ー夏休み編ー悪と邪鬼・続
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空高く投げあげられたコマリは、一度空中で停止したが、もちろんすぐに重力に引かれて真下に落ちていく。
このままだと着地のすべはない。
叫びながら目を閉じ、その一瞬を覚悟する。
だが、恐怖はなかった。
ダムっと圧迫が腹部にかかるものの、すぐにそれが安心に変わりコマリはその「安心」腕をまわしていった。
「な、なにするですか!!!急に投げるなんて!!」
左腕でコマリを抱えた悠はいった。
「ごめんな。けど、信じてくれたお陰でコイツを捕まえれたよ」
悠は顎で右側をさした。
そこにはさっきまでは居なかった少女が自分と同じように抱きかかえられていてバタバタと捕まった小動物のように手足を振り回していた。
悠はそっとコマリを降ろして、捕えた少女を逃がさないように両手を頭のうえで掴んで自分の正面に連れてきてマジマジと確認する。
「くそっ!離せ!!みんじゃねぇよ!!」
顔を近づけたら噛みつくぞといわんばかり唸る少女を見ながらコマリはたずねた。
「あ、あの…悠さん、その娘は?」
「ストーカーだ。どうやらコイツのせいで俺の居場所がバレていたらしい。」
コマリは首をかしげた。
それとは対照的に少女は旗色は悪くなり、黙って、にらみつけた。
悠はたんたんっといった。
色白で幼さの見える顔立ちだが目つきはきつめ。
身長は160センチくらいだろう。
「お前の名前とやったことそれに知ってる事を全部いってくれ。そうでないと……少し手荒な真似をしなきゃならなくなる」
「…あたいだって柏さんに使われてる身だ。どんなことをされても話す気なんかないからな!」
再び近づけば噛みつくぞといわんばかりの勢いで悠を威嚇する。
けれども、コマリの目には大型の肉食獣に追い込まれた小動物のように見えてしまっていた。
悠はゆっくりと左手を少女の首に当てる。
「ひゃうん!!」
「あ?」
コマリは慌てていった。
「あ、あの、いくらなんでも、乱暴なことは…」
悠は首を横に振った。
「してない」
「えっ?」
「いや、まだちょっと指先が触れただけなんだけど?」
悠とコマリは揃って少女を見つめた。
相変わらず威嚇満々でにらみ返してくるものの、ふるふると肩を震わせている。
それは怒りや恐怖の行動というより……。
悠はぽつりといった。
「感じてるのか?」
「っな、なにいってんだ!バカ!離…ひゃっ…」
指の先でなぞるように、少女のとがった顎に触れると縮みあがって可愛い声を出す。
悠はその指を喉の方へ滑らせて、こんどは耳の方へとゆっくり、ゆ~っくり撫で上げていく。
「やっ…ぁっ…んんっ…ちょ…やめっ…はっ…ぁん……んんっ」
「ふふ、ふふ…コイツは手荒な真似しなくて済みそうなうえ…楽しめそうだなん♪」
悠は左手をわきわきしながら少女に微笑んだ。
このままだと着地のすべはない。
叫びながら目を閉じ、その一瞬を覚悟する。
だが、恐怖はなかった。
ダムっと圧迫が腹部にかかるものの、すぐにそれが安心に変わりコマリはその「安心」腕をまわしていった。
「な、なにするですか!!!急に投げるなんて!!」
左腕でコマリを抱えた悠はいった。
「ごめんな。けど、信じてくれたお陰でコイツを捕まえれたよ」
悠は顎で右側をさした。
そこにはさっきまでは居なかった少女が自分と同じように抱きかかえられていてバタバタと捕まった小動物のように手足を振り回していた。
悠はそっとコマリを降ろして、捕えた少女を逃がさないように両手を頭のうえで掴んで自分の正面に連れてきてマジマジと確認する。
「くそっ!離せ!!みんじゃねぇよ!!」
顔を近づけたら噛みつくぞといわんばかり唸る少女を見ながらコマリはたずねた。
「あ、あの…悠さん、その娘は?」
「ストーカーだ。どうやらコイツのせいで俺の居場所がバレていたらしい。」
コマリは首をかしげた。
それとは対照的に少女は旗色は悪くなり、黙って、にらみつけた。
悠はたんたんっといった。
色白で幼さの見える顔立ちだが目つきはきつめ。
身長は160センチくらいだろう。
「お前の名前とやったことそれに知ってる事を全部いってくれ。そうでないと……少し手荒な真似をしなきゃならなくなる」
「…あたいだって柏さんに使われてる身だ。どんなことをされても話す気なんかないからな!」
再び近づけば噛みつくぞといわんばかりの勢いで悠を威嚇する。
けれども、コマリの目には大型の肉食獣に追い込まれた小動物のように見えてしまっていた。
悠はゆっくりと左手を少女の首に当てる。
「ひゃうん!!」
「あ?」
コマリは慌てていった。
「あ、あの、いくらなんでも、乱暴なことは…」
悠は首を横に振った。
「してない」
「えっ?」
「いや、まだちょっと指先が触れただけなんだけど?」
悠とコマリは揃って少女を見つめた。
相変わらず威嚇満々でにらみ返してくるものの、ふるふると肩を震わせている。
それは怒りや恐怖の行動というより……。
悠はぽつりといった。
「感じてるのか?」
「っな、なにいってんだ!バカ!離…ひゃっ…」
指の先でなぞるように、少女のとがった顎に触れると縮みあがって可愛い声を出す。
悠はその指を喉の方へ滑らせて、こんどは耳の方へとゆっくり、ゆ~っくり撫で上げていく。
「やっ…ぁっ…んんっ…ちょ…やめっ…はっ…ぁん……んんっ」
「ふふ、ふふ…コイツは手荒な真似しなくて済みそうなうえ…楽しめそうだなん♪」
悠は左手をわきわきしながら少女に微笑んだ。