ｰ福太郎の部屋ｰ

ぴーんぽんぴぽぴぽぴぽーん!
クロ「うるせぇ!」

悠「お邪魔します」

恋「スマン……。こやつが本当にスマン」

福太郎「今の流れ久々やね」

悠「福ちゃんのところのチャイムボタンを見ると連打したくなるんだよ」

福太郎「多分それ、心疾患やで」

悠「病気じゃないやい!」

クロ「病気だよ」

恋「病気じゃな」

悠「うー、寒い寒い」

福太郎「ホンマになぁ」

悠「ところで福ちゃん、メリーちゃんは?」

福太郎「おるよ。メリーちゃん?」

メリー「なぁにご主人様」

福太郎「悠が呼んどるよ」

メリー「なによ」

悠「ガラッと態度変えるんだもんな。ちょっとこっちおいで」

メリー「だからなっ…きゃっ!?」

悠「メリーちゃんゲットだぜ」

メリー「なにすんのよー!はーなーせー!」

悠「ふはは、さぁ、炬燵を差し出してもらおうか!」

福太郎「しまった。コタツ強盗やった」

クロ「いや、コタツ強盗ってなんだよ」

恋「ここにきて一分と経って居らんのに寸劇が始まったのぅ……」

メリー「ご主人様助けてー!」

悠「さぁ、差し出さないとメリーちゃんのスカートをめくったりめくらなかったりするぞ」

メリー「やーめーてー!」

福太郎「しかたない……分かった。差し出すわ」

悠「よーし、素直は美徳だぜ。ほら、人質だ」

メリー「えーん、ご主人様。」

福太郎「よしよし、怖かったなぁ」

悠「ふー、コタツだコタツだ。」

恋「なんなんじゃ、今の寸劇は」

悠「コタツハンター」

福太郎「コタツ強盗」

メリー「ご主人様の愛情劇」

クロ「全員バラバラだな、おい」

悠「外がさぁ、雪降っててさぁ」

福太郎「確かに朝から降っとるね」

悠「それがもう怖くて怖くて」

クロ「怖いっておかしいだろ」

悠「ドンドン温度が下がっていく。超こわいだろ!!」

クロ「めんどくさいなコイツ。」

恋「寒くなって普段の二割増しでめんどくさいのじゃ」

悠「うっせぇな尻もみしだくぞ」

恋「セクハラやめいっ///!!」

悠「いや、クロの」

クロ「やってみろ指へし折ってやるよ」

悠「指くらいでおれのセクハラを止め切れるとおもってんのか?あぁー?!」

クロ「カッコつけてるけど全然恰好つけれてないからな!!」

福太郎「悠は尻好きやな」

悠「胸尻髪、全部好きだ!」

恋「部位でしか見とらんだろ!!」

悠「いや、まぁ女は女である時点で合格だし。そのうえで尻足胸髪好きだと言っているんだ」

恋「増えとるぞ」

福太郎「いろいろ大事って事やな」

悠「さすが福ちゃん分かってる」