第参夜『福太郎の不思議な日常』
ー福太郎の部屋ー
福太郎「んっ……ええ味」
悠「おれの淹れるお茶が一流すぎるなんてそんな照れちゃうだろ」
福太郎「ズズ……」
悠「うん、安定のスルー」
メリー「耳が悪いの?頭が悪いの?」
恋「両方じゃ」
悠「へいへい、そこのガールズ、内出血するレベルのデコピンをぶち込むぞ」
メリー「そんなことされたら首取れちゃうでしょ!転げてほこりついちゃったらどうするの!」
恋「ほこりがついたらって…」
悠「まぁ、首取れても平気なんだな」
福太郎「それでも傷ついたら困るしやめてや」
悠「そうだな……恋にだけにしとく」
恋「やめい!」
クロ「ズズっ……トウモロコシの味がする」
悠「玉蜀黍の髭茶だからな」
福太郎「こっちのレンコンの歯のお茶も美味しいで」
悠「どれか一つを店で使おうといろいろと迷ってるんだ」
福太郎「ほー、マメやね」
悠「黒豆茶とマテ茶もあるでよ」
恋「変わり種より味で選ばんか」
悠「まぁ、そうなんだけどな」
福太郎「悠やったらイケるんちゃうの?」
悠「その心は?」
福太郎「多少アカン茶葉でも腕前でカバー」
悠「恥ずかしがらずもせずにそういうセリフが吐けるから福ちゃん好き」
福太郎「そんな両手を組んで無理くり上目遣いされたら引くんやけど」
悠「照れんなよ~」
恋「引くわ」
クロ「茶が一瞬で不味くなった」
悠「どーいう意味だ」
クロ「そういう意味だよ」
悠「ふーん」
クロ「なんだその反応わ!!」
恋「いちいち怒っておったら胃に穴が開くぞ」
悠「そんな訳ないだろ。なんか昔々家庭教師が吐血したことあったけど」
福太郎「殴ってって訳でないんやったら完全に胃をやっとるね」
悠「体弱かったんだなきっと」
恋「ストレスを与えて胃潰瘍にしたんじゃろ」
悠「そんな訳ないだろ。おれは昔から動くマイナスイオン発生原と呼ばれてたかもしれないんだぞ」
福太郎「かもしれんてことは呼ばれとったわけではないんやね」
悠「まぁ、呼ばれてたら気持ち悪いし」
クロ「お前の存在が気持ち悪い」
悠「気持ちいいことして欲しいと?」
クロ「そういう発言が気持ち悪いんだよ!」
悠「そうか?」
福太郎「ケースバイケースやね」
悠「ならいいか」
福太郎「かまん、かまん」
恋「ズレとるのぅ」
悠「他人と比べたらたいてい自分はズレてるもんだよ」
恋「恋の事じゃないわい!」
福太郎「ズズ……ふぅ、あー、おいし」
悠「もう一杯入れようか?」
福太郎「次はマテ茶もらおかな」
福太郎「んっ……ええ味」
悠「おれの淹れるお茶が一流すぎるなんてそんな照れちゃうだろ」
福太郎「ズズ……」
悠「うん、安定のスルー」
メリー「耳が悪いの?頭が悪いの?」
恋「両方じゃ」
悠「へいへい、そこのガールズ、内出血するレベルのデコピンをぶち込むぞ」
メリー「そんなことされたら首取れちゃうでしょ!転げてほこりついちゃったらどうするの!」
恋「ほこりがついたらって…」
悠「まぁ、首取れても平気なんだな」
福太郎「それでも傷ついたら困るしやめてや」
悠「そうだな……恋にだけにしとく」
恋「やめい!」
クロ「ズズっ……トウモロコシの味がする」
悠「玉蜀黍の髭茶だからな」
福太郎「こっちのレンコンの歯のお茶も美味しいで」
悠「どれか一つを店で使おうといろいろと迷ってるんだ」
福太郎「ほー、マメやね」
悠「黒豆茶とマテ茶もあるでよ」
恋「変わり種より味で選ばんか」
悠「まぁ、そうなんだけどな」
福太郎「悠やったらイケるんちゃうの?」
悠「その心は?」
福太郎「多少アカン茶葉でも腕前でカバー」
悠「恥ずかしがらずもせずにそういうセリフが吐けるから福ちゃん好き」
福太郎「そんな両手を組んで無理くり上目遣いされたら引くんやけど」
悠「照れんなよ~」
恋「引くわ」
クロ「茶が一瞬で不味くなった」
悠「どーいう意味だ」
クロ「そういう意味だよ」
悠「ふーん」
クロ「なんだその反応わ!!」
恋「いちいち怒っておったら胃に穴が開くぞ」
悠「そんな訳ないだろ。なんか昔々家庭教師が吐血したことあったけど」
福太郎「殴ってって訳でないんやったら完全に胃をやっとるね」
悠「体弱かったんだなきっと」
恋「ストレスを与えて胃潰瘍にしたんじゃろ」
悠「そんな訳ないだろ。おれは昔から動くマイナスイオン発生原と呼ばれてたかもしれないんだぞ」
福太郎「かもしれんてことは呼ばれとったわけではないんやね」
悠「まぁ、呼ばれてたら気持ち悪いし」
クロ「お前の存在が気持ち悪い」
悠「気持ちいいことして欲しいと?」
クロ「そういう発言が気持ち悪いんだよ!」
悠「そうか?」
福太郎「ケースバイケースやね」
悠「ならいいか」
福太郎「かまん、かまん」
恋「ズレとるのぅ」
悠「他人と比べたらたいてい自分はズレてるもんだよ」
恋「恋の事じゃないわい!」
福太郎「ズズ……ふぅ、あー、おいし」
悠「もう一杯入れようか?」
福太郎「次はマテ茶もらおかな」