ー茶屋ー小鳥遊堂はじめました弐幕【4】
ー絶命闘技会ドーム:闘技場ー
あの衝撃から2か月……ついに本番だ。さぁ、存分に荒れくるえ!!
鞘香「続きましてテキサスの喧嘩番長の入場です!殴った相手は数知れず!ステゴロ武器あり何でも来い!自由の国の暴力野郎が巌流島であれくるう!トーナメント史上初!外国人闘技者優勝となるか!!?身長192センチ体重107キロ。闘技仕合戦績1勝0敗。企業獲得資産76億4600万円。ボスバーガー、アダム・ダッドリイィィィっ!!」
【皇帝】アダム・ダッドリー
アダム「……」
摩耶「……」
鞘香「おおっーと!!早速両者にらみ合いだァーー!!!」
アダム「おいおい何のブルシット(冗談)だ?ジャップは女にファイトをさせるのかい?」
摩耶「……口が悪いなぁ。まあいいや。すぐにしゃべれなくしてあげるよ♪」
大人と子供ほどの身長差がありいかつい風貌で挑発してくるが一歩も引かずに笑顔で言い返す。
観客席で皇桜学園理事長の奏流院紫苑が煙草をふかしながら言った。
紫苑「おーおー血の気が多いねぇ。この仕合どう思う?」
それに皇桜学園秘書の松田智子は食い気味に答えた。
智子「はいっ、かわいい系もワイルド系も大好物です!」
紫苑「お前には聞いてねぇよ。桐生、この勝負どっちが勝つと思う?」
皇桜学園闘技者の桐生は少し間をおいていった。
刹那「いや~……どうでしょう?僕は評論家じゃないのでわかりかねますね~。」
智子「摩耶君は当然受け!いや、逆に無邪気攻めもありか…?」
何か隣でぶつぶつ言っている智子を無視して紫苑は続けた。
紫苑「なんだよ随分と弱気じゃねぇか。」
刹那「はは…面目ない。ただ……紫苑さんの求めている答えはわかりませんけど……いかにして自分のフィールドで闘うか、でしょうね。何しろあの二人、真逆のことをやろうとしてますから。」
久秀たちがいる観客席でも二人の違いの話が出ている。
久秀「これまた最初からずいぶん体格差がある仕合ね。」
城「本当ですね。摩耶選手には厳しい闘いになりそうですね。」
凛「いやーそれはどうッスかね?体格なんて関係ないッスよ。「天才」摩耶の前ではね。」
実況席へと移動したさやかがマイクに声を張る。
鞘香「さあ、開始時間が刻々と近づいてまいりました!果たして勝者は日出づる国の拳法戦士か、はたまた自由の国のブルファイターか。」
レフリー「よしっ!両者向かい合って!!」
鞘香「おおっと!レフリー山本小石のゴーサインが出たようです!」
レフリー「構えてぇぇっ!」
鞘香「洋の東西、ファイトスタイル、まるで正反対の二人が相対する!果たして勝つのはどっちだーーーー!!!」
「「「……」」」
観客たちが息をのむ一瞬…。レフリーの山本が挙げた腕を振り下ろした。
レフリー「始めェッっ!!」
「「「ウオオオオオォォッ!!」」」
鞘香「始まったアアアアアアアアア!!!闘技絶命トーナメント、ここに開幕ウウウウゥゥッ!!!」
あの衝撃から2か月……ついに本番だ。さぁ、存分に荒れくるえ!!
鞘香「続きましてテキサスの喧嘩番長の入場です!殴った相手は数知れず!ステゴロ武器あり何でも来い!自由の国の暴力野郎が巌流島であれくるう!トーナメント史上初!外国人闘技者優勝となるか!!?身長192センチ体重107キロ。闘技仕合戦績1勝0敗。企業獲得資産76億4600万円。ボスバーガー、アダム・ダッドリイィィィっ!!」
【皇帝】アダム・ダッドリー
アダム「……」
摩耶「……」
鞘香「おおっーと!!早速両者にらみ合いだァーー!!!」
アダム「おいおい何のブルシット(冗談)だ?ジャップは女にファイトをさせるのかい?」
摩耶「……口が悪いなぁ。まあいいや。すぐにしゃべれなくしてあげるよ♪」
大人と子供ほどの身長差がありいかつい風貌で挑発してくるが一歩も引かずに笑顔で言い返す。
観客席で皇桜学園理事長の奏流院紫苑が煙草をふかしながら言った。
紫苑「おーおー血の気が多いねぇ。この仕合どう思う?」
それに皇桜学園秘書の松田智子は食い気味に答えた。
智子「はいっ、かわいい系もワイルド系も大好物です!」
紫苑「お前には聞いてねぇよ。桐生、この勝負どっちが勝つと思う?」
皇桜学園闘技者の桐生は少し間をおいていった。
刹那「いや~……どうでしょう?僕は評論家じゃないのでわかりかねますね~。」
智子「摩耶君は当然受け!いや、逆に無邪気攻めもありか…?」
何か隣でぶつぶつ言っている智子を無視して紫苑は続けた。
紫苑「なんだよ随分と弱気じゃねぇか。」
刹那「はは…面目ない。ただ……紫苑さんの求めている答えはわかりませんけど……いかにして自分のフィールドで闘うか、でしょうね。何しろあの二人、真逆のことをやろうとしてますから。」
久秀たちがいる観客席でも二人の違いの話が出ている。
久秀「これまた最初からずいぶん体格差がある仕合ね。」
城「本当ですね。摩耶選手には厳しい闘いになりそうですね。」
凛「いやーそれはどうッスかね?体格なんて関係ないッスよ。「天才」摩耶の前ではね。」
実況席へと移動したさやかがマイクに声を張る。
鞘香「さあ、開始時間が刻々と近づいてまいりました!果たして勝者は日出づる国の拳法戦士か、はたまた自由の国のブルファイターか。」
レフリー「よしっ!両者向かい合って!!」
鞘香「おおっと!レフリー山本小石のゴーサインが出たようです!」
レフリー「構えてぇぇっ!」
鞘香「洋の東西、ファイトスタイル、まるで正反対の二人が相対する!果たして勝つのはどっちだーーーー!!!」
「「「……」」」
観客たちが息をのむ一瞬…。レフリーの山本が挙げた腕を振り下ろした。
レフリー「始めェッっ!!」
「「「ウオオオオオォォッ!!」」」
鞘香「始まったアアアアアアアアア!!!闘技絶命トーナメント、ここに開幕ウウウウゥゥッ!!!」