ー茶屋ー小鳥遊堂はじめました弐幕【2】
ー新宿:茶屋小鳥遊堂ー
雲山「失礼します」
魁人「お邪魔しますよ」
悠「おう。」
雲水「がはははっ!久しぶりだな、小僧!」
悠「うわっ、鬼!!」
雲水「がははははっ!」
ガシッ!
悠「そして普通に捕まった!!」
雲水「悠さんに会うと父は本当にうれしそうだ」
悠「これが?!頭掴んでるのがうれしい表現?!」
雲山「……にこっ」
悠「笑ってごまかすな!お前の父親だろ!」
魁人「お騒がせして申し訳ありません。」
伊都「よろしいですわ。」
久秀「好きにして頂戴」
寅「こいつらも鬼だな…」
雲水「おおっ、寅!どうだ、少しは強くなったか!」
バシバシッ!
寅「少しはな……どうでもいいが背中を殴打するのはやめろ。」
悠「アンタが帰ってきたってことは……道元のおっさんもか?」
雲水「あぁ。道元も帰ってきてっぞ。けど、すぐに天を探すってまたどっかいっちまったよ」
悠「フットワーク軽いな…」
雲水「そんでも姫さんに話すこともあるだろうし呼んだらくるんじゃねーか?」
悠「いや、別に用事はないからいいけど…」
雲山「知り合いには会えたんですよね?」
雲水「おう。バッチリよ。小僧」
悠「聞かなくてもおれのことだよな…」
雲水「明日この店に来るからちょっと面倒見てやってくれ」
悠「意味が分からない」
雲水「黙って潜入させようかと思ったけど、バレたら後々面倒だから入学させることにした」
悠「間違っちゃいないけど、何か色々おかしいぞ。どうしてそういうことになってる……」
魁人「向こうの親御さんも将来のことを考えたら大江戸学園を卒業しておいたら箔がつくってことになったんですよ。」
悠「まぁ……そうだろうな。けど、なんでうち?」
魁人「本当はどこか借家を借りさせる予定だったんですが、これ以上無理を効かせると泣きそうだったもんで」
悠「誰が」
魁人「左近殿」
悠「あー……入学の流れとかそういうの全部やらせたんだ。左近に」
弩躬「百目鬼家の方々の頼みとあったら聞かないわけにもいかないしょ」
悠「で、弩躬……いや、ぶっちゃけ弩躬の正式な部下じゃないよな。左近て」
弩躬「遅かれ早かれってやつだよ。あはは」
悠「これはどこがブラックなんだ?十神将か?酉居家か?AAAか?」
雲水「ブラックというか実力主義というやつだろう」
弩躬「そうそう」
魁人「ああ、確かに」
寅「なるほどな」
悠「え、これおれが間違ってんの?」
雲山「間違っているというか常識の枠で父や十神将の面々をとらえるのがダメだと思いますね。」
悠「アッハイ」
久秀「普通に丸め込まれてるじゃない」
悠「だって、なんかだって……」
久秀「この店に寄越すのはいいけど働かせるわよ?」
雲水「好きに使ってくれ。」
悠「店主はおれなんですけど?!」
雲山「失礼します」
魁人「お邪魔しますよ」
悠「おう。」
雲水「がはははっ!久しぶりだな、小僧!」
悠「うわっ、鬼!!」
雲水「がははははっ!」
ガシッ!
悠「そして普通に捕まった!!」
雲水「悠さんに会うと父は本当にうれしそうだ」
悠「これが?!頭掴んでるのがうれしい表現?!」
雲山「……にこっ」
悠「笑ってごまかすな!お前の父親だろ!」
魁人「お騒がせして申し訳ありません。」
伊都「よろしいですわ。」
久秀「好きにして頂戴」
寅「こいつらも鬼だな…」
雲水「おおっ、寅!どうだ、少しは強くなったか!」
バシバシッ!
寅「少しはな……どうでもいいが背中を殴打するのはやめろ。」
悠「アンタが帰ってきたってことは……道元のおっさんもか?」
雲水「あぁ。道元も帰ってきてっぞ。けど、すぐに天を探すってまたどっかいっちまったよ」
悠「フットワーク軽いな…」
雲水「そんでも姫さんに話すこともあるだろうし呼んだらくるんじゃねーか?」
悠「いや、別に用事はないからいいけど…」
雲山「知り合いには会えたんですよね?」
雲水「おう。バッチリよ。小僧」
悠「聞かなくてもおれのことだよな…」
雲水「明日この店に来るからちょっと面倒見てやってくれ」
悠「意味が分からない」
雲水「黙って潜入させようかと思ったけど、バレたら後々面倒だから入学させることにした」
悠「間違っちゃいないけど、何か色々おかしいぞ。どうしてそういうことになってる……」
魁人「向こうの親御さんも将来のことを考えたら大江戸学園を卒業しておいたら箔がつくってことになったんですよ。」
悠「まぁ……そうだろうな。けど、なんでうち?」
魁人「本当はどこか借家を借りさせる予定だったんですが、これ以上無理を効かせると泣きそうだったもんで」
悠「誰が」
魁人「左近殿」
悠「あー……入学の流れとかそういうの全部やらせたんだ。左近に」
弩躬「百目鬼家の方々の頼みとあったら聞かないわけにもいかないしょ」
悠「で、弩躬……いや、ぶっちゃけ弩躬の正式な部下じゃないよな。左近て」
弩躬「遅かれ早かれってやつだよ。あはは」
悠「これはどこがブラックなんだ?十神将か?酉居家か?AAAか?」
雲水「ブラックというか実力主義というやつだろう」
弩躬「そうそう」
魁人「ああ、確かに」
寅「なるほどな」
悠「え、これおれが間違ってんの?」
雲山「間違っているというか常識の枠で父や十神将の面々をとらえるのがダメだと思いますね。」
悠「アッハイ」
久秀「普通に丸め込まれてるじゃない」
悠「だって、なんかだって……」
久秀「この店に寄越すのはいいけど働かせるわよ?」
雲水「好きに使ってくれ。」
悠「店主はおれなんですけど?!」