第肆夜『福太郎の不思議な日常』

ー池袋:銭湯(男湯サウナ)ー

悠「ふしゅぅぅ……」

福太郎「ふーー……」

悠「良い汗でるよなぁ。サウナって」

福太郎「せやねぇ……」

悠「家にもサウナ欲しいわ」

福太郎「悠の家なら作れるんとちゃうのん?」

悠「できなくもないけど……あんまり勝手なことしたら幼女にひっくり返されたりブン投げられるから……」

福太郎「それは怖いな」

悠「怖いぜ……しかも夕飯に茄子とかばりばり出されるし」

福太郎「それは食べたらえんちゃう?」

悠「茄子嫌いなんだよ」

福太郎「悠ってときどき可愛らしいよな」

悠「おれは普通に可愛いだろ」

福太郎「んー、そうでもないかな」

悠「はっきりいうよねー」

福太郎「ってか、可愛いっていわれたいん?」

悠「改めて聞かれたら微妙……」

福太郎「せやろ」

悠「けど、年上の綺麗なお姉さんとかに可愛いとかは言われたい」

福太郎「それはええね。」

悠「福ちゃんはオープンなのかむっつりなのかわかんなんなー」

福太郎「んー、人並みにはエロいと思う」

悠「そっかーふー……あちぃー……」

福太郎「あついなぁ……」



ー池袋:銭湯(女湯サウナ)ー

悠(女)「クロって均等のとれたプロポーションだな。むちむちじゃないけど貧相でもない」

クロ「それ、ほめ、てんのか、けなし、てんのか……ハッハッ…」

悠(女)「もちろん褒めてるつもりなんだが」

幽香「だらしなく舌出して発情期か何か?」

クロ「ちがうっ!」

悠(女)「犬だから舌を出して体温調整してるんでしょう。犬だから」

クロ「そうだけど……犬じゃねぇし!二回言うな!」

悠(女)「幽香はエロい身体してるよなぁ。胸はでかい、ウエストは締まってて、尻も下品じゃない程度の肉づき」

幽香「喧嘩売ってるの?」

悠(女)「全力で褒めたんだけど」

クロ「お前の褒め方は全体的にどこかおかしい」

悠(女)「性的に魅力があるっていういみだったんだけど」

クロ「俄然ドン引きだ!」

幽香「いいじゃないの、性的魅力はひとそれぞれよ」

悠(女)「幽香は話しが分かるな」
そぉー……

幽香「触ったらへし折るわよ」

悠(女)「へし折られる程度で触れるなら全然もみしだくけど」

メリー「へんたいっ!」

悠(女)「お、生きてた」

メリー「あつぃー……もうでようよぉー」

幽香「そうしましょうか」

悠(女)「あー……あの乳もみしだきたい」

クロ「お前は少し自重しろ」

悠(女)「……」

クロ「なんだよ」

悠(女)「もっと毛深いかと思ってたけど……普通だな」

クロ「死ねッ!」
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