ー公園ー

「へぇ～亮君の妹なんだ」

俺はこなた達に事情などを説明した。

「可愛い妹さんですね～」

「それに・・・しっかりしてますね・・・」

「だろ？俺もあんな妹が欲しいよ・・・」

「毎日萌えれるね！」

こなたがビッ！と親指を立てる。

「ああ、萌え萌えだ！」

俺も同じ様に指を立てる。
「「あはは・・・」」


ゆたかとみなみは乾いた声で笑っている。

「ゆうにぃお待たせ～」

月美ちゃんが遊び終わって此方に走って来る。

「ゆうにぃ？」

呼び方が亮と同じ様になっている。

「あ//ご、ごめんなさい間違えました//」

月美ちゃんは顔を赤くする。

「いや、是非その呼び方で頼む、っか後敬語も無しでいいぞ。」

「・・・いいの？」

「もちろん！」

俺は笑顔で月美ちゃんの頭を撫でながら言う。

「「・・・」」

ゆたかとみなみが何故か俺を見ている。

「わかった//ありがとゆうにぃ//」

笑顔のドストライクが入る。

「悠遂に小学生にまでフラグを立てちゃったか・・・」

「そこ、何言ってやがるむしろ俺が立てられたわ！」

こなたに突っ込みを入れるが端から聞くとかなーり危険な発言。

「ゆうにぃ、ふらぐって何？」

「気にしなくていい、それより帰るか亮が死んでたら不味いし。」

「うん！」

俺は置いてあった荷物を持ち上げる。

「じゃあまたな、こなた、ゆたか、みなみ」

俺は皆に声を掛け

「またね～悠」

「ゆう先輩さようなら」

「失礼します・・・」

こなた達も一声掛けてくれて俺は月美ちゃんと歩いて行くが

「あ～後、ゆたかとみなみも俺には敬語使わなくていいからな～」

「「！！」」

俺は歩きながらそう言い残して行く。

ー悠の家ー

「「ただいま～」」

俺はとりあえず買った物を冷蔵庫に入れ

「ちょっと亮の様子を見てくるか・・・」

道場に向かった。

ー道場ー

俺は少しだけ扉を開けて中を覗く。

「はぁはぁ、内側から回すように・・・」

亮はルームランナーから降りて足の運びをやっている。

「(ほぅ・・・形はほぼ完成に入ってるな・・・)」

見る限り体は動きは覚えた用だ

「よし、もう一回」

亮がルームランナーに乗りスイッチを入れるが

「(何！？)」

俺は驚いた

トッ トッ トッ トッ

亮はすでに低速で足の運びが出来ている。

「(こいつは嬉しい誤算だ・・・)」

その様子を確認し俺は中に入らず、昼食の準備をすることにした。


ー台所ー

ﾄﾝﾄﾝﾄﾝ

「そうそう、早くなくていいから大きさを揃えて切ればいい」

「はい」

俺は月美ちゃんに料理指導しながら昼食を作りを始めた

「じゃあ、これとこれも切といてくれ」

「はい！」

いい返事が帰ってくる。

「さーて、亮のために体力つくもの作らないとな」

俺も調理を開始する

・・・
・・
・

「よし完成！」

「やったー！」

「月美ちゃん俺は亮を呼んで来るから運んどいてね」
「はーい」

俺は道場に向かった。


ー道場ー

「おーい、亮生きてるか？」

「よ、余裕だ」

亮は汗だくで倒れている。
「そかそかなら、昼飯だ」

俺は手を伸ばし

「お、おう」

亮が掴まり立ち上がる。

「ま、体がちょっと壊れる程度をキープしろよ」

「壊れない程度じゃ無いんだな・・・」

「ははは、気にするなほら飯が冷めるから行くぞ」

亮を引っ張り広間に連れていく。