ｰ福太郎の部屋-

悠「こっちに来るの久々かも」

福太郎「せやね」

クロ「別に来なくていいぞ」

悠「ツンデレツンデレ」

福太郎「ツンデレツンデレ」

クロ「うぜぇっ!」

恋「申し訳ない」

メリー「恋ちゃんが謝らなくてもいいよ」

お仙『そうそうちょっと幸運を与えてくれたラ』

悠「無理無理」

恋「おい」

悠「もし本気で幸運を授かりたいなら鈴猫のへそを拝むとか鳳さんの胸に挟まるとかのがいいにきまってる」

恋「阿呆!」

福太郎「しかし、ご利益有りそうな気もする」

悠「あとは、クロの尻尾……いや、管理人ちゃんの尻尾を掴むとか」

お仙『クロの尻尾もふさふさだかんナー!』
バフバフ
クロ「掴んでふるな!」
ゲシッ!
お仙『あふーン』

悠「次おれ」

クロ「させねーよ!」

福太郎「……」
スッ

メリー「ご主人様が伸ばしてた手をひっこめた」

福太郎「チャンスはまだある」

悠「おれは正面んから行くぜ」

クロ「……」
ゴッ!
悠「正面から殴られた」

恋「当然じゃ」

悠「けど、平気。慣れてる。」

福太郎「さっすがぁ!」

メリー「殴られなれてるってどうなの?」

恋「健全に生きて欲しいもんじゃ」

悠「おれは至って健全だ」

クロ「どこがだよ」

悠「右肩辺りかな」

クロ「……」

福太郎「なるほど」

クロ「何が分かり合えた!」

コンコン
悠「はい?」

クロ「お前が出るんかい!」

りんね「あら、悠君」

悠「ああ、どうも。どうぞ、立ち話もなんなので中に」

クロ「だからお前が言うのかよ」

福太郎「いらっしゃい」

りんね「こんにちは、明日はバレンタインね」

悠「リア充を血に染めてやる。」

恋「やめい!」

りんね「ふふっ、私からチョコあげるわよ」

福太郎「悠はチョコダメやから別もんのがええですよ」

りんね「あら、そうなの?」

悠「そうなんですのよ。ほほっ」

クロ「キショクワルイ」

悠「こんなに可愛いのに」

クロ「自分でいうな!あと、可愛くねぇからな!!」

福太郎「りんねさん、明日は?」

りんね「もちろん、休みよ。お邪魔するわね」

悠「既にここにくることが予定に組み込まれてるんだな」

お仙『隣だしナ』

クロ「なんだかなぁ……」

福太郎「まぁ、ええやないの。ワイワイやろや」

りんね「そうよね!ワイワイやりましょう!!」

恋「必死じゃな…」