ー茶屋ー小鳥遊堂はじめました【4】

ー新宿:茶屋小鳥遊堂ー

ヒュン!ヒュン!!

寅「……」

悠「ふぅー……当たらんなぁ」

寅「テメーのパンチより遅い獲物振り回したって当たるわけねーだろ。ってか、当たってやる気もねーし」

悠「まぁ、そりゃ当然だわな」

寅「なんで今さら刀なんて振り回してる」

悠「おいおい、今さらっておれは一応剣徒だぞ。十兵衛師範直々の」

寅「はんっ」

悠「鼻で笑ったなおい」

寅「無手主義のヤツがなにいってんのかなーって思っただけだ。」

悠「おれだって色々あるのよん」

寅「もういいなら俺は帰るぞ」

悠「おう。サンキュ、またつき合ってくれ」

寅「気が向いたらな」

悠「ふー……やっぱり抜き身はダメか。居合ならもーちょい上手くできる気がするんだけどなぁ。ま、汗かいたし風呂でもはいるかな」

ガララ…

吉音「ほぇ?」

悠「あ……」

ばすと:88
うえすと:56
ひっぷ:85

ましゅまろを膨らませたような釣鐘型の豊満かつ美乳に慎ましやかながらもぷっくりと自己主張する薄桃色の突起。なだらかなS字を描くウエストライン。むっちりとした太もも、身につけているのは淡い緑のショーツだけ。
たぶん次の瞬間、おれは殴られるだろうだからあえて言おう。

悠「……おれがヌルイラヴコメ好きだからってこんなのには負けねぇぞ!!」

吉音「ゆ、悠のぉ~……すけべえぇぇ!!」

すぱーーーんっ!!
今日の教訓、達人が扱うとタオルでも十分凶器になる……。




~数時間後~



悠「まだジンジンしてる……。」

吉音「とーぜんの報いだよ」

悠「そういいますけどね……ココウチの店、おれココの店主、アレウチの風呂。新が勝手に入ろうとしてるのが悪くね?」

吉音「悠のお店ってことは私のお店だもん!」

悠「なんて理屈だ……。あのな新、おれは別に…」

吉音「吉音」

悠「あー?」

吉音「二人のときは新じゃなくて吉音」

悠「あー、はいはい、吉音さん。僕はね怒ってる訳じゃないんですよ?只ですね風呂に入るならひと声くらい掛けてからはいるのが礼儀じゃないですかなーって」

吉音「お腹すいちゃった」

悠「話を聞けっ!!」

吉音「私の裸見たくせに……。」

悠「お前、それは脅しとか強請(ゆすり)っていうんだぞ」

吉音「あーあ、すっごく恥ずかしかったなぁー」

悠「いつもパンツ丸出してる奴が何いう…」

吉音「それと裸は全然違うもん!」

悠「ビキニと下着が違うようなものか…?」

吉音「むすっー!」

悠「悪かったよ。飯作ってやるから機嫌直せ。確かにお前の綺麗な裸見たのは事実だ。ごめんなさい」

吉音「き、綺麗///」

悠「照れるなよ……なんで、そういう所はちゃんと聞いてるんだよ」
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