第壱夜『福太郎の不思議な日常』
ー福太郎の部屋ー
福太郎「風鈴でも着けてみる?雰囲気だけでも涼しぃなるで」
ちりん………………
メリー「風、吹かないね」
福太郎「東京副都心は風が死んどるなぁ」
チルノ「風って死ぬのか?」
福太郎「無風状態っていう方が言葉はええかな」
チルノ「なんでもいいけどあーつーいー!」
福太郎「困ったなぁ。」
すっきー『せめてチルノちゃん見ながら言ってあげてください。窓の外眺めたままで飽きてきてるっすね?』
福太郎「……そんなことないよ」
すっきー『間があった。』
福太郎「せやけど、俺にできることはやりきったしなぁ。あとはもう冷蔵庫……」
すっきー『幼女冷凍はやめれっ!』
福太郎「……から、スイカ出して切るくらいかな」
すっきー『……スイカ?』
福太郎「すっきーは俺が冷蔵庫に幼子を入れるような人間やとおもっとるんやね。ふーん……。」
すっきー『いやいや、そんなことはないっすよ?!』
チルノ「ねぇねぇ、あたいスイカたべたい」
福太郎「晩御飯の後のデザートのつもりやったんやけど……ま、ええよ。今切ってくる」
チルノ「やったー!のみものもねー」
福太郎「はいはーい」
メリー「ご主人様、子供にやさしい?」
すっきー『なんかぽいっすね。』
ようよう「おいおい、それじゃあオイラに優しくねェのがおかしいだろ」
すっきー『ようようは……まぁ、子供とは換算できないでしょ』
ようよう「まぁ、俺はハードボイルドな男だからな」
メリー「ハードボイルドって固ゆででしょ?」
すっきー『固ゆでっすね』
福太郎「俺は半熟とか温たまとかがすきやなぁ」
チルノ「わーい、すいかすいかー!」
福太郎「ゆっくり食べやぁー」
メリー「ご主人様は子供好きなの?」
福太郎「んー……ふつう?」
すっきー『でた、普通……』
福太郎「人並みには好きやで。まぁ、ただ……」
メリー「ただ?」
チルノ「しゃくしゃく……んぐっ!」
福太郎「ほら、ゆっくり食べんけん喉につめるんやで。はい、麦茶のんで、のんで」
チルノ「んぐっんぐっ……ふー、びっくりしたぁー」
福太郎「……ってな具合に放っといたらアカンやろ。この子は」
すっきー『親心みたいな感じっすかね』
福太郎「馬鹿な子ほどかわいい言うしな」
すっきー『気使って言わないようにしてたのにこの人は……』
チルノ「あたいバカじゃないよ」
メリー「バカでしょ」
チルノ「天才だし!」
福太郎「はいはい、喧嘩はやめてーや。あむ……んー、そこそこな甘みやな」
ようよう「ちと、旬が早いんだろ」
福太郎「かもしれんなぁ……砂糖かけよか」
すっきー『頭の悪い解決法っすね』
福太郎「ほな、ハム乗せるとか?」
すっきー『それはメロンであってウォーターメロンでは無いでしょ』
福太郎「メロンにも俺は乗せたぁないけどね」
福太郎「風鈴でも着けてみる?雰囲気だけでも涼しぃなるで」
ちりん………………
メリー「風、吹かないね」
福太郎「東京副都心は風が死んどるなぁ」
チルノ「風って死ぬのか?」
福太郎「無風状態っていう方が言葉はええかな」
チルノ「なんでもいいけどあーつーいー!」
福太郎「困ったなぁ。」
すっきー『せめてチルノちゃん見ながら言ってあげてください。窓の外眺めたままで飽きてきてるっすね?』
福太郎「……そんなことないよ」
すっきー『間があった。』
福太郎「せやけど、俺にできることはやりきったしなぁ。あとはもう冷蔵庫……」
すっきー『幼女冷凍はやめれっ!』
福太郎「……から、スイカ出して切るくらいかな」
すっきー『……スイカ?』
福太郎「すっきーは俺が冷蔵庫に幼子を入れるような人間やとおもっとるんやね。ふーん……。」
すっきー『いやいや、そんなことはないっすよ?!』
チルノ「ねぇねぇ、あたいスイカたべたい」
福太郎「晩御飯の後のデザートのつもりやったんやけど……ま、ええよ。今切ってくる」
チルノ「やったー!のみものもねー」
福太郎「はいはーい」
メリー「ご主人様、子供にやさしい?」
すっきー『なんかぽいっすね。』
ようよう「おいおい、それじゃあオイラに優しくねェのがおかしいだろ」
すっきー『ようようは……まぁ、子供とは換算できないでしょ』
ようよう「まぁ、俺はハードボイルドな男だからな」
メリー「ハードボイルドって固ゆででしょ?」
すっきー『固ゆでっすね』
福太郎「俺は半熟とか温たまとかがすきやなぁ」
チルノ「わーい、すいかすいかー!」
福太郎「ゆっくり食べやぁー」
メリー「ご主人様は子供好きなの?」
福太郎「んー……ふつう?」
すっきー『でた、普通……』
福太郎「人並みには好きやで。まぁ、ただ……」
メリー「ただ?」
チルノ「しゃくしゃく……んぐっ!」
福太郎「ほら、ゆっくり食べんけん喉につめるんやで。はい、麦茶のんで、のんで」
チルノ「んぐっんぐっ……ふー、びっくりしたぁー」
福太郎「……ってな具合に放っといたらアカンやろ。この子は」
すっきー『親心みたいな感じっすかね』
福太郎「馬鹿な子ほどかわいい言うしな」
すっきー『気使って言わないようにしてたのにこの人は……』
チルノ「あたいバカじゃないよ」
メリー「バカでしょ」
チルノ「天才だし!」
福太郎「はいはい、喧嘩はやめてーや。あむ……んー、そこそこな甘みやな」
ようよう「ちと、旬が早いんだろ」
福太郎「かもしれんなぁ……砂糖かけよか」
すっきー『頭の悪い解決法っすね』
福太郎「ほな、ハム乗せるとか?」
すっきー『それはメロンであってウォーターメロンでは無いでしょ』
福太郎「メロンにも俺は乗せたぁないけどね」