ー茶屋ー小鳥遊堂はじめました弐幕【3】
ー闘技号:フードエリアー
闘技号船内の飲食は無料でふるまわれている。その中には飲食系の企業が出店している店も多い、これは自社の製品をアピールすると同時に闘技会でもこれだけの力があるというのを見せつけられる。
その中で全国にチェーン展開しているハンバーガーショップ、ボスバーガー。そこの社長であるロナルド原口はピエロのような恰好をして自信をマスコットャラとしているパンチの効いた男だ。
ロナルドはボスバーガーに食らいつく男にいった。
原口「どうだねアダム君?我が社のハンバーガーは悪くないだろう?」
男はニヤッと笑うと見えた前歯には「FUCK」と掘られている。
アダム「ああ、確かに悪くねえな。だが、コイツはいただけねぇや。」
フライドポテトをつまむと備え付けてあるマヨネーズに向けた。
原口「へ?マヨネーズがかい?」
アダム「俺の国じゃあフレンチフライにはケチャップって法律で決まってんのさ。白いモンぶっかけて喜ぶのはホモとビッチだけだぜ。Hahahah!」
金髪の短く尖った髪型で耳にはいくつもの銀のリング、タンクトップから伸びた太い両腕には肩から手首のあたりまでびっしりとタトゥーが入っている男。
企業序列第15位:ボスバーガー
アメリカ最強ストリートファイター【皇帝】アダム・ダッドリー
その室内では煌びやかなドレスを着た女性、ウエイトレス風な制服の女性、果てはバニーガールなどの女性に囲まれ、フルーツや菓子、料理に数々の銘酒を用意されこれでもかともてなしを受けている男が居る。
岩美重工社長東郷とまりが持成されている男の前に仁王立ちしていった。
とまり「どうした、もっと盛大に食い荒らしていいんだぞ。」
グラスではなくジョッキに注がれたウィスキーを一口飲んで男はいった。
凍夜「いや、十分ですよ。というか、パーティーホールから戻ってきてもパーティー状態ってなんですかこれ。悪酔いしちゃいそうなんですけど……。」
企業序列第7位:岩美重工【自在遊戯(トリックスター)】結城クリストファー凍
とまり「好きなだけやれ。女でも男でも好きなだけあてがってやる。存分に荒ぶれ。テメーに勝てる人間は居やしねぇっ!」
目を見開きギザ歯を光らせながら叫ぶ止まり。話が若干噛み合っていない。
その様子を遠巻きに見ている二人。
詠子「東郷社長はいつもその……あんな感じなんですか?」
摩天楼従業員兼秘書の詠子がたずねた相手はとまりの秘書湯梨浜房江(ゆりはまふさえ)、とまりの異様さとインパクトに比べてかなり薄味の女性であるが若くしてとまりの奇行にもついていけているところはなかなかの手腕があるのかもしれない。
湯梨浜「そうですね……今は機嫌がいい方なので、マシな方です。」
闘技号船内の飲食は無料でふるまわれている。その中には飲食系の企業が出店している店も多い、これは自社の製品をアピールすると同時に闘技会でもこれだけの力があるというのを見せつけられる。
その中で全国にチェーン展開しているハンバーガーショップ、ボスバーガー。そこの社長であるロナルド原口はピエロのような恰好をして自信をマスコットャラとしているパンチの効いた男だ。
ロナルドはボスバーガーに食らいつく男にいった。
原口「どうだねアダム君?我が社のハンバーガーは悪くないだろう?」
男はニヤッと笑うと見えた前歯には「FUCK」と掘られている。
アダム「ああ、確かに悪くねえな。だが、コイツはいただけねぇや。」
フライドポテトをつまむと備え付けてあるマヨネーズに向けた。
原口「へ?マヨネーズがかい?」
アダム「俺の国じゃあフレンチフライにはケチャップって法律で決まってんのさ。白いモンぶっかけて喜ぶのはホモとビッチだけだぜ。Hahahah!」
金髪の短く尖った髪型で耳にはいくつもの銀のリング、タンクトップから伸びた太い両腕には肩から手首のあたりまでびっしりとタトゥーが入っている男。
企業序列第15位:ボスバーガー
アメリカ最強ストリートファイター【皇帝】アダム・ダッドリー
その室内では煌びやかなドレスを着た女性、ウエイトレス風な制服の女性、果てはバニーガールなどの女性に囲まれ、フルーツや菓子、料理に数々の銘酒を用意されこれでもかともてなしを受けている男が居る。
岩美重工社長東郷とまりが持成されている男の前に仁王立ちしていった。
とまり「どうした、もっと盛大に食い荒らしていいんだぞ。」
グラスではなくジョッキに注がれたウィスキーを一口飲んで男はいった。
凍夜「いや、十分ですよ。というか、パーティーホールから戻ってきてもパーティー状態ってなんですかこれ。悪酔いしちゃいそうなんですけど……。」
企業序列第7位:岩美重工【自在遊戯(トリックスター)】結城クリストファー凍
とまり「好きなだけやれ。女でも男でも好きなだけあてがってやる。存分に荒ぶれ。テメーに勝てる人間は居やしねぇっ!」
目を見開きギザ歯を光らせながら叫ぶ止まり。話が若干噛み合っていない。
その様子を遠巻きに見ている二人。
詠子「東郷社長はいつもその……あんな感じなんですか?」
摩天楼従業員兼秘書の詠子がたずねた相手はとまりの秘書湯梨浜房江(ゆりはまふさえ)、とまりの異様さとインパクトに比べてかなり薄味の女性であるが若くしてとまりの奇行にもついていけているところはなかなかの手腕があるのかもしれない。
湯梨浜「そうですね……今は機嫌がいい方なので、マシな方です。」