ー茶屋ー小鳥遊堂はじめました弐幕【7】
ー大江戸学園:茶屋小鳥遊堂ー
吉音「大丈夫?はい、布巾」
城「ありがとうございます。」
ふきふき
悠「よくよく考えたら今は闘技会の改変の真っただ中にあるわけだしな。続けていいぞ」
城「ひと言ぐらい謝っていただけるわけもないんですね…。」
悠「気にすんな」
城「悠さんが言う台詞じゃないですよ!!」
~~
松永さんと一緒に向かったのは真新しい二階建ての事務所のような建物でした。とくに出迎えとかはなく平然と建物の二階に上がっていきドアを開けると殆ど物の入ってない部屋に小鳥遊兜馬さん、それと小鳥遊柏さん、ミッシェルさんと知らない女性が簡素なテーブルを挟んで椅子に腰かけていました。
兜馬「やぁ、松永君、それと串田君に……城君だったね。わざわざこんな所に足を運んでもらって感謝するよ。」
久秀「小鳥遊新会長さま及び出しとあらば馳せ参じますわ。」
柏「おためごかしかよ…」
兜馬「構わんさ。それぐらいの意気がある若い世代というのは大事だからね。まぁ、何もないところで悪いがかけてくれたまえ。」
久秀「じゃあ、失礼して。」
追加の椅子が出されましたが串田さん達は立っていたので私もそれに倣ってたっていました。それで席についている兜馬さんと柏さん、松永さんで話が始まりました。
兜馬「まずは彼女の紹介から。このたび第二秘書として就任してもらった君島君だ。」
君島「君島まなです。松永社長のご活躍の御噂は聞いております。」
久秀「どうも。」
君島「(この方が、松永久秀社長。闘技会トーナメントで獅子奮迅の活躍をし、会長を闘技会の頂点へ立たせた功労者のひとり……)」
久秀「……なにか凄く見られてる気がするわ。」
兜馬「彼女は君のファンなんだ。後で声をかけてやってくれたまえ。ところで、悠は元気にしてるかね?」
久秀「ええ、不思議なくらい元気よ。本当に死なないんじゃないかと疑うぐらいに。」
兜馬「……そうか。まぁ、そんなことはともかく、本題に入らせてもらおう。知っての通り、私は闘技会の会長の座についた。」
久秀「えぇ。」
兜馬「第一の仕事として新ルールを定めようと考えている。」
久秀「闘技会に?」
兜馬「うむ、大まかなルールなどは既に形にしてあるが、すぐにそれを決定することはできないがなるだけ早く適応をするつもりだ。」
君島「こちらです。」
君島さんが書類を差し出すと松永さんはしばらく黙って目を通していました。
吉音「大丈夫?はい、布巾」
城「ありがとうございます。」
ふきふき
悠「よくよく考えたら今は闘技会の改変の真っただ中にあるわけだしな。続けていいぞ」
城「ひと言ぐらい謝っていただけるわけもないんですね…。」
悠「気にすんな」
城「悠さんが言う台詞じゃないですよ!!」
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松永さんと一緒に向かったのは真新しい二階建ての事務所のような建物でした。とくに出迎えとかはなく平然と建物の二階に上がっていきドアを開けると殆ど物の入ってない部屋に小鳥遊兜馬さん、それと小鳥遊柏さん、ミッシェルさんと知らない女性が簡素なテーブルを挟んで椅子に腰かけていました。
兜馬「やぁ、松永君、それと串田君に……城君だったね。わざわざこんな所に足を運んでもらって感謝するよ。」
久秀「小鳥遊新会長さま及び出しとあらば馳せ参じますわ。」
柏「おためごかしかよ…」
兜馬「構わんさ。それぐらいの意気がある若い世代というのは大事だからね。まぁ、何もないところで悪いがかけてくれたまえ。」
久秀「じゃあ、失礼して。」
追加の椅子が出されましたが串田さん達は立っていたので私もそれに倣ってたっていました。それで席についている兜馬さんと柏さん、松永さんで話が始まりました。
兜馬「まずは彼女の紹介から。このたび第二秘書として就任してもらった君島君だ。」
君島「君島まなです。松永社長のご活躍の御噂は聞いております。」
久秀「どうも。」
君島「(この方が、松永久秀社長。闘技会トーナメントで獅子奮迅の活躍をし、会長を闘技会の頂点へ立たせた功労者のひとり……)」
久秀「……なにか凄く見られてる気がするわ。」
兜馬「彼女は君のファンなんだ。後で声をかけてやってくれたまえ。ところで、悠は元気にしてるかね?」
久秀「ええ、不思議なくらい元気よ。本当に死なないんじゃないかと疑うぐらいに。」
兜馬「……そうか。まぁ、そんなことはともかく、本題に入らせてもらおう。知っての通り、私は闘技会の会長の座についた。」
久秀「えぇ。」
兜馬「第一の仕事として新ルールを定めようと考えている。」
久秀「闘技会に?」
兜馬「うむ、大まかなルールなどは既に形にしてあるが、すぐにそれを決定することはできないがなるだけ早く適応をするつもりだ。」
君島「こちらです。」
君島さんが書類を差し出すと松永さんはしばらく黙って目を通していました。