ー茶屋ー小鳥遊堂はじめました【4】
ー大通り外れー
平良「では失礼する」
長谷河さんはくるりと背中を向けた。袴の裾が大きくまくれ上がって黒いセクシィーな下着が丸見えになっている。きゅっと締まった尻の肉なんか余分な贅肉がなくて張りのある健康的な美尻だ。
袴もそうだが下着も黒なので尻の白さが更に際立ってグッとくる。色んな意味で本当にグッとくる。
悠「おぉっ……」
平良「ん、どうした、悠?」
悠「え、あー……いや……あの、袴が」
平良「ん……おっと、これは。すまん、見苦しいものを見せてしまったな」
悠「あ、いえいえ……まったくもってそんなことは」
顔を見合わせ苦笑いするおれと長谷河さん。最後に少しぎこちなく笑って、長谷河さんはいってしまった。珍しい長谷河さんを見てしまった。こんなこともあるんだな……。
さてと。引き受けたからには届けに行かないとね。
ー詠美の屋敷ー
ぴんぽーん!
女子生徒A「はいー。どちらさまでしょう?」
悠「あ、どうも小鳥遊といいます。徳河さんへの荷物を預かってきました。」
女子生徒A「わかりました。問い合わせてみますので、少々お待ちください……。もしもし……はい。はいそうです。詠美さんあての荷物を持ってきたという方が」
お屋敷の中と連絡しているようだ。対応にきたこの人も、学園の生徒だよな。奉行所に働いてる人達もそうだけど、いろいろと凄すぎるなぁこの学園は……。
女子生徒A「お待たせしました。詠美さんもお待ちだったそうで、中まで入って構わないそうです。お部屋まで案内させていただきますね。」
悠「あ、これはご丁寧にどうも」
こっちまでかしこまってしまう。
女子生徒A「詠美さん、おつれしました」
詠美「ありがとう。今出るわ。ごめんなさい、こんな夜に来てくれるなん……て……」
悠「あれ……」
徳河さん、だよな?家の中でもキッチリ和服、みたいなイメージだったけど、ラフなパジャマなんかも着るのか。それに束ねている髪を下ろしているせいか、普段より幾分柔らかい印象を受ける。いやいやそうじゃなくて、一番の注目は眼鏡だろう。
もしかして徳河さんって目が悪いのか?だから難しい顔をしていることが多いのかな。でもこれはこれで似合ってるし、可愛いといっていいのかどうかはわからないけど。う~む、意外だけどポイント高いな。
詠美「どうして……悠なの……」
女子生徒A「えっ……い、いけませんでしたか?詠美さんが入って構わないと……」
詠美「そこで待ってて!」
~待機中~
悠「あの……なにかすみませんでした」
詠美「……いいの。ろくに確認しなかった私も悪かったわ。ごめんなさい」
勢いよく引っ込んだ徳河さんは、次に顔を見せたときにはいつもの制服スタイルに変身していた。服だけでなく髪の毛までキッチリまとめあげられて……。
悠「(すごい早業だなあ。)」
詠美「それで、どうしてあなたなの?長谷河さんになにかあった?」
悠「長谷河さんは巡回のついでに届けようとされてたみたいなんですけど、そこにおれが出くわして」
詠美「……どういう魂胆なのか、あとで問い詰めておく必要があるわね」
さっきの剣幕がウソだったのかと思うくらいの落ち着きっぷりだ。おれも女性の家に上がるのに、もっと遠慮しておくべきだったかな。
平良「では失礼する」
長谷河さんはくるりと背中を向けた。袴の裾が大きくまくれ上がって黒いセクシィーな下着が丸見えになっている。きゅっと締まった尻の肉なんか余分な贅肉がなくて張りのある健康的な美尻だ。
袴もそうだが下着も黒なので尻の白さが更に際立ってグッとくる。色んな意味で本当にグッとくる。
悠「おぉっ……」
平良「ん、どうした、悠?」
悠「え、あー……いや……あの、袴が」
平良「ん……おっと、これは。すまん、見苦しいものを見せてしまったな」
悠「あ、いえいえ……まったくもってそんなことは」
顔を見合わせ苦笑いするおれと長谷河さん。最後に少しぎこちなく笑って、長谷河さんはいってしまった。珍しい長谷河さんを見てしまった。こんなこともあるんだな……。
さてと。引き受けたからには届けに行かないとね。
ー詠美の屋敷ー
ぴんぽーん!
女子生徒A「はいー。どちらさまでしょう?」
悠「あ、どうも小鳥遊といいます。徳河さんへの荷物を預かってきました。」
女子生徒A「わかりました。問い合わせてみますので、少々お待ちください……。もしもし……はい。はいそうです。詠美さんあての荷物を持ってきたという方が」
お屋敷の中と連絡しているようだ。対応にきたこの人も、学園の生徒だよな。奉行所に働いてる人達もそうだけど、いろいろと凄すぎるなぁこの学園は……。
女子生徒A「お待たせしました。詠美さんもお待ちだったそうで、中まで入って構わないそうです。お部屋まで案内させていただきますね。」
悠「あ、これはご丁寧にどうも」
こっちまでかしこまってしまう。
女子生徒A「詠美さん、おつれしました」
詠美「ありがとう。今出るわ。ごめんなさい、こんな夜に来てくれるなん……て……」
悠「あれ……」
徳河さん、だよな?家の中でもキッチリ和服、みたいなイメージだったけど、ラフなパジャマなんかも着るのか。それに束ねている髪を下ろしているせいか、普段より幾分柔らかい印象を受ける。いやいやそうじゃなくて、一番の注目は眼鏡だろう。
もしかして徳河さんって目が悪いのか?だから難しい顔をしていることが多いのかな。でもこれはこれで似合ってるし、可愛いといっていいのかどうかはわからないけど。う~む、意外だけどポイント高いな。
詠美「どうして……悠なの……」
女子生徒A「えっ……い、いけませんでしたか?詠美さんが入って構わないと……」
詠美「そこで待ってて!」
~待機中~
悠「あの……なにかすみませんでした」
詠美「……いいの。ろくに確認しなかった私も悪かったわ。ごめんなさい」
勢いよく引っ込んだ徳河さんは、次に顔を見せたときにはいつもの制服スタイルに変身していた。服だけでなく髪の毛までキッチリまとめあげられて……。
悠「(すごい早業だなあ。)」
詠美「それで、どうしてあなたなの?長谷河さんになにかあった?」
悠「長谷河さんは巡回のついでに届けようとされてたみたいなんですけど、そこにおれが出くわして」
詠美「……どういう魂胆なのか、あとで問い詰めておく必要があるわね」
さっきの剣幕がウソだったのかと思うくらいの落ち着きっぷりだ。おれも女性の家に上がるのに、もっと遠慮しておくべきだったかな。