ｰ福太郎の部屋ｰ

りんね「こんにちは」

福太郎「んっ、こんちは」

悠「ちーす」

りんね「あら、悠君きてたの。最近よく合うわね。」

悠「ここだとコタツ戦争に巻き込まれないから」

クロ「テメーは占拠してんじゃねーよ」

福太郎「まぁ、ええやん」

クロ「よかねーよ!なんでお前はお前でそんなド受け身なんだよ!」

りんね「受け身っていいじゃない。」

悠「いや、アンタは受けきれてないだろ。色んな部分破損しまくりで」

りんね「でもほら、ちゃんと治るから……ねっ♪」

悠「どうしたらいい?」

福太郎「適当に微笑み返しといたらええんちゃう?」

悠「それはそれでなんか変なふうに捕えられそうで怖い」

りんね「もー、変なふうにって何よ。先生、怒っちゃうわよ!」

悠「はぁ、どうぞ」

福太郎「えぇ、まぁ、どぞ」

クロ「もっとちゃんと相手してやれよ」

悠「いやだって、なんに対して怒られるのかが分からないし」

福太郎「部屋ん中、血みどろにさえされんかったらそれでええし。」

クロ「……まぁ、確かにそれは重要だな」

りんね「ところで、美味しかった?」

福太郎「んっ、あ、明太子。美味しかったですよ」

悠「あ、先生からの貰いものだったんだ」

りんね「そうなのよ、ちょっとした知り合いのひとが送ってくれてね。」

悠「あー、それ以上の説明はいいです」

りんね「え?」

悠「いや、裏背景を聞いたら漁業関係の車にひかれたとかっていうオチでしょ」

りんね「ちがうわよ。凍った魚が突き刺さったの」

福太郎「想像以上やったな」

悠「このひと全国渡り歩かせたらそれだけで各名産と慰謝料で一生遊んで暮らせるんじゃね?」

福太郎「センセの一生って……終点どこやろか」

悠「……地球が崩壊したときかな」

りんね「もー、そんな長生きしないわよぉ」

クロ「いや長生きってレベルの話しじゃないだろ」

悠「まぁ、よくある話しだよな」

クロ「ねーよ」

福太郎「そういうspecんもしれんやん」

悠「心臓が息の根を止めるまで真実を求めてひた走れ。」

りんね「心臓ならしっかり動いてるわよ。」

ズブッ!ブヂヂヂッ!ドクッンドクン!

福太郎「見せんでええ。見せんでええから」

悠「ネオゲッターロボVS真･ゲッターロボの一シーンを思いだした……武蔵がゲッター炉を胸からひっこ抜いて自分諸共恐竜帝国を一掃するシーン。」

福太郎「そこまでは詳しいないわぁー。っていうか、りんねセンセははよそれもどしてください」

りんね「はいはい。」

ズブブブッ……