第参夜『福太郎の不思議な日常』
ー福太郎の部屋ー
悠「普通にあったかいよな」
福太郎「せやね」
りんね「あったかいといいわよねー。心がうきうきして」
悠「腐敗には気をつけないといけないけど」
りんね「そうよねー。夏場もそうだけど秋口も食中毒って多いらしいしねー。怖いわぁ」
福太郎「センセって病気するん?身体は物理的によう壊れとるけど」
りんね「これといって病気は最近してないわね」
悠「四肢が引き千切れてる時とかって痛い?」
りんね「うーんと、ちょっとだけ」
福太郎「ちょっとだけなんや……」
クロ「お前らの会話がいろいろと怖ぇよ」
悠「いや、だって気になるだろ」
クロ「気にはなるけど」
福太郎「せやけど毎回えらい量の出血やのによう貧血しませんよね」
りんね「レバーとかモツ鍋好きだからね」
悠「鉄分パワーすげーな」
クロ「どう考えても鉄分だけで補えるわけ無いだろっ!」
福太郎「悠も指くらいなら千切れても生えて来るんやろ?」
悠「おれはトカゲや蟹じゃないから」
メリー「蟹って指ある?」
悠「指はないが鋏が千切れてもまた生えてくる」
福太郎「それやったらタコの触手もやね」
悠「中身吹きだすナマコとかもな」
りんね「どれも美味しそうよね」
クロ「今の話しの流れからはそう結びつかない」
悠「蟹に罪はない」
福太郎「蟹好きなん?」
悠「超好き」
メリー「エビとカニなら?」
悠「蟹」
りんね「じゃあ、今度私が蟹をごちそうしてあげるわ」
悠「マジすか?」
りんね「ただモツ鍋に蟹ってあうかしら」
悠「モツに絡めないと料理できんのかアンタ……」
福太郎「海鮮モツ鍋?」
悠「それは蟹への侮辱ととってしまうおれがいるんだが」
福太郎「まぁまぁ」
りんね「あら、もつ鍋は美味しいわよ?」
福太郎「モツも蟹も美味しいけどいっしょに食べるんはどうやろかいうことでひとつ手打ちにしましょや」
悠「福ちゃんがそういうなら仕方ないな」
りんね「そうね。そうしましょう」
メリー「ご主人様すごーい」
福太郎「いや、凄いこともないんやけど」
悠「いやいや、福ちゃんは凄いぞ」
福太郎「なにが?」
悠「なんというか……たまにとても芯が強い」
福太郎「せやろかぁ」
悠「うんうん」
福太郎「全面的にそーいうんは悠のことちゃう?」
悠「おれは……ちゃらんぽらんだしなぁ」
クロ「自覚はあるんだな」
悠「普通にあったかいよな」
福太郎「せやね」
りんね「あったかいといいわよねー。心がうきうきして」
悠「腐敗には気をつけないといけないけど」
りんね「そうよねー。夏場もそうだけど秋口も食中毒って多いらしいしねー。怖いわぁ」
福太郎「センセって病気するん?身体は物理的によう壊れとるけど」
りんね「これといって病気は最近してないわね」
悠「四肢が引き千切れてる時とかって痛い?」
りんね「うーんと、ちょっとだけ」
福太郎「ちょっとだけなんや……」
クロ「お前らの会話がいろいろと怖ぇよ」
悠「いや、だって気になるだろ」
クロ「気にはなるけど」
福太郎「せやけど毎回えらい量の出血やのによう貧血しませんよね」
りんね「レバーとかモツ鍋好きだからね」
悠「鉄分パワーすげーな」
クロ「どう考えても鉄分だけで補えるわけ無いだろっ!」
福太郎「悠も指くらいなら千切れても生えて来るんやろ?」
悠「おれはトカゲや蟹じゃないから」
メリー「蟹って指ある?」
悠「指はないが鋏が千切れてもまた生えてくる」
福太郎「それやったらタコの触手もやね」
悠「中身吹きだすナマコとかもな」
りんね「どれも美味しそうよね」
クロ「今の話しの流れからはそう結びつかない」
悠「蟹に罪はない」
福太郎「蟹好きなん?」
悠「超好き」
メリー「エビとカニなら?」
悠「蟹」
りんね「じゃあ、今度私が蟹をごちそうしてあげるわ」
悠「マジすか?」
りんね「ただモツ鍋に蟹ってあうかしら」
悠「モツに絡めないと料理できんのかアンタ……」
福太郎「海鮮モツ鍋?」
悠「それは蟹への侮辱ととってしまうおれがいるんだが」
福太郎「まぁまぁ」
りんね「あら、もつ鍋は美味しいわよ?」
福太郎「モツも蟹も美味しいけどいっしょに食べるんはどうやろかいうことでひとつ手打ちにしましょや」
悠「福ちゃんがそういうなら仕方ないな」
りんね「そうね。そうしましょう」
メリー「ご主人様すごーい」
福太郎「いや、凄いこともないんやけど」
悠「いやいや、福ちゃんは凄いぞ」
福太郎「なにが?」
悠「なんというか……たまにとても芯が強い」
福太郎「せやろかぁ」
悠「うんうん」
福太郎「全面的にそーいうんは悠のことちゃう?」
悠「おれは……ちゃらんぽらんだしなぁ」
クロ「自覚はあるんだな」