第肆夜『福太郎の不思議な日常』
ー福太郎の部屋ー
福太郎「んんーーっ……ふぅー。」
メリー「ごしゅじんさま、ゆうかりん、くろー、おはよー……」
福太郎「おはよ。まだ寝ぼけとるようやけど。幽香さんは昨日帰ったやろ」
メリー「あっそっかー……あれ、クロは?」
福太郎「ん?そういえば……」
がちゃっ
クロ「ん?起きたのかお前ら」
福太郎「おはよ。どこいっててん?」
クロ「別にどこもいってねぇよ。庭の花に水やってただけだ。」
福太郎「んー、真面目で結構結構」
クロ「やり忘れてみろ……次来たときにあのサディストにどんな目にあわされるやら」
ぴりりり
福太郎「んっ、はい?もしもし」
由乃『あっ、福太郎さん。おはようございます。今大丈夫ですか?』
福太郎「んっ、おはようございます。平気ですよ。どうかしました?」
由乃『歪業のお仕事があるんですけど、よかったら福太郎さんのところでとっていただこうかと思いまして』
福太郎「んー、ええですよ。どんな妖怪(ひと)です?」
由乃『烏天狗さんだそうです。詳しいことは直接会ってお話ししますけど……』
福太郎「んっ、ほんならそうしてもらいましょか。こっちはいつでもええんで来てもらえます?」
由乃『分かりました。では一時間後ぐらいに窺います』
福太郎「はーい」
クロ「仕事か?」
福太郎「んっ、久しぶりに歪業の方」
メリー「ご主人様がんばってね。」
福太郎「んっ。ありがと」
~一時間後~
ぴんぽーん!
クロ「来たか」
福太郎「はいはーい…わっ?!」
由乃「おはようございます!」
福太郎「お、おはよう……やけど、その積み上がったダンボールの山は?今にも崩れそうやし」
由乃「すみません…重くはないのですがバランスが難しくて…そっち押さえてもらえますか?」
福太郎「なんでそんな無茶を…」
由乃「バランス取れれば大丈夫かなーって……あっ」
ぐらり
どざどざどさっ!
福太郎「うわあああぁぁ!」
由乃「きゃああああ、ごめんなさい!ごめんなさい!」
クロ「何やってんだか……」
由乃「福太郎さん、本当にごめんなさい」
福太郎「いえいえ大丈夫だよ。それにしても、相変わらずよう持てるね。俺も運ぶわ。よっと……重っ?!重い!こんなモンをいくつも抱えとったん?」
由乃「ダメですよ。腰悪くしますよ?」
ひょい
福太郎「ホンマに力持ちやな…」
由乃「そうだよ!福太郎さんより、力持ちなんだから。私、馬鹿力だけが取り柄なので!」
福太郎「そっかそっか、まぁ無理だけはせーへんようにね。頼りにしとるし」
由乃「はい♪」
福太郎「んんーーっ……ふぅー。」
メリー「ごしゅじんさま、ゆうかりん、くろー、おはよー……」
福太郎「おはよ。まだ寝ぼけとるようやけど。幽香さんは昨日帰ったやろ」
メリー「あっそっかー……あれ、クロは?」
福太郎「ん?そういえば……」
がちゃっ
クロ「ん?起きたのかお前ら」
福太郎「おはよ。どこいっててん?」
クロ「別にどこもいってねぇよ。庭の花に水やってただけだ。」
福太郎「んー、真面目で結構結構」
クロ「やり忘れてみろ……次来たときにあのサディストにどんな目にあわされるやら」
ぴりりり
福太郎「んっ、はい?もしもし」
由乃『あっ、福太郎さん。おはようございます。今大丈夫ですか?』
福太郎「んっ、おはようございます。平気ですよ。どうかしました?」
由乃『歪業のお仕事があるんですけど、よかったら福太郎さんのところでとっていただこうかと思いまして』
福太郎「んー、ええですよ。どんな妖怪(ひと)です?」
由乃『烏天狗さんだそうです。詳しいことは直接会ってお話ししますけど……』
福太郎「んっ、ほんならそうしてもらいましょか。こっちはいつでもええんで来てもらえます?」
由乃『分かりました。では一時間後ぐらいに窺います』
福太郎「はーい」
クロ「仕事か?」
福太郎「んっ、久しぶりに歪業の方」
メリー「ご主人様がんばってね。」
福太郎「んっ。ありがと」
~一時間後~
ぴんぽーん!
クロ「来たか」
福太郎「はいはーい…わっ?!」
由乃「おはようございます!」
福太郎「お、おはよう……やけど、その積み上がったダンボールの山は?今にも崩れそうやし」
由乃「すみません…重くはないのですがバランスが難しくて…そっち押さえてもらえますか?」
福太郎「なんでそんな無茶を…」
由乃「バランス取れれば大丈夫かなーって……あっ」
ぐらり
どざどざどさっ!
福太郎「うわあああぁぁ!」
由乃「きゃああああ、ごめんなさい!ごめんなさい!」
クロ「何やってんだか……」
由乃「福太郎さん、本当にごめんなさい」
福太郎「いえいえ大丈夫だよ。それにしても、相変わらずよう持てるね。俺も運ぶわ。よっと……重っ?!重い!こんなモンをいくつも抱えとったん?」
由乃「ダメですよ。腰悪くしますよ?」
ひょい
福太郎「ホンマに力持ちやな…」
由乃「そうだよ!福太郎さんより、力持ちなんだから。私、馬鹿力だけが取り柄なので!」
福太郎「そっかそっか、まぁ無理だけはせーへんようにね。頼りにしとるし」
由乃「はい♪」