ｰ福太郎の部屋ｰ

福太郎「ただいま」

メリー「お帰りなさい」

幽香「なんだか、この街はごちゃごちゃしてるわね。」

クロ「街以前の問題があったけどな」

メリー「なんかあったの?」

お仙『首のない幽霊とかにあった』

メリー「なにそれ怖い」

福太郎「有効的なひとやったよ」

メリー「ならいいけど」

クロ「しかし、色々いるよな…現代なのに」

幽香「死んだ人間ていうのはこっちのほうが多いってことじゃない?」

福太郎「ああ、なるほど」

クロ「さらっと黒いこというな」

福太郎「なんかもう怖いとかの感覚が鈍ってくるわ」

クロ「まぁ、人間より妖怪とかとのほうが交流多いもんなお前」

福太郎「実は俺はもう死んでて幽霊なんかも」

クロ「急に何を言い出す」

福太郎「もしくは脳死状態で見てる夢」

クロ「今日はずいぶんとダークサイドだな」

福太郎「そんなんやったらいややなぁ。」

幽香「アンタほどポジティブなら平気でしょ」

福太郎「いやー。それほどでも」

クロ「今のは褒めなのか?」

幽香「捉え方は本人に任せるわ」

福太郎「でも、最近はそういうんが流行っとるらしいな」

クロ「どんなものが流行ってるんだよ…」

福太郎「なんか適度に残酷な感じ?」

お仙『ゆうかりん大興奮』

幽香「首を360度回すわよ?」

クロ「一回転してるんだが」

お仙『でも、元通りだな』

クロ「元通りじゃねーよ一回転してるんだから」

メリー「私は平気」

クロ「まぁ、そうだけどな…」

幽香「そんなことしないわよ」

福太郎「お仙にもせんといてくださいね。」

幽香「……わかってるわよ」

クロ「若干間があったな」

幽香「でも、一回転ぐらいじゃ平気なんでしょ?」

お仙『試したことはないが恐らく平気ダ』

クロ「グロイのは隣の部屋のやつだけでいいよ」

福太郎「りんねさんのおかげでグロ耐性はMax」

クロ「なにひとついいことじゃないよな」

福太郎「色々と役立つやん。死体清掃のバイトとかのとき」

クロ「そんなバイトしねぇよ!」

幽香「地理も残さず消滅させればいいのに」

福太郎「それ、清掃やないですよね」

幽香「何も残らないなら同じでしょ?」

クロ「綺麗にすると跡形もなくするは同じなのだろうか…」

福太郎「すっごい言葉が過ったけどいうたら殴られそう」

幽香「言ってみなさいよ」

福太郎「すげー馬鹿っぽい考え」

幽香「ホントよね。」

福太郎「あ、分かっとったんや」

幽香「そんな馬鹿なこと冗談でしか言うわけないでしょ」