは」
福太郎「んっ、由乃ちゃん。どしてん?歪業の仕事?」
由乃「いや、そうじゃなくて……今日バレンタインデーなんで福太郎さんにチョコレートを持ってきたんです。」
福太郎「んー、ホンマに?そら嬉しいは、時間ある?あがっていってや」
由乃「ありがとうございます。」
福太郎「ちょうど、みんな集まっとるし」
由乃「皆?」
雪母「おぅ。久しぶりね」
雪娘「お姉さんこんにちは」
りんね「あら、由乃ちゃんも来たのね。いらっしゃい」
由乃「皆さん、どうもこんにちわ。」
福太郎「どうぞ。お茶はいりましたよ。雪娘ちゃんはアイスココア、雪母さんは煮えたぎるほどあっっっつい珈琲」
クロ「アンタを見てると雪女ってなんなのか分からなくなるな」
雪母「なまっちょろい雪妖怪と一緒にするな。私は極寒も極熱も余裕だ」
りんね「特異体質なのかしらね」
福太郎「悠に雪母さんの体質が混ざったらホンマに最強体質になるかもしれんな。悠は寒いんがダメやけど熱いんと感電は平気言うとったし」
クロ「感電が平気って……アイツは本当に人間か?」
福太郎「痺れるし痛いんは痛いらしいけどな。たえられるってだけで」
りんね「体内中に赤血球が多いのかもしれないわね。」
メリー「せっけっきゅーが多かったら平気なの?」
りんね「平気って訳じゃないけど、いくらかはマシになるんじゃないかしら……あくまでも気休め程度には」
雪娘「由乃お姉ちゃんも福太郎さんにチョコレート渡しにきたの?」
由乃「え、あ、そうなの。いつもお世話になってるから、そのお礼も兼ねて」
福太郎「どっちかいうたら俺がお世話になりっぱなしとう感じやけどね」
りんね「とかいって本命チョコだったりして」
由乃「ぷふっ!!」
福太郎「センセ、からかわんの」
りんね「からかってるつもりでもなかったんだけど」
由乃「えーと、皆さんもチョコを贈りに?」
雪娘「はいっ♪」
雪母「私は着きそいだ。まぁ、手ぶらもなんだから上質のカカオをくれてやった。」
由乃「か、カカオを……そのまま?」
雪母「そうだ」
福太郎「まぁ、どうにか使わせてもらいますわ」
雪母「ふんっ、必死にあがいてみろ」
雪娘「もー……お母さんはすぐにそういうことをいうんだから、ごめんなさい。福太郎さん」
福太郎「いやー、雪母さんのあらく……いや、ロックな感じ嫌いやないよ」
すっきー『今、あらくれって言いかけたっス』
由乃「あはは……」
福太郎「せやけど、なんやかんやでこないに色んな人にチョコもらえて嬉しいわ」
クロ「人間はひとりしかいないけどな」
福太郎「チョコを貰えるいうんが大事なんやって、義理いうても女性から貰えるんは男としてはやっぱりええ気分なんよ」
りんね「私のは本命として受け取ってくれてもいいのよ。なんだったら私もろとも!!」
福太郎「センセ、センセ。落ちついて子供の前やし、必死すぎです」
りんね「あ、やーん///」
雪母「結婚相談所に行け」
福太郎「ははっ。ほんなら、大人な皆さんはいっぱいやりまひょか。悠君からチョコレートに合うお酒いたただいとるんで」
りんね「あらぁーいいわねぇ♪でも……なんで悠君がバレンタインデーに贈り物してるのかしら?」
福太郎「んー、友チョコ?いや、友酒かな」