ー茶屋ー小鳥遊堂はじめました弐幕【7】
ー大江戸学園:茶屋小鳥遊堂ー
悠「んん~……あいたたっ……」
吉音「まだ動かしちゃダメなんじゃない?」
悠「骨はもうくっついてるんだ。少しぐらい動かさないとなまっちまう。それにやっぱり右腕が使えないのは不便すぎる。流石に足で作った料理するわけにもいかんしな。」
吉音「足で作ることはできるんだ…。」
悠「作るものによるが大体はイケる。」
吉音「すごい!」
「あのー、すみませーん。」
悠「らっしゃい……って、お前は」
城「お久しぶりです……っていっても、一カ月ぶりぐらいですが」
悠「誰だ!」
城「えぇ……」
吉音「城ちゃん、そういえば闘技会が終わってから来なくなってたよね。」
城「色々ありまして……。あの、悠さん」
悠「駄目だ」
城「まだ何も言ってませんけど!?」
悠「聞くと損をするのが目に見えてる。」
吉音「聞くなのに目で見えるの?」
悠「吉音、いつからそんなあげ足を取るようになったの!もっとやれ!」
城「もっとやっていいんですか……」
吉音「それよりお話聞いてあげれば?」
悠「……しかたないな、とりあえず話してみろ。」
城「はい、また悠さんに武術のご指導ご鞭撻を……」
悠「……」
ガララッ
ガシッ!
城「なんでドア閉めようとするんですか!」
悠「昼休憩だ」
城「もう昼過ぎですよ!!」
悠「おれじゃなくて夜見のジジイに頼めよ!」
城「頼みに行きましたよ!こっちに帰ってきてから夜見さんを尋ねたんですけど……」
吉音「けど?」
城「これを残して雲隠れされました。」
スッ
悠「手紙?」
【小僧に鍛えてもらえ。】
吉音「すっごいシンプル」
悠「おれを名指ししてないのにお前はおれの事を小僧と思っているのか?えぇ?小娘が?」
ガシッ!
城「だ、だって、夜見さんの弟子っていえば悠さんですし……」
吉音「……あれ?でもさ、夜見さんをすぐに尋ねたっていってたよね?それにしてはここに来るのずいぶん遅かったね?」
城「そ、それが……松永さんに……」
悠「久秀?」
城「は、はい。私がちょうどお店の前までやってきたときに松永さんが出かけるところだったのかバッタリと出くわしたんです。そして、きちんとご挨拶をしたんですが……」
「「ですが?」」
~~
久秀『うーん……商談には使えそうにないけど雑用ぐらいには役立つかしら。いいわ、ちょっとアンタも着いてきなさい。』
~~
城「っていう具合に同行を余儀なくされまして……。」
悠「んん~……あいたたっ……」
吉音「まだ動かしちゃダメなんじゃない?」
悠「骨はもうくっついてるんだ。少しぐらい動かさないとなまっちまう。それにやっぱり右腕が使えないのは不便すぎる。流石に足で作った料理するわけにもいかんしな。」
吉音「足で作ることはできるんだ…。」
悠「作るものによるが大体はイケる。」
吉音「すごい!」
「あのー、すみませーん。」
悠「らっしゃい……って、お前は」
城「お久しぶりです……っていっても、一カ月ぶりぐらいですが」
悠「誰だ!」
城「えぇ……」
吉音「城ちゃん、そういえば闘技会が終わってから来なくなってたよね。」
城「色々ありまして……。あの、悠さん」
悠「駄目だ」
城「まだ何も言ってませんけど!?」
悠「聞くと損をするのが目に見えてる。」
吉音「聞くなのに目で見えるの?」
悠「吉音、いつからそんなあげ足を取るようになったの!もっとやれ!」
城「もっとやっていいんですか……」
吉音「それよりお話聞いてあげれば?」
悠「……しかたないな、とりあえず話してみろ。」
城「はい、また悠さんに武術のご指導ご鞭撻を……」
悠「……」
ガララッ
ガシッ!
城「なんでドア閉めようとするんですか!」
悠「昼休憩だ」
城「もう昼過ぎですよ!!」
悠「おれじゃなくて夜見のジジイに頼めよ!」
城「頼みに行きましたよ!こっちに帰ってきてから夜見さんを尋ねたんですけど……」
吉音「けど?」
城「これを残して雲隠れされました。」
スッ
悠「手紙?」
【小僧に鍛えてもらえ。】
吉音「すっごいシンプル」
悠「おれを名指ししてないのにお前はおれの事を小僧と思っているのか?えぇ?小娘が?」
ガシッ!
城「だ、だって、夜見さんの弟子っていえば悠さんですし……」
吉音「……あれ?でもさ、夜見さんをすぐに尋ねたっていってたよね?それにしてはここに来るのずいぶん遅かったね?」
城「そ、それが……松永さんに……」
悠「久秀?」
城「は、はい。私がちょうどお店の前までやってきたときに松永さんが出かけるところだったのかバッタリと出くわしたんです。そして、きちんとご挨拶をしたんですが……」
「「ですが?」」
~~
久秀『うーん……商談には使えそうにないけど雑用ぐらいには役立つかしら。いいわ、ちょっとアンタも着いてきなさい。』
~~
城「っていう具合に同行を余儀なくされまして……。」