ｰ福太郎の部屋ｰ

冥「それじゃあ、そろそろお暇させてもらいますナ」

福太郎「んっ、せやけどセンセはまだ……」

冥「また後日うかがいますのナ。」

福太郎「そーですか?なんやったら夕食くらいご一緒しません?」

冥「ナー。嬉しいですけど、私も皆のご飯を支度しないといけないので、また今度に誘ってくださいナ」

福太郎「そういうことやったらしゃーないですね。御引き留めして申し訳ない」

冥「いえいえ、嬉しかったですナ。それじゃ、福太郎さん、メリーちゃん、クロさん、すっきーさんさよならニャ」

メリー「バイバーイ」

クロ「おう」

すっきー『失礼しますっス』

福太郎「……人間の出来たひとやったな」

クロ「猫だけどな」

メリー「尻尾いっぱいだったね」

福太郎「せやねー。触らせて欲しかったわ」

クロ「……私をみるんじゃねーよ」

すっきー『管理人さんの尻尾はすらりとしてたっすけど、クロさんのはハタキみたいっすよね』

クロ「喧嘩売ってんのか」

福太郎「まーまー、ふさふさっていいたかったんやろ。」

すっきー『そうっす!そうっす!』

クロ「ふん」

福太郎「っで、触ってええ?」

クロ「触るな」

福太郎「ちぇ、しゃーないしすっきーの後ろおっぱいでも撫でよ」

触ッ
すっきー『ひゃっ///な、なにするんすかっ!』

福太郎「んー……そこに後ろおっぱいがあったけんつい」

すっきー『そこに山があったからみたいないい方と肩甲骨のことをそんなエッチな言いかしないでくださいっス!』

メリー「悠の悪い影響がでてる」

クロ「出てるな」

福太郎「まぁ、たまにはセクハラくらいせんとね」

すっきー『しなくていいっすよ!』

福太郎「まぁ、反省はしてないけどね」

すっきー『しろっ!』

福太郎「クロ」

クロ「あ?」

福太郎「んっ、いや呼んだだけ」

メリー「ご主人様のボケはときどきシュール過ぎて分からない」

福太郎「ん、そういう時は無視しといて」

クロ「悠は悠で相手にしないとしつこいけど、お前はテキトーに流しすぎだろ。もっと自己アピールしろよ」

福太郎「っといわれても、別に俺は構ってちゃんとちゃうしな。適度な処世術は身につけとるし……ぼっちにはならんけどこれといって中心にもならん」

クロ「変な術を身につけてるな」

福太郎「出過ぎず引かな過ぎず」

メリー「ご主人様って人畜無害だもんね」

福太郎「せやで」

クロ「自分でいってちゃ世話ねーな」

すっきー『私にはときどき害あるんすけど』

福太郎「スキンシップスキンシップ」

すっきー『誤魔化されねーっスよ!』

福太郎「あはは」

クロ「何だかんだで神経太いよな」

メリー「大分ね」