ー茶屋ー小鳥遊堂はじめました【2】
ー大江戸学園・日本橋ー
新「そんなことより悠」
悠「そんなことじゃないだろ……なんだ?」
新「その刀、どうしたの?」
悠「ああ、これか。似合う?」
新「うう…」
悠「そんなに似合わないのかよ…」
新「あたしのこと用心棒として信用できなくなったの?」
悠「あー?」
新「あたしのことクビにしちゃう?役に立たないし、食費もいっぱいかかるから?」
悠「お前のせいじゃないって。これはあれだ護身用ってやつ。これを佩刀してるだけで少しは威嚇できるだろ。」
新「……ほんと?」
悠「昼休みに武道場で十兵衛指南役が少し稽古をつけてくれてな。この刀もそのときもらったんだわさ」
新「そっか。でも、柳宮十兵衛……あの人は怖い人だ」
悠「どういう意味だ?」
新「うう……なんだかよく分からないけど怖いんだ」
悠「なんだそりゃ。まぁ確かに威圧感はあるけどな。っか、何だかものものしいたな」
いつにも増して街中には同心や岡っ引だと思われる生徒が行き来している。
新「明日は全校集会だからね」
悠「あー…噂のあれか…。明日なんだな」
近いうちに天狗御前が何かを起こす。その時が決着だ…。右京山が捨てていった台詞が頭を過った…。
新「そうだよ」
朱金「悠!新!」
新「あ、金ちゃんだ」
真留「こんにちは、小鳥遊さん、徳田さん」
新「まるるもいる」
朱金「おう、今帰りかい?」
悠「あぁ。朱金たちは仕事中か?」
朱金「おうよ。昨日まで入れなかった屋敷に急に捜査許可が下りてな。これから強制捜査に入るとこさ」
悠「そうなんだ?」
朱金「一体何があったのかはよく分からんが、まぁこっちとしちゃありがたいこった」
真留「全校集会前日ですからホントにギリギリでしたけどね」
朱金「それじゃまた何か分かったら報告するぜ」
真留「遠山さま。そのようなことを大きな声でいわれては…」
朱金「おっと、また逢岡に叱られちまうな」
新「あはは、ないしょにしとくよ」
真留「遠山さま、そろそろ予定の時刻になります」
朱金「おっし!それじゃ行くか!」
悠「あ、そうだ。朱金」
朱金「なんだ?」
悠「御伽ヶ島左近てどんな奴か知ってるか?」
朱金「御伽ヶ島…左近っていやぁ、東町奉行所の有名人だな。佩刀の斬馬刀が目立つから力押しの風に見えて、中身はそうとうな軍略家らしいぞ。どうかしたか?」
悠「いや、なんでもないありがと。」
新「がんばってね~!」
朱金「おう、任せときな」
朱金はトンと自らの胸を叩くと真留を連れ、すでに整列している奉行所員たちの方へと向かった。
悠「なぁ、新」
新「ん?」
悠「急に許可が下りたってのは……だよな?」
新「うん」
新「そんなことより悠」
悠「そんなことじゃないだろ……なんだ?」
新「その刀、どうしたの?」
悠「ああ、これか。似合う?」
新「うう…」
悠「そんなに似合わないのかよ…」
新「あたしのこと用心棒として信用できなくなったの?」
悠「あー?」
新「あたしのことクビにしちゃう?役に立たないし、食費もいっぱいかかるから?」
悠「お前のせいじゃないって。これはあれだ護身用ってやつ。これを佩刀してるだけで少しは威嚇できるだろ。」
新「……ほんと?」
悠「昼休みに武道場で十兵衛指南役が少し稽古をつけてくれてな。この刀もそのときもらったんだわさ」
新「そっか。でも、柳宮十兵衛……あの人は怖い人だ」
悠「どういう意味だ?」
新「うう……なんだかよく分からないけど怖いんだ」
悠「なんだそりゃ。まぁ確かに威圧感はあるけどな。っか、何だかものものしいたな」
いつにも増して街中には同心や岡っ引だと思われる生徒が行き来している。
新「明日は全校集会だからね」
悠「あー…噂のあれか…。明日なんだな」
近いうちに天狗御前が何かを起こす。その時が決着だ…。右京山が捨てていった台詞が頭を過った…。
新「そうだよ」
朱金「悠!新!」
新「あ、金ちゃんだ」
真留「こんにちは、小鳥遊さん、徳田さん」
新「まるるもいる」
朱金「おう、今帰りかい?」
悠「あぁ。朱金たちは仕事中か?」
朱金「おうよ。昨日まで入れなかった屋敷に急に捜査許可が下りてな。これから強制捜査に入るとこさ」
悠「そうなんだ?」
朱金「一体何があったのかはよく分からんが、まぁこっちとしちゃありがたいこった」
真留「全校集会前日ですからホントにギリギリでしたけどね」
朱金「それじゃまた何か分かったら報告するぜ」
真留「遠山さま。そのようなことを大きな声でいわれては…」
朱金「おっと、また逢岡に叱られちまうな」
新「あはは、ないしょにしとくよ」
真留「遠山さま、そろそろ予定の時刻になります」
朱金「おっし!それじゃ行くか!」
悠「あ、そうだ。朱金」
朱金「なんだ?」
悠「御伽ヶ島左近てどんな奴か知ってるか?」
朱金「御伽ヶ島…左近っていやぁ、東町奉行所の有名人だな。佩刀の斬馬刀が目立つから力押しの風に見えて、中身はそうとうな軍略家らしいぞ。どうかしたか?」
悠「いや、なんでもないありがと。」
新「がんばってね~!」
朱金「おう、任せときな」
朱金はトンと自らの胸を叩くと真留を連れ、すでに整列している奉行所員たちの方へと向かった。
悠「なぁ、新」
新「ん?」
悠「急に許可が下りたってのは……だよな?」
新「うん」