ｰ福太郎の部屋ｰ

悠「紅茶のおいしい……」

福太郎「ん?」

悠「紅茶の美味しいラーメン屋さんてないかな」

クロ「ラーメンは!!」

福太郎「……あるんちゃう?」

クロ「スルーかよ!突っ込めよ!」

悠「夢の中へ、夢の中へ、いってみたいと思いませんか?」

クロ「ラーメン屋はどうした!!」

福太郎「悪夢ばっかりやしええわ」

クロ「それはそれでなんかの病気だろ!」

悠「さっきから細かく突っ込み入れてるけど、どうしたえらくノリノリだな」

クロ「お前らが自由過ぎるんだよ」

福太郎「クロは属性がいじられツッコミやからね」

クロ「変なポジションをつくんな!」

悠「ひゃひゃひゃ!」

クロ「笑ってんな」

悠「……」

クロ「その目やめろ…」

悠「喋っても駄目、黙っても駄目。どうしろっていうんですかっ!」

クロ「消えてくれ」

悠「……」
スッ……

福太郎「あっ、消えた」

クロ「なっ?!」

悠「まぁ、ただの視覚操作のtrickなんだけどな」

クロ「ビクっ!?」

メリー「ホントに人間?」

悠「どこをどうみても福ちゃんは人間だろうが!」

福太郎「んっ、人間やよ」

クロ「福太郎じゃなくてお前だよ!前髪海藻妖怪!!」

悠「こんなキューティクルってる海藻があるかっ!」

すっきー『キューティクルっていうか狂ってる?』

福太郎「右斜め後ろですっきーが狂っとるやって」

悠「べろぉっ!」

すっきー『ひゃああぁぁっ///』

悠「福ちゃん……うまくできたか?」

福太郎「上手い具合に舐めあげとったよ」

悠「そうか……すっきー相手だと反応がまるでみえないからどうしても負けた気になるけど……上手く出来てたなら痛み分けだな」

すっきー『私は一方的な被害者っス!!』

メリー「そんな場所にいなければいいのに」

すっきー『一番離れた場所にいたのに悠さんがいきなり側に来たんスよ!!』

福太郎「狙った様にベストポジションに立てれるんが悠」

悠「でもな……まったく感触もないし、反応もないから本当に辛い……」

クロ「なんでコイツのがダメージ受けてるんだよ」

福太郎「反応を楽しめてへんからやろ」

悠「仕方ないからクロをいじって遊ぼう」

クロ「噛みつくぞ」

悠「もう頭噛むのはやめてください」

クロ「噛んだ覚えがねぇよ!」

福太郎「誰かに噛まれてるん?」

悠「ぶら下がり巨乳……もとい天井下りに少々」

クロ「いまどんな間違い方した……」

悠「ぶら下がり巨乳女といっても過言ではないから」