ー夏休み編ー悪と邪鬼・続
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ーホテル・シュバリェー
「はぁ、やっと休憩か。くそ~…千草め俺を売りやがって…」
肩をグルグルと回して悪態をつく亮にともきがいった。
「けど、良かったんじゃないか。宿題ほとんど終わったんだし。あとは夜さっとやれば明日から何も気にせずに遊べるじゃん。」
「うわ、真面目発言。坂神の頭の堅さが移ったんじゃない……?」
亮は歩くのを止めて柱の陰から整列して居る制服姿の男達を見た。
かなりの人数でロビーフロアーの半分を埋めている。日本人だけでなく外国人も混じっている。
ともきがいった。
「どした?」
「いや……あそこ見てくれ。」
整列したキャスト達の前に立っているのは、小鳥遊柏だ。
「…で…一……出…な」
何を話しているのかは聞こえない。
「怪しいな…。なんで、従業員が勢揃いで柏さんが何か指示してるようにも見える…けど、何をしてるんだ…?ともき。どう思う?」
「う~ん…何とも言えないな。もうすぐ夕飯の時間だしそれの打ち合わせでもしてるんじゃないかな。ほら、柏さんって美食家らしいし。」
「そうかな……おっと。」
話している内に、集会は終わったらしくキャスト達はバラバラと散っていく。
柏さん一人が残ってソファに座っている。
「どうする。きっとそろそろ戻って来るだろうけど一応悠に連絡しとくか?」
亮は眉を八の字にして首を横に振った。
「ダメだ。あのバカ携帯部屋に置きっぱなしみたいでずっと出ないんだよ。」
「じゃあ…一緒に居そうな人にメール入れとくか。」
ともきはポケットから携帯電話を抜いた。
ー運動場ー
太陽が西に傾いてマーブルオレンジがグラウンドを照らしている。
ほんの少し…気持ちばかり気温も下がってきたのが四時を少し回ったところだ。
ここにはもう俺と千夜しか残って居ない。
マツリ達はどこいったか知らないが…まぁ、ほっとこういつの間にか消えてたし。
コマリは鈴猫と千草にさらわれて行った。
連れてくならちゃんと頼むぞといってあるし平気だろう。
脚上げ蹴りで空を切り続けてる千夜に声をかけてドリンクの容器を投げてやる。
「ふぅ…千夜ちゃん休憩しようぜ。干からびちまうぞ。」
伸ばしたままの脚を横に払う。
器用にドリンクの容器を足刀部(そくとうぶ)で受けて、キャッチした。
技術力+5。
「……ちゃん付けすんな。ングッ……ぶっー!??」
「うわっ!汚ねぇ!」
千夜は盛大に吹いた。
ゴホゴホと咳き込んで、口の中に残ってる微かな唾液すら吐き出している。
「ゲホッゲホッ…お前ナニ飲ませ…やがった?」
「ナニってスポーツドリンク(コマリ製)」
「嘘つけや!こんなクソ不味い物がスポドリの訳ねぇだろ!見てみろ!!!」
千夜が吐き出した液体は黄緑色だ。
なにが不気味ってさっきまでは普通だったのに今は粘りけがありそうな感じに形状変化を起こしてる。
これは本当に人体に影響無いのだろうか?
「はぁ、やっと休憩か。くそ~…千草め俺を売りやがって…」
肩をグルグルと回して悪態をつく亮にともきがいった。
「けど、良かったんじゃないか。宿題ほとんど終わったんだし。あとは夜さっとやれば明日から何も気にせずに遊べるじゃん。」
「うわ、真面目発言。坂神の頭の堅さが移ったんじゃない……?」
亮は歩くのを止めて柱の陰から整列して居る制服姿の男達を見た。
かなりの人数でロビーフロアーの半分を埋めている。日本人だけでなく外国人も混じっている。
ともきがいった。
「どした?」
「いや……あそこ見てくれ。」
整列したキャスト達の前に立っているのは、小鳥遊柏だ。
「…で…一……出…な」
何を話しているのかは聞こえない。
「怪しいな…。なんで、従業員が勢揃いで柏さんが何か指示してるようにも見える…けど、何をしてるんだ…?ともき。どう思う?」
「う~ん…何とも言えないな。もうすぐ夕飯の時間だしそれの打ち合わせでもしてるんじゃないかな。ほら、柏さんって美食家らしいし。」
「そうかな……おっと。」
話している内に、集会は終わったらしくキャスト達はバラバラと散っていく。
柏さん一人が残ってソファに座っている。
「どうする。きっとそろそろ戻って来るだろうけど一応悠に連絡しとくか?」
亮は眉を八の字にして首を横に振った。
「ダメだ。あのバカ携帯部屋に置きっぱなしみたいでずっと出ないんだよ。」
「じゃあ…一緒に居そうな人にメール入れとくか。」
ともきはポケットから携帯電話を抜いた。
ー運動場ー
太陽が西に傾いてマーブルオレンジがグラウンドを照らしている。
ほんの少し…気持ちばかり気温も下がってきたのが四時を少し回ったところだ。
ここにはもう俺と千夜しか残って居ない。
マツリ達はどこいったか知らないが…まぁ、ほっとこういつの間にか消えてたし。
コマリは鈴猫と千草にさらわれて行った。
連れてくならちゃんと頼むぞといってあるし平気だろう。
脚上げ蹴りで空を切り続けてる千夜に声をかけてドリンクの容器を投げてやる。
「ふぅ…千夜ちゃん休憩しようぜ。干からびちまうぞ。」
伸ばしたままの脚を横に払う。
器用にドリンクの容器を足刀部(そくとうぶ)で受けて、キャッチした。
技術力+5。
「……ちゃん付けすんな。ングッ……ぶっー!??」
「うわっ!汚ねぇ!」
千夜は盛大に吹いた。
ゴホゴホと咳き込んで、口の中に残ってる微かな唾液すら吐き出している。
「ゲホッゲホッ…お前ナニ飲ませ…やがった?」
「ナニってスポーツドリンク(コマリ製)」
「嘘つけや!こんなクソ不味い物がスポドリの訳ねぇだろ!見てみろ!!!」
千夜が吐き出した液体は黄緑色だ。
なにが不気味ってさっきまでは普通だったのに今は粘りけがありそうな感じに形状変化を起こしてる。
これは本当に人体に影響無いのだろうか?