第拾壱夜『福太郎の不思議な日常』
ー福太郎の部屋ー
福太郎「メリーちゃん」
メリー「クリスマース!」
クロ「昨日もやったよな」
福太郎「昨日のはイヴ。今日のはクリスマス本番用」
お仙『具体的な違いハ?』
福太郎「メリーちゃんのテンション」
お仙『なるほどォ!』
クロ「なんでそんな感心してる……」
すっきー『まぁまぁ、いいじゃないっすか』
福太郎「一応ケーキと鳥の丸焼きとある缶詰を買ってきたんやけど」
クロ「缶詰?」
福太郎「いやー、んー、ひと時の過ちいうかネタ」
メリー「どういうこと?」
福太郎「んっ、まずこのクリスマスケーキ。これはあやかし屋でもろたもんやけどワンホールで計算したら大体1500円」
すっきー『まぁ、ケーキのワンホールっすからね』
福太郎「んで、この鳥の丸焼き。一個丸々のターキやけど意外にも半額になってて1800円が900円」
お仙『おお、安イ!』
福太郎「そしてこちら100gの入り。オマール海老のオイル漬けの缶詰……2000円!」
バーン!
クロ「……ん?」
福太郎「2000円!」
バーン!
お仙『200?』
福太郎「2000」
メリー「缶詰1つで?」
福太郎「2000円」
すっきー『100gで?』
福太郎「2000円」
「「「『えええっーー?!』」」」
福太郎「すごいやろ。スパム缶やったら三つ買えるで?ガソリンでも2000円分入れれる」
クロ「いやいやいやいや」
すっきー『どこで買ったんすか?!』
福太郎「普通にスーパー」
メリー「それで買っちゃったの……?」
福太郎「ネタとして」
クロ「これが2000円かよ」
お仙『タラバ蟹の缶詰より高いエビの缶詰ってなんダ』
福太郎「スゴいよな。他にも普通にオイルサーディンとかあったんやけど、これが一番高かったわ」
クロ「だろーな」
すっきー『にしても、2000円すか……』
福太郎「これから買い物とか何かの値段見るたびにこの缶詰で比較でけるで」
クロ「別段したくねーよ!」
メリー「で、食べるの?」
福太郎「……食べずらいよな」
すっきー『なんで買ったんすか?!』
福太郎「せやからネタで」
クロ「おいおい……」
福太郎「このチキン一個丸々より高いという缶詰……笑えるよなぁ!」
クロ「そりゃ買ってなきゃ笑るけど買っちゃってるのがなぁ」
福太郎「ほな、開けよか」
パカッ!
クロ「躊躇はどうした!!」
福太郎「いや、まぁ、クリスマスやし。美味しいもんいっとこや。」
すっきー『これで味がいまいちだったら笑えないっすね』
福太郎「すっきー今それ言うたらあかんわ」
すっきー『すいません』
福太郎「罰ゲームとして歌いながら踊ってな」
すっきー『なんでっすか!!』
お仙『いいゾー!すっきー、いいゾー!』
すっきー『煽るなぁーっす!』
メリー「あ、いい匂い」
福太郎「カナダ産のオマールエビの爪だけをオリーブオイルとローリエの葉で香りよく油漬けにしました。オマールエビの旨みが口いっぱいに広がります……やって」
クロ「じゃあ、せっかくだし食うか」
福太郎「すっきーは踊り終わってからな」
すっきー『ひーんっ!』
福太郎「メリーちゃん」
メリー「クリスマース!」
クロ「昨日もやったよな」
福太郎「昨日のはイヴ。今日のはクリスマス本番用」
お仙『具体的な違いハ?』
福太郎「メリーちゃんのテンション」
お仙『なるほどォ!』
クロ「なんでそんな感心してる……」
すっきー『まぁまぁ、いいじゃないっすか』
福太郎「一応ケーキと鳥の丸焼きとある缶詰を買ってきたんやけど」
クロ「缶詰?」
福太郎「いやー、んー、ひと時の過ちいうかネタ」
メリー「どういうこと?」
福太郎「んっ、まずこのクリスマスケーキ。これはあやかし屋でもろたもんやけどワンホールで計算したら大体1500円」
すっきー『まぁ、ケーキのワンホールっすからね』
福太郎「んで、この鳥の丸焼き。一個丸々のターキやけど意外にも半額になってて1800円が900円」
お仙『おお、安イ!』
福太郎「そしてこちら100gの入り。オマール海老のオイル漬けの缶詰……2000円!」
バーン!
クロ「……ん?」
福太郎「2000円!」
バーン!
お仙『200?』
福太郎「2000」
メリー「缶詰1つで?」
福太郎「2000円」
すっきー『100gで?』
福太郎「2000円」
「「「『えええっーー?!』」」」
福太郎「すごいやろ。スパム缶やったら三つ買えるで?ガソリンでも2000円分入れれる」
クロ「いやいやいやいや」
すっきー『どこで買ったんすか?!』
福太郎「普通にスーパー」
メリー「それで買っちゃったの……?」
福太郎「ネタとして」
クロ「これが2000円かよ」
お仙『タラバ蟹の缶詰より高いエビの缶詰ってなんダ』
福太郎「スゴいよな。他にも普通にオイルサーディンとかあったんやけど、これが一番高かったわ」
クロ「だろーな」
すっきー『にしても、2000円すか……』
福太郎「これから買い物とか何かの値段見るたびにこの缶詰で比較でけるで」
クロ「別段したくねーよ!」
メリー「で、食べるの?」
福太郎「……食べずらいよな」
すっきー『なんで買ったんすか?!』
福太郎「せやからネタで」
クロ「おいおい……」
福太郎「このチキン一個丸々より高いという缶詰……笑えるよなぁ!」
クロ「そりゃ買ってなきゃ笑るけど買っちゃってるのがなぁ」
福太郎「ほな、開けよか」
パカッ!
クロ「躊躇はどうした!!」
福太郎「いや、まぁ、クリスマスやし。美味しいもんいっとこや。」
すっきー『これで味がいまいちだったら笑えないっすね』
福太郎「すっきー今それ言うたらあかんわ」
すっきー『すいません』
福太郎「罰ゲームとして歌いながら踊ってな」
すっきー『なんでっすか!!』
お仙『いいゾー!すっきー、いいゾー!』
すっきー『煽るなぁーっす!』
メリー「あ、いい匂い」
福太郎「カナダ産のオマールエビの爪だけをオリーブオイルとローリエの葉で香りよく油漬けにしました。オマールエビの旨みが口いっぱいに広がります……やって」
クロ「じゃあ、せっかくだし食うか」
福太郎「すっきーは踊り終わってからな」
すっきー『ひーんっ!』