第拾壱夜『福太郎の不思議な日常』
ー池袋界隈ー
福太郎「んで、まぁ出てきたんはええですけど、具体的に大きいなるサボテンやったらなんでもええんです?」
幽香「……いや、とりあえず最初は小さいのでもいいわ」
お仙『心変わリ?』
幽香「というかテストね」
クロ「テスト?」
幽香「小型なサボテンがどの程度まで大きくなったり増えたりするのかを見たくなったのよ」
福太郎「んー、なるほど」
お仙『薬の実験も最初は小型のマウスからやるもんナ』
クロ「微妙に違うぞ。その例え」
幽香「だから安いのでいいわよ」
福太郎「安いサボテンいうたら……100円均一のかな」
幽香「百円で買えるの?」
福太郎「ええ、最近は小型の観葉植物もうっとるんで。せやけど、俺は買ったことないんで大きいなるとは限りまへんよ」
幽香「いいわ。」
福太郎「ほんならまぁ、ダイなソーいきますか」
クロ「そこを「な」で区切ったら別の単語だぞ」
お仙『ダイナソー』
福太郎「ほんまやね。」
幽香「気が済んだなら歩きなさいね。出ないと蹴るわよ」
お仙『クロの尻尾掴んでせいいので蹴らないでくださイ』
クロ「私がお前を蹴り飛ばす!」
ゲシッ
お仙『アーウー』
幽香「……」
福太郎「楽しいやろ?」
幽香「やかましいの間違いでしょ」
ー池袋:100円ショップー
福太郎「ここですわ」
幽香「ここって……雑貨屋じゃないの?」
お仙『100円ショップは何でも置いてあってなんでも100円で売ってあるんダ』
幽香「なんでも?」
クロ「実際なんでもだよ。筆記用具から衣料品まで、ただし100円の品ってのを忘れちゃダメだけどな」
幽香「へぇ」
福太郎「ちょっと見て回ります?」
幽香「そうね、せっかくだからそうさせてもらうわ」
お仙『園芸用品もあるはズ』
幽香「本当になんでもあるのね」
福太郎「便利なもんも多いけど、本格的に専門的なもんはないですけどね。」
幽香「鋭利なシャベルとかは?」
福太郎「鋭利である必要は……」
幽香「ふふっ」
福太郎「んっ、なんや首がひやっとした気がする。」
お仙『シャベルでなくてもスコップでキレるんじゃないカ?ゆうかりんなラ』
クロ「それ本来のシャベルの使い方じゃねぇからな」
幽香「シャベルの方が土に混ぜ込むのが楽でしょ?」
クロ「何をだよ……」
幽香「肥料よ、肥料」
福太郎「普通の肥料であることを祈ろか」
お仙『ハイ』
福太郎「んで、まぁ出てきたんはええですけど、具体的に大きいなるサボテンやったらなんでもええんです?」
幽香「……いや、とりあえず最初は小さいのでもいいわ」
お仙『心変わリ?』
幽香「というかテストね」
クロ「テスト?」
幽香「小型なサボテンがどの程度まで大きくなったり増えたりするのかを見たくなったのよ」
福太郎「んー、なるほど」
お仙『薬の実験も最初は小型のマウスからやるもんナ』
クロ「微妙に違うぞ。その例え」
幽香「だから安いのでいいわよ」
福太郎「安いサボテンいうたら……100円均一のかな」
幽香「百円で買えるの?」
福太郎「ええ、最近は小型の観葉植物もうっとるんで。せやけど、俺は買ったことないんで大きいなるとは限りまへんよ」
幽香「いいわ。」
福太郎「ほんならまぁ、ダイなソーいきますか」
クロ「そこを「な」で区切ったら別の単語だぞ」
お仙『ダイナソー』
福太郎「ほんまやね。」
幽香「気が済んだなら歩きなさいね。出ないと蹴るわよ」
お仙『クロの尻尾掴んでせいいので蹴らないでくださイ』
クロ「私がお前を蹴り飛ばす!」
ゲシッ
お仙『アーウー』
幽香「……」
福太郎「楽しいやろ?」
幽香「やかましいの間違いでしょ」
ー池袋:100円ショップー
福太郎「ここですわ」
幽香「ここって……雑貨屋じゃないの?」
お仙『100円ショップは何でも置いてあってなんでも100円で売ってあるんダ』
幽香「なんでも?」
クロ「実際なんでもだよ。筆記用具から衣料品まで、ただし100円の品ってのを忘れちゃダメだけどな」
幽香「へぇ」
福太郎「ちょっと見て回ります?」
幽香「そうね、せっかくだからそうさせてもらうわ」
お仙『園芸用品もあるはズ』
幽香「本当になんでもあるのね」
福太郎「便利なもんも多いけど、本格的に専門的なもんはないですけどね。」
幽香「鋭利なシャベルとかは?」
福太郎「鋭利である必要は……」
幽香「ふふっ」
福太郎「んっ、なんや首がひやっとした気がする。」
お仙『シャベルでなくてもスコップでキレるんじゃないカ?ゆうかりんなラ』
クロ「それ本来のシャベルの使い方じゃねぇからな」
幽香「シャベルの方が土に混ぜ込むのが楽でしょ?」
クロ「何をだよ……」
幽香「肥料よ、肥料」
福太郎「普通の肥料であることを祈ろか」
お仙『ハイ』