ー茶屋ー小鳥遊堂はじめました弐幕
ー大江戸学園:食堂ー
悠「ふぅ、ごっそさん」
吉音「パクパクパクパクっ!」
詠美「ご馳走するなんていって食堂で御免なさいね。」
悠「いやいや、普通に美味いですから」
灯「はい。私も満足です」
吉音「ガツガツガツガツ!」
詠美「でも、悠も案外よく食べるのね」
悠「そうっすかね。まぁおれも燃費いい方じゃないですし」
詠美「対して……アナタは食べないわね。」
灯「いや、しっかりと食べましたよ。桜うどん御前美味しかったです」
悠「いや、半分以上、吉音が喰ってた気がするけど」
灯「ちょっと量が多くて」
悠「……多かったか?」
【桜うどん御前】
ごはん
桜うどん(温・冷可)
季節の天ぷら
ひと口みぞれかつ
春野菜サラダ
つけもの
イチゴゼリー
お値段980円!
吉音「おかわりー!」
悠「お前はその辺りにしとけ!」
吉音「えー……」
詠美「いいわよ…。好きなだけ食べなさい。」
吉音「わーい!詠美ちゃん大好きー!」
灯「この値段でこれだけの料理を提供できるのは凄いですね。」
詠美「そうなの?」
灯「え?」
詠美「あ、ええと……」
悠「詠美はお嬢さんだからな。」
詠美「恥ずかしながら食堂を利用し始めたのはごく最近のことなの。」
灯「あー、そうなんですか」
悠「おれが勧めてみた。こういうところに顔を出していくこともいいんじゃないかって。庶民的な事に目を向けるのも大事だからな」
詠美「悠は私の知らないことを教えてくれたり、こういうことを提案してくれるから助かるわ」
灯「なるほど。」
詠美「それよりも、灯さん。今日は本当にありがとう。助かったわ。」
灯「いえいえ、ホント気にしないでください。私もああいう仕事には慣れてますから」
悠「そうなのか?」
灯「えぇ。父の手伝いなどで」
詠美「お父様は何をされているの?」
灯「最近はFXっで荒稼ぎしてます」
悠「マジで?!」
灯「はい。でも、それはサイドビジネスですけどね」
悠「サイドビジネスで荒稼ぎしてるのかあの猿ジジイ…」
詠美「猿?」
灯「私の父は猿顔なんです。」
詠美「だとしても失礼でしょ」
悠「苗字が猿渡……だぞ?」
詠美「……そ、それでも」
灯「ちなみにこれが父の写真です」
スッ
詠美「……っ」
ふるふる
悠「あ、めっちゃ笑うの我慢してる」
灯「素直に笑ってくれていいんですよ?」
詠美「い、いぇっ……ふふっ。」
悠「ふぅ、ごっそさん」
吉音「パクパクパクパクっ!」
詠美「ご馳走するなんていって食堂で御免なさいね。」
悠「いやいや、普通に美味いですから」
灯「はい。私も満足です」
吉音「ガツガツガツガツ!」
詠美「でも、悠も案外よく食べるのね」
悠「そうっすかね。まぁおれも燃費いい方じゃないですし」
詠美「対して……アナタは食べないわね。」
灯「いや、しっかりと食べましたよ。桜うどん御前美味しかったです」
悠「いや、半分以上、吉音が喰ってた気がするけど」
灯「ちょっと量が多くて」
悠「……多かったか?」
【桜うどん御前】
ごはん
桜うどん(温・冷可)
季節の天ぷら
ひと口みぞれかつ
春野菜サラダ
つけもの
イチゴゼリー
お値段980円!
吉音「おかわりー!」
悠「お前はその辺りにしとけ!」
吉音「えー……」
詠美「いいわよ…。好きなだけ食べなさい。」
吉音「わーい!詠美ちゃん大好きー!」
灯「この値段でこれだけの料理を提供できるのは凄いですね。」
詠美「そうなの?」
灯「え?」
詠美「あ、ええと……」
悠「詠美はお嬢さんだからな。」
詠美「恥ずかしながら食堂を利用し始めたのはごく最近のことなの。」
灯「あー、そうなんですか」
悠「おれが勧めてみた。こういうところに顔を出していくこともいいんじゃないかって。庶民的な事に目を向けるのも大事だからな」
詠美「悠は私の知らないことを教えてくれたり、こういうことを提案してくれるから助かるわ」
灯「なるほど。」
詠美「それよりも、灯さん。今日は本当にありがとう。助かったわ。」
灯「いえいえ、ホント気にしないでください。私もああいう仕事には慣れてますから」
悠「そうなのか?」
灯「えぇ。父の手伝いなどで」
詠美「お父様は何をされているの?」
灯「最近はFXっで荒稼ぎしてます」
悠「マジで?!」
灯「はい。でも、それはサイドビジネスですけどね」
悠「サイドビジネスで荒稼ぎしてるのかあの猿ジジイ…」
詠美「猿?」
灯「私の父は猿顔なんです。」
詠美「だとしても失礼でしょ」
悠「苗字が猿渡……だぞ?」
詠美「……そ、それでも」
灯「ちなみにこれが父の写真です」
スッ
詠美「……っ」
ふるふる
悠「あ、めっちゃ笑うの我慢してる」
灯「素直に笑ってくれていいんですよ?」
詠美「い、いぇっ……ふふっ。」