ー茶屋ー小鳥遊堂はじめました【9】
ー新宿:茶屋小鳥遊堂ー
久秀「とりあえず治療できないからスボン切っちゃうわよ」
悠「このズボンはいいものなんだ。切りたくない脱ぐよ」
久秀「すでに破られてるじゃない」
悠「当て布して繕う」
久秀「その時点ですでに本来の価値は失われてるわよね。」
悠「うるちゃい!」
久秀「気持ち悪い」
悠「サーセン……ってか、お前帰ったよな?なんでいるんだ?」
久秀「帳簿を回収し忘れたから戻ってきてたのよ」
悠「……うちの帳簿なんですけど」
久秀「つまりは久秀の帳簿よね。」
悠「…………」
久秀「縫合はしたことないけど……やってあげるから脱ぎなさい」
悠「任せられるか!」
久秀「大丈夫よ、これでも手先は器用だし。なにより」
悠「なにより?」
久秀「久秀は痛くないもの」
悠「やべぇ!コイツ、本物の危ない奴だった」
久秀「失礼ね。ちゃんと縫い針使うわよ」
悠「それは医療用のじゃなくて普通の縫い針だから!しかも糸も普通の縫い糸!」
久秀「ワガママねぇ」
悠「ワガママじゃねぇ!当たり前の主張だ!」
久秀「仕方ないわね。じゃあ、つまらないけど普通の消毒にする?」
悠「最初っからそうしろや!」
久秀「焼きゴテで傷を塞ぐって言うのもあるけど」
悠「もはや拷問だからな!!」
久秀「元気なのね。」
悠「はぁはぁ……なんか残ってた気力を使いきってる気がする」
久秀「ちなみに、相当血が流れてるわよ」
悠「ひぃっ?!」
ダクダク
久秀「あーぁ……床が汚れる」
悠「そっちの心配じゃないだろ!」
久秀「ガタガタいってないで脱げって言ってるのよ。治療できないってんでしょ三下が」
悠「あ、はい、すいません……。あれ、なんでおれが怒られてるんだろ」
久秀「はい、消毒しまちゅよ~」
悠「そういうのいいから……」
久秀「あら、そう」
ビチャッ!
悠「ひぎぃっ!」
久秀「反対側もしっかりと消毒液かけて分厚目のガーゼで押さえつける」
ぎゅぅぅぅっ!
悠「痛!痛い!染みる!痛い!」
久秀「あら、血が止まらないわね。力むのやめなさいよ」
悠「力ませてるのはおまえだろうがっ!!」
久秀「あんまり駄々こねると焼き鏝当てるわよ。股間に」
悠「意味がわかりません!」
久秀「自己主張が有り過ぎて邪魔なのよ」
悠「自己主張があるけど可愛い奴なんだよ。優しくしてくれるなら相手してくれていいぞ」
久秀「酷い口説き方ね。久秀に抱いてほしかったら犬になりなさい。」
悠「遠慮します」
久秀「あら、そう。はい、治療は終わったわよ。」
悠「どーも」
久秀「とりあえず治療できないからスボン切っちゃうわよ」
悠「このズボンはいいものなんだ。切りたくない脱ぐよ」
久秀「すでに破られてるじゃない」
悠「当て布して繕う」
久秀「その時点ですでに本来の価値は失われてるわよね。」
悠「うるちゃい!」
久秀「気持ち悪い」
悠「サーセン……ってか、お前帰ったよな?なんでいるんだ?」
久秀「帳簿を回収し忘れたから戻ってきてたのよ」
悠「……うちの帳簿なんですけど」
久秀「つまりは久秀の帳簿よね。」
悠「…………」
久秀「縫合はしたことないけど……やってあげるから脱ぎなさい」
悠「任せられるか!」
久秀「大丈夫よ、これでも手先は器用だし。なにより」
悠「なにより?」
久秀「久秀は痛くないもの」
悠「やべぇ!コイツ、本物の危ない奴だった」
久秀「失礼ね。ちゃんと縫い針使うわよ」
悠「それは医療用のじゃなくて普通の縫い針だから!しかも糸も普通の縫い糸!」
久秀「ワガママねぇ」
悠「ワガママじゃねぇ!当たり前の主張だ!」
久秀「仕方ないわね。じゃあ、つまらないけど普通の消毒にする?」
悠「最初っからそうしろや!」
久秀「焼きゴテで傷を塞ぐって言うのもあるけど」
悠「もはや拷問だからな!!」
久秀「元気なのね。」
悠「はぁはぁ……なんか残ってた気力を使いきってる気がする」
久秀「ちなみに、相当血が流れてるわよ」
悠「ひぃっ?!」
ダクダク
久秀「あーぁ……床が汚れる」
悠「そっちの心配じゃないだろ!」
久秀「ガタガタいってないで脱げって言ってるのよ。治療できないってんでしょ三下が」
悠「あ、はい、すいません……。あれ、なんでおれが怒られてるんだろ」
久秀「はい、消毒しまちゅよ~」
悠「そういうのいいから……」
久秀「あら、そう」
ビチャッ!
悠「ひぎぃっ!」
久秀「反対側もしっかりと消毒液かけて分厚目のガーゼで押さえつける」
ぎゅぅぅぅっ!
悠「痛!痛い!染みる!痛い!」
久秀「あら、血が止まらないわね。力むのやめなさいよ」
悠「力ませてるのはおまえだろうがっ!!」
久秀「あんまり駄々こねると焼き鏝当てるわよ。股間に」
悠「意味がわかりません!」
久秀「自己主張が有り過ぎて邪魔なのよ」
悠「自己主張があるけど可愛い奴なんだよ。優しくしてくれるなら相手してくれていいぞ」
久秀「酷い口説き方ね。久秀に抱いてほしかったら犬になりなさい。」
悠「遠慮します」
久秀「あら、そう。はい、治療は終わったわよ。」
悠「どーも」